島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

2019年 春 弦楽器ドイツ買付レポート Part3

みなさま、Guten Morgen!!
日本にいる時よりも早寝早起き、健康的な生活を送れているシマムラストリングス秋葉原:前田でございます。

2019年 春 楽器ドイツ買付レポート Part2はもうご覧いただきましたか?
Part2では、フランクフルトにて買い付けを行い、素敵なヴァイオリンたちとの出会いがありました。
blog.shimamura.co.jp

今回はフランクフルトからライプツィヒへ

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昨夜無事にライプツィヒへ到着し、今朝は早起きをして、合流までライプツィヒの街を散策。
町を歩いてぶらぶらしていると、朝7時からOPENしているベーグル屋さんを発見。

この買付レポートを執筆するためにも、落ち着いて集中する場所が欲しかったので、こちらで朝食を頂くことにしました。
たくさんのメニューの中から、ガーデンサラダ with カットベーグル、キャロットケーキ、そして店員さんオススメのホームメイド・アプリコットティーをオーダーしました。

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キャロットケーキは食べきれず・・・、お持ち帰りにしてもらいました。

さて、レポート執筆にとりかかるぞ~!とガサゴソ準備をしているところに店員さん。
「あそこで食べてもいいのよ?」と満面の笑みでブロックの最上段の席をオススメしてくださいました。

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眺めは良かったのですが、レポートを執筆するには不向き(笑)の席であったため結局マイスターと合流までにホテルで書き上げました。

それではマイスターと、いざ出発~

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ホテルから本日アポイントをとっている工房までにバッハが活躍していたとされる「聖トーマス教会」があります。

マイスター茂木「ねぇねぇ、あれバッハの像じゃない?」

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写真右側にある像がわかりますか??

そう、実はマイスター茂木はJ.S.バッハの熱狂的なマニアなんです。

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バッハ像のポージングを真似て撮影することに楽しくなってしまったマイスター。この後帰り道でも再撮影しました…(笑)

さぁ、アポイントの時間が迫ってきたので急ぎますよ~~
本日おうかがいするのは、残念ながら2年半前に亡くなられた名工:ヨアヒム・シャーデさんの息子「イェンス・シャーデ」さんの工房です。

名工:ヨアヒム・シャーデさんの息子「イェンス・シャーデ」さんの工房へ

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毎回恒例と言っていい程、マイスターは違う部屋の呼び鈴を間違えて押してしまいます…

今日はイェンスさん一人で工房をマネージメントしているそうで、我々の到着後に2件お客様が立て込んで来店され、電話もたくさん鳴っていました。

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たくさんのヴァイオリンが並ぶイェンスさんの工房

工房へ通されると、マイスター茂木はすぐさま楽器をチェック

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お父さまのヨアヒムさん製作の楽器は、20年間ライプツィヒ オーケストラのメンバーに愛用されていたということで(驚)早速試奏させて頂きます。
高音・低音・強い/弱い音など楽器を鳴らし続けること約2時間、どんどん響きが変わり魅力が溢れ出てきました。

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その後、新たに数本試奏させて頂き、あまりの良さに我々の頭の中は「さぁ、どうする?」でいっぱい。

ここで休憩をとり、ランチは前回に引き続き、またまたイタリアン。

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ペンネに嬉々としてフォークを入れるイタリアーノ茂木

後半戦に備えおいしいパスタを頂きながら、永遠に楽器選定について話し合いました。

美味しいイタリアンで英気を養い、再び選定へ

引き続き、イェンスさんの工房にて楽器の選定を行います。

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試奏と検品を繰り返し、悩みに悩み、我々はこちらの2本に決めました!

Joachim Schade, Germany - Halle, ca1980

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Joachim Schade, Germany - Halle, ca1980
1980年代(黄金期)に製作されており、マイスターの検品にもクリアし、大変健康な状態です。時間をかけて鳴らすことにより、様々な表情があらわれます。
音量の幅と音の立ち上がりの速さは、広い空間で弾くほど活かされます。

Sebastian Schade, Germany - Halle, 2018

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Sebastian Schade, Germany - Halle, 2018
音の立ち上がりがピカイチであり、弾いていて大変気持ち良いストラドモデル ヴァイオリンです。
父:ヨアヒムさんが名工:フランケン工房の頃から材木を厳選してストックされているため、新作楽器と思えぬほどの響き・重厚感があります。

今回選定した2本を手に、イェンスさんと記念に1枚

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ここからは趣味全開!?イェンスさんのコレクションを特別に見せていただきました

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選定が終わり、ひと段落したところで、イェンスさんが「僕のコレクションを見せてあげるよ。」と箱をあけてくださいました。

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これにはマイスター茂木も大興奮!
なぜならば、ガルネリ、ファニョーラ、ゴフリラーをはじめとする名器、オールドイタリアンがビッシリとつまっていたからです。

これを見てしまったらマイスター茂木を誰も止められません。

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そのサウンドを確認するべく、一心不乱に弾き比べていきます。

今度は質問攻めのマイスター

落ち着いてきたところで、今度はリペアについて質問攻撃のマイスター。

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イェンスさん、全ての質問に正確に丁寧にお答えいただきました。
本当に今日は1日ありがとうございました!!

最後に前田もイェンスさんと1枚!

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また明日より移動が続きます。素敵な製作家・楽器に巡り合えますように!

頑張った後はやっぱり甘い物…

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この日の夜は聖トーマス教会を眺めながらカフェのデザートで締めくくりました。

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それでは、また次回。Tschüss!!

今回買い付けた楽器は、楽器フェスタでお披露目します

今回マイスター茂木が買い付けを行った楽器は、5月〜7月各地(大阪・横浜みなとみらい・名古屋みなとアクルス・イオンレイクタウン・仙台泉・広島・南船橋・札幌クラシック)の島村楽器で開催される、島村楽器楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
順次情報を公開致しますので、楽器フェスタページもあわせてご覧ください。

www.shimamura.co.jp

シマムラストリングス秋葉原「Facebook」「Twitter」を始めました!!!

今回のレポートと同時進行で買付模様だけでなく、楽器に関する様々な情報をお伝えしていきたいと思いますので、是非フォローをよろしくお願い致します!
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ピアノを弾きたいあなたを応援!電子ピアノ学割キャンペーン始まります!

こんにちは。電子ピアノ開発担当のウシクボです。

年も明けてからあっという間に3月になりましたね。

ご卒業される学生の皆様、そして4月から新入学や進級される皆様、おめでとうございます!

春はみなさんのことがとっても気になる季節なんです

ピアノ開発担当としては、この時期ピアノ弾きの皆様の動向が気になってしょうがないんです。

島村楽器のお店で仕事をしていた頃は、受験シーズンが近づくと

  • 「勉強に専念するからレッスンに通えなくなっちゃうんです…」
  • 「ピアノを弾くのはしばらく我慢!でコンセント抜いちゃいました…」

と学生のみなさんからの声をたくさん聞いていました。

なので、受験が終わった春には

  • 受験でお休みしていたバンド活動をまた始めます!
  • ピアノのレッスンにまた行けるようになりました~!

こんな嬉しい声もたくさん聞いてましたよ!

でもうれしい声だけじゃなく、

「大学生になって一人暮らしをするんだけど、実家のピアノは持っていけないししばらく弾けないかなあ」

と悩んでいる方もいらっしゃるはず!(ほぼ断定)

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

ということで、ウシクボ思いつきました!

ワンルームのおうちにも置きやすい電子ピアノの学割キャンペーンやっちゃおうって!

一人暮らしを始められる方もですが、お子様が習い始めて

  • 「家でもピアノで練習させてあげたいな」

と悩んでる方や、はたまた趣味でやってみたいけど

  • 「ピアノ初めてだから色んな機能があって楽しめるほうがいいし部屋に置いても違和感がない方がいいな」

などなど・・・いろんなお悩みやご相談をいただくんです!この時期!

そんな皆様のお悩みを解決するべく、学割キャンペーンをスタートすることになりました!

春の電子ピアノ学割キャンペーン!

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一人暮らしのお部屋にもスリムで置きやすい、だけどピアノとしての基本性能はきちんと欲しい・・・そんな電子ピアノがあるんですよ!

今回は、お客様からの様々なご要望にお応えしてCASIOさんと島村楽器で共同開発したこの機種で学割をやっちゃいます!

学割キャンペーンについて

期間 2019年3月15日(金)~2019年4月26日(金)
対象条件 小学生以上の学生のお客様(専門学校生含む)
対象商品 CASIO×島村楽器 コラボレーションモデル PX-2000GP
内容 販売価格(税抜)から5,000円OFF!
備考 ※お会計時に学生証のご提示とお申込み書の記入が必要となります。

詳細はぜひ、お近くの島村楽器までお問合せください!

※島村楽器オンラインストアは当キャンペーンの対象外となります。

CASIO×島村楽器 コラボレーションモデル PX-2000GPのご紹介

お客様からお受けする、よくあるご相談ケースごとにおすすめポイントをご紹介していきますね!
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1:進学や入学でこれからお一人暮らしをされる方に!

実はこのピアノ、サイズはこんなにコンパクト!

  • 横幅約140㎝(小学校5年生の平均身長くらい)
  • 奥行き約30㎝(A4サイズの長いほう)
  • 高さ約80㎝(普通のピアノの鍵盤の高さくらい)
  • 重さも34kgという電子ピアノの中では軽量級!

しかも人気カラーのホワイトでお部屋の中での圧迫感もありません。
組立も専門スタッフが設置まで行いますので、ピアノを置く場所だけ用意して頂ければOKなんです。
一度組み立てた後のお引越しの際はベッドや家電と一緒に普通のお引越し業者さんが持っていってくれますよ!
「大学で○年から校舎が変わるから引っ越しがあるんだよな~」という方も安心ですね!

2:春から保育士学科で学ばれる方に!

「大きいピアノは置きにくいし、試験の為だけだからキーボードでも大丈夫ですか?」というご相談お受けします。
もちろん最初は大丈夫ですが、実際の保育園や幼稚園はピアノや電子ピアノが置いてあることが多いですし、お子さんたちに弾き歌いで聴かせる時も表現が大切!保育士になる為の実技試験でもピアノを使うことがほとんどです。
できれば最初の練習からピアノを使って慣れていくのがおすすめです。
このピアノはスリムな外見でも、鍵盤の弾き心地や弾き応えもすごくしっかりしてますし、音の強弱も自然な響きで再現できるように設計してあるので、心強い練習のお供になりますよ!

3:部活などで夜しかピアノが弾けず、音の大きさが心配な方に!

お任せください!電子ピアノならヘッドホンが付けられます!

ピアノの鍵盤の下側に、ヘッドホンの挿し口があるのでそこにジャックを差し込んで頂くだけでOKなんです。もちろん、ヘッドホンモードにしなくても、音量調節ダイヤルがついているので、音は外に出したいけれど音量は下げて・・・ということも可能ですよ!
しかも学割キャンペーン中の4月26日までは、このピアノのご購入特典でヘッドホンもついてきますので更にお得なんです!

4:お子様が習い始めたばかりで続くかどうか不安でピアノを買うのは・・と悩まれている方に!

これもお客様からお受けするご相談のTOP3の一つと言っても過言ではありません・・。
でも小学生になる6歳頃はお指の力もかなり強くなってきますし、なによりレッスン先の環境となるべく同じような状態で練習できるのが肝心です!
スリムでもピアノとしてのしっかりした性能はもちろん、お子様お一人でも操作しやすい日本語表記パネルになっていて、レッスンでよく使われるクラシック名曲なども60曲内蔵されています。
一緒に聴いて、レッスンの参考にしたり楽しんで頂くこともできますよ(*´ω`*)

おすすめポイントを動画でご紹介!

www.youtube.com

新生活&新入学応援フェア開催中です!

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島村楽器各店では、「新生活&新入学応援フェア」を開催中です。
今回紹介した、学割キャンペーン対象ピアノ「CASIO PX-2000GP」以外にも、今がお得な電子ピアノをたくさん紹介しています!

ぜひ実際にピアノをお店で見て・弾いてみてくださいね!
皆様のご来店をお待ちしております!

電子ピアノ開発担当のウシクボでした。

2019年 春 弦楽器ドイツ買付レポート Part2

みなさま、Guten Tag!!
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本日は、レポートPart1でご紹介致しました「Benjamin Schröder(ベンジャミン・シュローダー)」さんの工房兼ご自宅へ訪ねて参りました。
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シュローダーさんは素晴らしいキャリアを持ち、ヨーロッパでは同業者が頼るほどの真のエキスパート、そして3人のお嬢様がいらっしゃる優しいお父様でもあるのです。
マイスター:茂木の細かい質問にも、丁寧に確実にお答え頂きます。
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ノンストップのマイスター茂木の質問攻めに、奥様もヘルプしてくださるほど素敵なご夫婦なのです。
シュローダーさんは毎回、私たちの訪問の際に素晴らしい楽器を揃えてくださいますので、1日がかりで集中して選び抜いて参りました!
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この度も、それはそれはたくさんの素晴らしい楽器があり、選定に大変時間がかかりました…。
大体の候補を絞れてきたところで、一度ブレイクで遅めのランチへ。シュローダーさんと奥様オススメのイタリアンをご紹介頂きました!
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アマトリチャーナとアラビアータにご満悦、なんやかんやイタリアン大好きマイスター茂木。
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お店の雰囲気も良く、イタリアの方が経営されているだけあり、本場の味で大変満足のパスタでした!
さて、心も胃袋も満たされ、残るはヴァイオリン最終選定です。
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何度も弾いて、選んで、悩んで・・・の繰り返し。集中力も必要なので、意外に体力を消耗します!
この後も悩みに悩み、こちらでは最終的に6本買付。
中でもこちらの3本は、初めに試奏した時から私たちにアピールしているかのような輝きを放つ存在感の強いヴァイオリンでした。
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3挺ともフランクフルトの名士:ベンジャミン・シュローダー氏の鑑定書が付属します。
18世紀のドイツの名門:クロッツファミリーのオールド ヴァイオリン、その影響を強く受けた19世紀のスクール作品、そして20世紀前半にここ、地元フランクフルトで活躍したメンツィンガーの作品です。

Klotz Family, Germany - Mittenwald, ca1800
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Klotz School, Germany - Mittenwald
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Gustav Menzinger, Germany - Frankfurt, opus 157 1934
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無事長い選定が終わり、ホッとしたところで奥様から「工房にも行ってみる?」と嬉しいお誘いが。
シュローダーさんのジョークに工房のみなさんがほほ笑む和やかな空間で、オープンされた裏板をポンッと私たちの前に置いてくださったシュローダーさん。
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何気なく見せてくださったこのヴァイオリン、なんと「Jacob Stainer(ヤコブ・シュタイナー)」、しかもオリジナルラベルでした…。
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モダンヴァイオリンのスタイルに改良されたシュタイナーを、また元のバロックヴァイオリンのスタイルに戻す作業をしているのだとか・・・。
あたりを見まわしますと、ドイツオールドヴァイオリンの名器がチラホラ。
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なんでも、フランクフルトでこれから「ヤコブ・シュタイナー 400年祭」があるそうで、シュローダーさんは責任者を務めるとの事。
長年、フランスの老舗でストラディバリウスの修復などをしてきた彼ですが、本当にさすがですね!
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シュローダーさん本当に今日は1日お世話になりました!

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名門シュローダー工房からの素晴らしい楽器が届くのを、心より楽しみにしております!!!!
明日は、フランクフルトからライプチヒへ移動予定です。
ドイツの新幹線バージョンで向かうのですが、なんと4時間もかかるのです…。移動時間がたっぷりあるので、買付レポート3でみなさまへ良いご報告が出来るよう、マイスター茂木と作戦会議をしていきたいと思います!
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ランチを15時にとっていたのでお腹は全く空いていなかったのですが、夜中にお腹が空いて寝られなくなるのは困るよね...という結論で
微妙な時間の18時にぺろりとうどんを平らげました。
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マイスター曰く、本日一番の真剣な眼差しをうどんへ向けていたそうです!
それでは、また!Tschüs!!

今回買い付けた楽器は、楽器フェスタでお披露目します

今回マイスター茂木が買い付けを行った楽器は、5月〜7月各地(大阪・横浜みなとみらい・名古屋みなとアクルス・イオンレイクタウン・仙台泉・広島・南船橋・札幌クラシック)の島村楽器で開催される、島村楽器楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
順次情報を公開致しますので、楽器フェスタページもあわせてご覧ください。

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シマムラストリングス秋葉原「Facebook」「Twitter」を始めました!!!

今回のレポートと同時進行で買付模様だけでなく、楽器に関する様々な情報をお伝えしていきたいと思いますので、是非フォローをよろしくお願い致します!
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2019年 春 弦楽器ドイツ買付レポート Part1

みなさま、GutenTag!!
2017年秋のイタリア買付レポートぶりの、シマムラストリングス秋葉原の前田でございます。

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自称「レインマン」こと半端ない雨男(ハワイをうん十年ぶりの台風にした男)でありますマイスター茂木と共に降り立ったフランクフルト。既に暗雲立ち込めるパッとしない曇り空。ドイツの週間予報は全て雨。
この春は、ドイツ9日間を全て鉄道だけで巡る、「買い付け電車旅」に行って参ります!
このブログを通して、少しでも旅の様子をご一緒に味わって頂けるよう一生懸命執筆します。どうぞよろしくお願い致します!
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羽田空港でカステラと日本茶で落ち着く、お茶の間マイスター茂木。
また、この度シマムラストリングス秋葉原では「Facebook」「Twitter」を始めました!!!
こちらのレポートと同時進行で買付模様をお伝えしていきたいと思いますので、是非フォローをよろしくお願い致します!

フランクフルト空港へ到着しますと、マイスターすぐに飛行場をパシャリ。
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ドイツで10年以上の歳月を過ごしたマイスター茂木にとっては、約8年ぶりのドイツだけをじっくり巡る買付とのことで、大変ワクワクしている(?)ご様子です。
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明日は、最初の訪問先としてBenjamin Schrö̈der(ベンジャミン・シュローダー)さんの工房へ訪問致します。
シュローダーさんは、ドイツ法廷鑑定人であり、ドイツ屈指の優秀なマイスターです。


夕方の到着でしたので、今日はご飯を食べて明日に備えます。初日の夜ごはんです。

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シュニッツェル(ドイツ版とんかつ)を肴に「飲むパン」と呼ばれる麦の香り高いクロンバッハ・ピルスを頂く、酒豪マイスター茂木。私はチキンラップです。
こちらのお店は大行列だったフライドポテト屋さん。
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お腹いっぱいでなければ、トライしたいところでした・・・。

明日より移動の毎日となりますが、素敵な楽器に、そして素晴らしい出会いがありますように!
それでは、買付レポート2でまたお会いしましょう!Tschüss!!

今回買い付けた楽器は、楽器フェスタでお披露目します

今回マイスター茂木が買い付けを行った楽器は、5月〜7月各地(大阪・横浜みなとみらい・名古屋みなとアクルス・イオンレイクタウン・仙台泉・広島・南船橋・札幌クラシック)の島村楽器で開催される、島村楽器楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
順次情報を公開致しますので、楽器フェスタページもあわせてご覧ください。


話題のアルトサックスがモデルチェンジ!! YAMAHA YAS-62LSEIIのご紹介

皆さまこんにちは!管楽器担当のホリコシです!
島村楽器×YAMAHAコラボレーションモデルのアルトサックスYAS-62LSEがリリースされて2年。
さらに改良を加えた第二世代モデルを発売する事になりました!
その名も「YAS-62LSEⅡ」・・ええ。第二世代モデルですから、Ⅱですね(笑)

今回はYAS-62LSEの魅力と、第二世代モデルの変更点について、バッチリとお伝えしたいと思います。

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そもそもLSEⅡってどんな楽器なの?

品番にあるとおり、YAMAHAを代表するアルトサックスYAS-62をベースにカスタムされたモデルです。
諸説あるとは思いますが、YAS-62は世界で一番売れているサックスと言われるくらいですから、その完成度の高さは言うまでもありません。
そこに新しいエッセンスを加えて、幅広いサックス愛好家の方に使用して頂けるものをお届けしたい!と言うのが始まりです。
YAS-62のエッセンスを残しつつ、一味違う魅力を持ったモデルになります。

LSEⅡこだわりのポイント!

ネックレシーバーを洋白材に変更

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カスタムクラスの楽器には標準装備されている、洋白材のネックレシーバーを搭載!
「ここで音が変わるの?」と言う方も多いのですが、変わります!!
従来は真鍮製のレシーバーを搭載しておりましたが、より強度の高い洋白材にすることで、
ネックをしっかりと固定してくれます。
そうする事で、ネックから管体へより効率よく音が伝わってくれるのです。

カスタムE-1ネック搭載

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カスタムE-1ネックを搭載することで、より軽快な吹奏感で演奏を楽しんで頂けるようになりました。

プラスティック・メタルレゾネーターパッドの混合使用

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LSEシリーズ最大の魅力はココです!

まずはレゾネーターについておさらいですが、レゾネーターとは、パッドの中央部分にある、丸状の反射板の事を指します。
ここの素材が金属製かプラスティック製かで、音に変化をもたらす事ができるのです。

通常YAS-62にはプラスティックレゾネーターが装着されているのですが、
LSEは、メタルとプラスティックの両方を混合で装着しているのです。
そうする事によって、YAMAHAサックスならではの暖かい音色に加えて、高い運動性をプラスさせています。

LSEではクローズドキーの一部にメタルレゾネーターを装着しております。


と、ここまでは前作のLSEと共通の仕様になりますが、大事なポイントですので触れておきました(笑)



さてここからはLSEⅡとなってさらにパワーアップしたポイントです!

可動式フロントFキー

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可動式フロントFキーを採用することで、HighFキーの細かなキーの開きが調整できるようになりました。
こまかなポイントかも知れませんが、演奏する上で、ピッチ・音色・音抜けに影響が出るポイントなので、
とても大事なポイントなのです!

白蝶貝付テーブルG#キー

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こちらのキーは左手小指で動かすため、演奏する上で多くの奏者を悩ませる場所だったりします。
ここに白蝶貝を装着することで、より少ない力でキーを動かす事ができるようになり、
指を置いた際に滑り止めの役割も果たします。


以上がこだわりのポイントです!
LSEⅡになった事で、より高度な音楽表現が可能になりました。

LSEⅡインフォメーション

型名 YAS-62LSEII
販売価格 298,500円(税抜)、322,380円(税込)
  • 管体:イエローブラス/ゴールドラッカー仕上げ
  • キー:イエローブラス/ゴールドラッカー仕上げ
  • 付属キー:フロントFキー/HighF#キー
  • 付属品:ケース/マウスピース/リガチャー/キャップ/ストラップ/クロス/グリス


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島村楽器×YAMAHAコラボレーションモデルYAS-62LSEⅡを、お近くの島村楽器でぜひお試しくださいませ!!

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