島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

九州ビッグバンド 第2回合同練習レポート!【ユアステだよりPart4】

こんにちは。音教企画課のタカセです。

暑い日が続いていますね。今年の「YOUR STAGE」は、初日の九州会場が8月4日(土)。東京会場は8月8日(水)~14日(火)の7日間です。
ということで、真夏のビッグイベントまで、ついに1ヶ月を切りました!この【ユアステだより】でご紹介させていただいているご出演者の皆様も、本番に向けてますますパワーアップしています!

前回のPart3では、定年退職後にピアノを始められ、ピアノソロで初出演されるNさんにご登場いただき、ピアノへの熱い想いや演奏曲の選曲秘話、現在の練習方法などをご紹介させていただきました。

そして今回は、Part2でご紹介しました「九州 大編成ビッグバンド」の第2回合同練習の様子を、担当インストラクターのカワシマによるレポートと共にお送りいたします。

進化するビッグバンド♪ 合同練習レポート第2弾!

1回目の合同練習から1ヶ月が経ち、「九州ビッグバンド」第2回目の合同練習がやってまいりました。
前回の練習開始前は、参加メンバーの皆さんのドキドキや不安が伝わってきて会場にも緊張感が漂っていたようですが、今回は、席が近い方同志で「どんな練習したのー?」「練習できてなくてやばいですー!」などとお話をしながら、ワイワイと和やかな雰囲気で賑やかに準備をされていたそうです。
初回に比べて、皆さんだいぶリラックスされていたようですね♪

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写真だけでも演奏の迫力が伝わってきます♪ 担当カワシマ(左)の指揮も気合いが入ります

心強いサポートメンバーも加わりパワーアップ!

今回はご出演会員の皆さんのほかに、本番当日に舞台で演奏サポートをする講師・インストラクターも練習に参加しました。
ドラムのタシロ先生、トランペットのマエダ先生、ピアノのインストラクタークスモト、バリトンサックスのインストラクターネモトが加わり、前回にも増してゴージャスな厚みのあるサウンドに!

練習での変化は?担当カワシマに聞きました♪

カワシマより

今回は、テンポの速い「イン・ザ・ムード」から練習をスタートしました。
皆さん前回よりも、難しいリズムや早いフレーズも自信を持って吹けている方が多かったです。
仕上げまでの課題が多かったイン・ザ・ムードも、本番のテンポにかなり近づくことが出来ました。
前回アドバイスをした細かい音のニュアンスなども、皆さん1ヶ月間しっかりと練習されてきてとてもレベルアップしました。
指揮をしながら、すごいパワーと変化を間近で感じることができました。

そしてもう1曲、「ムーンライト・セレナーデ」。技術的にはイン・ザ・ムードのほうが難しいので、ムーンライト・セレナーデはあまり練習していなかったり、忘れていたりするかな?と、ちらりと不安がよぎりましたが、この曲もよく練習が出来ていてスムーズな流れになっていました!

アンサンブルで難しいのは「周りの音を聴きながら吹く」こと。
自分の演奏に集中しすぎると、他の人の音やメトロノームが聴こえなくなることがよくあります。
でも、前回の練習で課題とした「他のパートの音を聴く」「それぞれの役割を知る」ことを皆さんよく理解されていて、思わず指揮をしながら泣きそうになってしまいました。
メンバー皆さんの音の変化が、本当に嬉しかったです!

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左:アルトサックスの方々 右:バリトンサックスHさん マウスピースを新調して音量3割増し!

ビッグバンドの楽器と人数♪

この「ユアステだより」では今回で3回目の紹介になった「九州ビッグバンド」ですが、”そもそも、どの楽器の人が何人いるの?”と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
せっかくなのでここで少し、基本的なビッグバンドと、今回の九州ビッグバンドの編成をご紹介したいと思います。

基本の編成とは?

ビッグバンドとは、大編成で演奏されるジャズのジャンルのことを指します。
一般的な人数は、

  • サックスが5名(アルト2名・テナー2名・バリトン1名)
  • トランペット4名
  • トロンボーン4名
  • リズムセクション4名(ピアノ・ギター・ベース・ドラム)

の計17名と言われています。
JAZZスタンダードでは「グレン・ミラー 楽団」が有名で、今回九州で演奏されるムーン・ライト・セレナーデも実はグレン・ミラーの曲です♪

九州大編成ビッグバンドの編成は?

全体の人数は49名と、一般的なビッグバンドのほぼ3倍の人数!
そして楽器の編成は、

  • サックスだけで41名!(ソプラノ1名・アルト28名・テナー9名・バリトン3名)
  • クラリネット2名
  • トランペット4名
  • リズムセクション2名(ピアノ・ドラム)

です。
サックスの人数が圧倒的に多いのが特徴ですね。
ソプラノサックスやクラリネットは基本的に編成には加わらない楽器だそうなので、大規模で面白い編成のビッグバンドと言えるのではないでしょうか。
使用している楽譜も、今回の編成に合わせて担当カワシマがアレンジしたもの。
どんなサウンドになるのか、仕上がりが楽しみです!

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テナーサックスリーダーのUさん(右)いつも「もっと大きく吹きましょうよー!!」とパートメンバーをパワフルに盛り上げてくださいます

サポートメンバーも本番に向けて気合いが入ります

メンバーに加わる講師・インストラクターも楽しみながら、サウンドを支えます。
応援コメント:

私もYOUR STAGE初体験でドキドキしています!一緒に楽しんでSwingしましょう!
(ドラム講師:タシロ)

皆さんと一緒に演奏できるのが今からとても楽しみです!精一杯サポートさせていただきます!
(ピアノインストラクター:クスモト)

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左:右奥がドラムのタシロ先生 右:ピアノの奥にピアノインストラクターのクスモト

合同練習は次回がラスト♪

3回行われる合同練習も、いよいよ次がラストの3回目。
本番は8月4日ですから、本格的にラストスパートに入ります。

カワシマより

この2回の練習で、それぞれの曲の細かい部分の確認が出来たので、3回目の練習では、ムーンライト・セレナーデは”美しくムードのある音色とハーモニーで”、イン・ザ・ムードは”テンポ140で切れ味鋭いニュアンスとリズムで”というテーマで、仕上げに入ろうと思います!

そして、『これはホールで聴かないともったいないですよ!!』と力強いコメントも!
ご興味のある方、お近くの方、ぜひ当日、福岡のFFGホールに聴きにいらしてください!

次回はピアノのNさんの近況をご報告!

Part5では、8月9日(木)サントリーホールにピアノでご出演されるNさんの、本番の衣装や、プレコンサート前の準備や練習など、本番当日まで1ヶ月をきったNさんのご様子をお送りします。お楽しみに!

その他のユアステだよりはこちら



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詳細・チケット購入方法はこちらで確認できます
www.shimamura.co.jp

2018年春 マイスター茂木のヨーロッパ買付日記 その8 <ベルギー編>

2018年の春最後の買付けの地は、ベルギーのブリュッセルです。
パリからフランスの新幹線タリスに乗り3時間ほどですので、今までも日帰りで何度も往復していましたが、今回はブリュッセルから帰国便に乗るので久しぶりに1泊することになりました。
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早朝6時半のパリ北駅には既に多くの列車待ちの人々でごった返しています。長距離列車ホームには金属探知機が、、機関銃武装の兵士もパトロール中、職務質問される外人も少なくありません。
列車到着までの間、とても寒いので軽く朝食をとることに。
吹きっさらしのホームの端っこですから、暖かいカプチーノ&出来たてのクロワッサンが有難い!!!
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ブリュッセルには世界的弓製作家&エキスパートのギヨーム氏が工房を構えており、ここでオールドフレンチボーを選ぶために、以前から大量に良質弓を集めてもらうよう特別にお願いをしていました。
おとぎの国のような建物が並ぶ街並みの一角に工房があります。
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通された部屋には所狭しと70本ほどの大量の弓が準備されていました!
しかもメンテもクリーニングもしっかりされており、毛も新品とは、、!
ここから検品、試奏して厳選できるなんて、ちょっと興奮しますね!
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ギヨーム氏も一緒に松脂塗り。
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70本もあるとさすがに日が暮れるまで・・・というコースになります。
ランチも忘れて選定に没頭する我々を、弓のセレクトは未だ終了していませんでしたが、ギヨーム氏の提案で一緒に食事に出ました。
そして、ランチ後通りに出ると偶然の再会が待っていました、、、。
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以前、東京のラ・フォル・ジュルネ・オウ・ジャポン音楽祭で知り合った、ベルギーのバイオリニスト:グートマン氏が丁度車から降りてくるところでした!
michael-guttman.com
私が声を掛けると、彼もギヨーム工房に用事があったとのこと。
全員で一緒に工房に戻ることになったのです。しかし、まさかその後にさらなる展開が待っていたとは・・・。
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グートマン氏は偶然にも、先日手に入れた名器J.B.Vuillaume、しかも19世紀にヴィヨームが製作したガルネリコピーであの名手イザイ愛用していた名器中の名器の調整に来たのです!!なんという幸運でしょう!!!!
www.thestrad.com
オールドフレンチボー最後の名工"Eugene Sartory"の選定では、極上の「初期タイプ」と「中期タイプ」、2本がありましたが、どちらにするか決めかねていて、頭を悩ませていました。
我々は失礼を承知の上で、ソリストのグートマン氏にも試奏をお願いし(しかもYsayeのVuillaumeで演奏・・・)、彼の意見を聞くことにしました!
なんて贅沢なシチュエーション!!!!
恐れ多すぎて、演奏中の写真撮影は自粛。(皆さん申し訳ありません。)
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グートマン氏の試奏とお墨付きも頂き、完全に予算オーバーでしたが、このような幸運に恵まれることは滅多にありませんので、結局2本とも買付けすることで決定!!

Eugene Sartory, France - Paris, 1895
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サルトリーの貴重な初期タイプは、しなやかで繊細な表現力が豊か。

Eugene Sartory, France - Paris, 1920
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中期タイプ(E.Sartory/1920) は独特の力強さと明快な表現力が特徴です。

ですが、どちらもサルトリ特有の強さをハッキリと持っている逸品です。

実は、ここに来る前にパリでサルトリーとは運命的な縁を感じていました。
サルトリーの遺品を管理するところで、サルトリー愛用のカンナ、バーナー、弓のスタンプ、オリジナルの領収書まで見る機会があり、弓の時代別の特徴、音質の秘密まで密かに教えてもらいました。    

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この額の中の写真の方が、Eugene Sartoryさんです!

そして初心者~プロ用まで、他にも優れたオールドボーをこれだけ厳選出来ました。
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日本の方々にご紹介する日が待ち遠しいです。
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素晴らしい弓との出会いを教えてくれたギヨーム氏と最後にパチリ、有難うございました。
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さあ怒涛の6日間買付けが終了し、最後はもちろんベルギービールで乾杯です!!!
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これらの楽器はすべて秋葉原工房で完全調整されて、全国の楽器フェスタ会場を回っていきます。
皆様と買付け楽器との良い出会いがありますことを、心より願っております。

最後まで読んでくださいまして、有難うございました。
シマムラストリングス秋葉原 茂木


今回買い付けた楽器は、楽器フェスタでお披露目します

今回マイスター茂木が買い付けを行った楽器は、5月〜7月各地(横浜みなとみらい・大阪・札幌・仙台・イオンレイクタウン・名古屋・佐久平・広島・奈良・南船橋)の島村楽器で開催される、島村楽器楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
順次情報を公開致しますので、楽器フェスタページもあわせてご覧ください。

www.shimamura.co.jp

2018年春 マイスター茂木のヨーロッパ買付日記 その7 <フランス編>

皆さま、ぼんじょるの!
マイスター茂木(もてき)です。

イタリア・クレモナでの買付けが終了して、いよいよパリに移動です。 
雪は降っていませんが朝はまだ寒く、完全防寒でクレモナ駅から大混雑のミラノ中央駅に移動しました。

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電光掲示板に乗車列車がなかなか表示されず・・・、皆さん上を見上げてますね。
ミラノ空港でのイタリア最後の食事は、、もちろんイタリアンです。
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空港内の行きつけ定番リストランテにて。各々パスタと大きなグリーンサラダで満腹に!
ボンジュール~パリ!
1日がかりのクレモナ~パリ移動、夕闇迫るパリ市内に到着しました。
本日はもう遅くてどこもクローズしていますので、ホテルへ直行しチェックインしたところで仕事終了。
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窓からの街並み、夕闇のブルーがいかにもパリの雰囲気を醸し出していますでしょ?
前を歩く学生さんたちが楽器ケースを背負っているではないですか~。
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さすが、芸術の都ですね。
さて、翌朝。早朝からParis買付スタートです!
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Parisの朝はいつもカフェオレです~
フランスには優れた弓製作家が昔から多く、パリでは弓の買付けが中心となります。
まず最初に尋ねたのは世界的弓製作家のサンドリーヌ・ラファンです。
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女流作家としても世界的に貴重な職人さんです。
いつもの地下の試奏スペースで、大量の弓を厳選セレクトしていきます。
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彼女と共同製作家が作り出す弓は、なかなか他の弓では出せない、柔らかくて温色系の音色が出せるのが最大の特徴です。
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今回は虎目のフェルナンブーコが美しい「ヴィオラ弓」も1本GETしてます!ヴィオラ弾きの皆さん、要注目です!!
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弾き心地もしなやかで、日本でもファンが急増中ですよ~!
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素晴らしいVoirinも発見!?貴重なアイテムです!!
さぁ、日程的にパリは今日1日のみの買付けなので、どんどん回ります!
次に訪問したのは日本でもその名前が知られているクリストフ・シェファーの弓を買付けです。
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弓も楽器本体同様、1本づつ個体差がありますので、ご用意くださった9本の中から・・・
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弾いて、メモして、弾いて、メモして、悩んで、議論して、また弾いて・・・、
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この4本を厳選セレクトしました!!!!
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上2本がペルソワタイプ。力強さと吸いつきの良さが特徴。下2本がサルトリタイプ。弾きやすさとクリアーな音色が特徴です。
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シェーファーの買い付けが終わって通りに出ると、思い出深い名前が目に入りました。
昨年惜しくも亡くなられた世界最高の弓エキスパート、Bernard Millant氏の店看板です。
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1980年代にミラン氏が初来日した折に私も一緒に仕事をさせてもらい、鎌倉に家族を案内した思い出が蘇りました。

さて、クレモナで新しいイタリアバイオリンばかりを買付けたので、今度は渋くて深みのある古い楽器が欲しいところです。
これから行く店でモダン~できればオールドで、フランス系ドイツ系をと用意してもらいました。
すると、プロ奏者に試奏して頂き、手ごろなプライスで音色の良いモダン楽器を複数本セレクトできました。
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そしてそして、念願の18世紀のオールドジャーマン・バイオリンを見つけました!!! 

Jakob Steiner School, Germany, ca1700 - 1720
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外観も音色も探し求めていた条件にピッタリの1本です。
これで演奏してもらったバッハの無伴奏は、、仕事を忘れて至福の時を感じました。
ヴァイオリニスト:井阪美恵さんに、J.S.Bach「シャコンヌ」を演奏して頂きましたので、是非こちらの音色もご堪能下さい!
www.youtube.com
※"Jakob Steiner School"は、本ブログ掲載前にご成約済みとなりました。予めご了承くださいませ。

パリの買付けは無事終了し、途中挨拶に寄った先で見せてもらったのは、、、、
さる財団所有の世界最高の名器でした。名器たる風格がこんな断片的な写真からもビシビシ伝わるところが凄いですね。それにしても美しい、、、、
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さて怒涛のパリの1日が終了しました、明日ラストのベルギー・ブリュッセルへ行きます。
ディナーをしっかり食べたにもかかわらず、最後の打ち合わせと称して軽く一杯飲みに出ました。

何かつまみでもというリクエストにウエイターが持ってきたのは、、食べきれるか途方に暮れるボリュームの、ハムチーズ盛り合わせでした。
さてさて、明日はオールドボーの名工サルトリーを準備してもらっています、今夜はワクワクドキドキの期待一杯で寝れるでしょうか!?
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それでは、今日はこの辺で。Au revoir!!

今回買い付けた楽器は、楽器フェスタでお披露目します

今回マイスター茂木が買い付けを行った楽器は、5月〜7月各地(横浜みなとみらい・大阪・札幌・仙台・イオンレイクタウン・名古屋・佐久平・広島・奈良・南船橋)の島村楽器で開催される、島村楽器楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
順次情報を公開致しますので、楽器フェスタページもあわせてご覧ください。

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HISTORYケーブル(シールド)のパッケージが新しくなりました!

皆さんこんにちは。
開発担当のフジモトです。

今春、多くのファンを持つHISTORYケーブルをリニューアルいたしました。
黒系から真逆の白系へのパッケージのカラーチェンジは、画像をご覧いただければ直ぐにわかるほど変貌をとげています。
もちろん新しくなったのはパッケージだけではありませんので、そちらも併せてご紹介したいと思います。
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従来のHISTORYケーブルにはELITEシリーズ&PROシリーズがありましたが、今回はパッケージだけではなくラインナップも見直し、ELITEシリーズはスタンダードシリーズとして生まれ変わりました。

より上を目指して音を再構築しました。

STANDARD(GUITAR/BASS)

新規採用のプラグは、これまで以上にビビット感が増して、音のキレとパワーを兼ね備えています。
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STANDARD PATCH

パッチケーブルは新規に設計されたミニプラグを採用しています。
取り回しやエフェクトボード内でも場所をとらずケーブル類がまとめやすくなります。
音の傾向はSTANDARD(GUITAR/BASS)と同じです。
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特色を表すレベルメーター

ギター用のシールドといっても多種多様で、自分に合ったシールドを探す時に、何をポイントにしたら良いのか・・・迷ったり悩んだりすることもあるかと思います。

今回のパッケージには、、音の特徴がイメージしやすくなるように、アタック感&音域の強弱を表記していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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赤枠部分。音の特徴が表示されています。

STANDARD(GUITAR)

コードをかき鳴らしながらシャウトするボーカリストにピッタリのシールドです。
パワー感も兼ね備えていますのでリードギターのソロ時にも音抜けの良さが体感できます。
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STANDARD(BASS)

フィンガーピッキングでは中低音域の厚みを、ピック弾きではタイトさをフィーチャーした骨太のサウンドです。ベーシストから低音をメインとした多ギターにもおススメです。
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PRO(EXTRA NATURAL)

全体的にパワー感のあるリッチなサウンドです。
ピッキング時のレスポンスやニュアンスを重視したい方に最適です。

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PRO(ULTRA BASS)

チューブアンプ、ソリッドステート問わず、太くしっかりとしたサウンドが体感できます。
バンドの音に埋もれない存在感のあるサウンドです。

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STANDARD PATCH

複数のエフェクターを接続した時に減衰しがちなトーンが気になる方に最適なパッチケーブルです。
エフェクトの効き、かかり具合が気になる方にもおススメです。

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音色比較動画(クリーン)

エリートシリーズとスタンダードシリーズの音色比較動画です。
HISTORYギターとBad Cat Bobcat 20Rを使用しクリーンサウンドを出しています。
ギターからアンプへはHISTORYシールドのみです。
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音色比較動画(クランチ)

エリートシリーズとスタンダードシリーズの音色比較動画です。
HISTORYギターとBad Cat Bobcat 20Rを使用しクランチサウンドを出しています。
ギターからアンプへはHISTORYシールドのみです。
youtu.be

音色比較動画(ドライブ)

エリートシリーズとスタンダードシリーズの音色比較動画です。
音色は少し歪み感を出したドライブサウンドです。
HISTORYギターからBad Cat Bobcat 20Rアンプへ直インしています。

youtu.be


低音域の歪感だけではなくフレーズの後半に出てくる高音の単音サウンドでも比較してみてください。
音抜けだけではなくキレや煌びやかさがあることでフレーズに力強さが出ています。

出したい音を大切に・・・

今回のリニューアルは、HISTORYケーブルの特長をわかりやすく配置し、選びやすいデザインを採用しています。
ギター、ベース用のケーブルは、良し悪しだけではなく、質感や音の傾向が大事なポイントになると思います。

弾ける機会がありましたら、ぜひご自分で弾いてみてください。
実際に比べてみると思った以上に違いがわかります。
これは聴感上の違いだけではなく、試奏感も音質に大きな影響を及ぼすからです。
ケーブルもギターの音色を決める大事な要素の一つです。
今回のリニューアルが、ご自分のプレイスタイルに合わせて、ベストなケーブルを選んでいただくヒントになれば幸いです。

取り扱い

全国島村楽器にて取り扱いしております。

お求めの際にはお近くの店舗へ在庫の確認をお願いいたします。

オンラインストアでも販売しております。


※上記以外の長さやプラグのタイプをお探しの場合はこちらをご覧下さい。
HISTORY ケーブル シールド 一覧



皆様のご来店をお待ちしています。

ご出演者Nさんのピアノへの想いと裏側をレポート!【ユアステだより Part3】

こんにちは!音教企画課のタカセです。

真夏のビッグイベント「YOUR STAGE」2組のご出演者の、本番までの裏側をお届けしているこのユアステだより。おかげ様で第3弾を迎えることができました。
ご覧いただいているみなさん、ありがとうございます!

Part2では、九州大編成ビッグバンドの初の合同練習の様子をレポートさせていただきました。メンバーの皆さんの楽しそうな様子や緊張感などが少しでも伝わっていたら嬉しいです。

前回は40名という大勢のご出演者の特集でしたが、今回は、定年退職後にピアノを始められ、今年ピアノソロでユアステ初出演のNさんにご登場いただきます。
本番の演奏曲『ペルシャの市場にて』を選曲された背景や想い、そして現在のレッスンや練習の様子を、ミュージックサロン浦安でNさんのレッスンを担当するインストラクター「ワカタビ」によるレポートを交えてお送りします。

本番まであと2ヶ月弱!ピアノのNさんの想い

昨年のユアステでOver50公演(オーバーフィフティー公演:50代以上の方が出演する公演)を会場でご覧になり、今年のご出演を決意されたNさん。
8月9日(木)のOver50公演で、ケテルビー作曲『ペルシャの市場にて』という曲を演奏されます。

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Nさん(右)と担当インストラクターワカタビ。店頭のYOUR STAGE告知コーナーにて

選曲のヒミツ

ユアステでは毎回、ご出演されるお一人お一人からコメントをいただき、当日会場で配布するプログラムに掲載し、さらに本番の演奏前に司会の方が読み上げて紹介をさせていただいています。
ご出演者の想いが詰まったコメントを読みながら本番の演奏を聴いていると、つい気持ちが入って、ジ~ンとこみ上げてきてしまうというのも、ユアステならではの事のひとつなのです。

Nさんの実際の「コメント」がこちらです!

65歳の定年退職を機に習い始めましたが、なかなか上手になれません。中学生の頃に聴いた異国趣味的な本曲が心に残り、挑戦した次第です。
以前旅行したイランの市場での雰囲気を醸し出せれば良いのですが。。。

なんと、中学生の時の思い出の曲なのですね!

もう少し詳しく、ワカタビに聞いてみました。

Nさんは、地理の分野に精通されていて、「シルクロードの道のり」をご自身のレッスンの旅路として、演奏曲を選ばれています。
これまでの発表会でも、「昴」でシルクロードのスタート地点とされている中国を、「異邦人」で中央アジアをイメージして選曲・演奏され、そして現在の「ペルシャの市場にて」ではイランをイメージしながら練習に励んでいらっしゃいます。
今後の目標として、イスタンブールへの終着を目指して「トルコ行進曲」を弾けるようになりたいと、活き活きとお話くださいました。
お好きなことをテーマとしてレッスンに取り組んでいることについて、「そのほうがやりがいがあるじゃない!!」と仰っています。

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Part1でもご紹介した楽譜。書き込みが増えてきました♪

現在のレッスンポイント

現在は主に、曲に込められたストーリーを表現できるように、テンポの変化や、強弱の幅を広げるための練習に取り組んでいるそうです。

ワカタビより

曲の場面ごとの特徴を表現できるよう、楽譜にテンポ・強弱・楽語の書き込みを加えながら(楽譜をよく見ると書かれています。強弱はppピアニッシモからfffフォルテ3つまで!)、それぞれの場面のイメージを膨らませています。
原曲は管楽で様々な楽器で演奏されているため、Nさんの弾きたいイメージに近い音質を作るためのタッチ感を一緒に探求しているところです。

より音楽的な演奏に向けて、レッスンの充実している様子が伺えます!Nさんならではの表現で曲が仕上がっていくのが楽しみですね。

Nさんの新たな練習方法 お助けアイテムとは?

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実際に使用している、メトロノーム(左)とレコーダー(右)

最近、レコーダーを購入されたというNさん。曲の表現をより豊かにするため、タッチの変化(レガートやスタッカート、アクセントなど)や音質の変化、全体のハーモニーバランスを客観的に聴けるようにと、練習への導入を決められました。
レッスンの際に、ご自身の演奏や、ワカタビの模範演奏を録音して持ち帰り、ご自宅でも聴きながら練習をされているそうです。
メトロノームは、曲の中で2つの異なるテンポ(賑やかな情景部分は♩=95、美しい王女が現れる部分は♩=70)を設定しているので、そのテンポに慣れていけるように練習で使用しているとの事。

わたくしタカセもピアノを弾くのでよく分かるのですが、必死に弾いていると指の動きに集中してしまって、なかなか自分が出している音が聴こえてこないものなんですよね。
録音して聴いてみると「どんどん速くなっているな」とか「クレッシェンドしているつもりだったけど音量変わってない?」「ここは意外に良い感じに弾けてる」など、自分の状態がよくわかるので、録音はとっても大事な練習なのです。

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お気に入りのレッスンアイテムと共に、楽しそうなNさん。良い笑顔です!!

ご自身の大きなテーマを持ってピアノに取り組んでいらっしゃるNさん。
普段のレッスンや練習では、曲だけでなく、教本を用いた指のトレーニングも演奏の土台となる基礎練習として日々欠かさず行っていらっしゃるのだそうです。
熱心に、楽しみながら努力されている姿、素晴らしいですよね!

そして、本番当日には奥様が応援にいらっしゃるとの事!心強いですね。奥様もさぞかし楽しみにされていることでしょう。

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ミュージックサロン浦安のユアステ担当ヤマガミ。皆でご出演者を応援しています♪

本番までますます目が離せないNさんについては、Part5で再びレポートさせていただきます。
それではまた次回の記事もよろしくお願いいたします!

次回は九州ビッグバンドを再びレポート!

Part4では、九州ビッグバンドの第2回目合同練習の様子をお届けします。
第1回目の練習と比べてどんな変化があったのか?そもそもビッグバンドってどんな楽器構成でできているの?など、より掘り下げてお伝えする予定ですので、是非お楽しみに!

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