こんにちは。Web担当のサトウです。
「Web担当も自分の楽器をリペアに出してみた」シリーズもいよいよ最終回です。
前回はリペアマン本田が修理の様子を一部始終レポートしてくれました!
どんどんきれいになっていく様子にワクワクどきどきを隠せない私の元に、受付店舗から修理品到着を知らせるお電話が。
待ってましたよ〜!さっそく錦糸町リヴィン店へGO!
いざ受取へ!
お店を訪れると、受付を担当してくれた木村さんがカウンターで待ち構えていました。
控えの伝票お渡しすると、
「今お持ちしますね〜」と、お店の奥から修理品のギターを持ってきてくれました。
おお!私のギター!おかえりなさい!
まずは修理品の状態チェック
「じゃあ早速お会計して…」ではなく。
店頭で修理品を受け取る際は、必ずお店のスタッフと一緒に楽器の状態をチェックしていきます。
修理箇所がしっかり直っているか1つずつ見ていきましょう!
ジャック交換
プレートも交換され、きれいに平らな状態に戻りました!
欠けた塗装はあえて直しませんでしたが、仕上がった状態をみてもほとんどプレートで隠れて気にならないので、個人的には提案してもらったジャック交換のみにして正解でした。
エスカッション交換
2ヶ所ともヒビ、浮きのないキレイな姿になりました!
ストラップピン交換
こちらは上側のピン。
そして下側のピン。
指定した型のロックピンがしっかり装着されていますね!
今回ロックピンのカラーはブラックを選んだのですが、サイドの落ち着いた赤色に馴染んでくれてイイ感じになりました。
インレイ浮き修正
どこが修理したインレイなのかわからないほどにキレイな仕上がり。
フレットもピカピカです!
せっかくなので…ロックピン装着!
せっかくストラップとギターが揃っているので、その場でロックピンを装着してもらいました。
ストラップの穴それぞれにパーツを通し、くるくると回して挟み込むようにしっかり装着。
本体に装着するときは、こんな感じで取っ掛かりの部分を手前に引いた状態で挿し込みます。
カチャッ!という音とともにしっかりハマったことを確認。根本から引っ張ってもとれません!
下側のピンも装着して完成!
これで二度とストラップ落ちはさせません。うーん、いい買い物をしました。
確認完了&お会計
すべての確認が終わったら、ケースに楽器を戻してお会計へ。
これにて「店頭でのリペア品受取」完了です!
帰宅後…さっそく弾いてみる
ピカピカのギターを担いで帰宅後、さっそく自宅で弾いてみました!
まず感じたのは、「スライドがとってもスムーズ」。
コードでも1音ずつでも "ヌルっ" と滑る感じが新鮮……いや、これが本来の弾き心地なんですね!
しかも「音がよくのびる」。
ヘッドホンから聴こえる音の余韻が以前よりも長く、あれ、こんなにエコーかけてたっけ?なんて設定を二度見しちゃいました。
そして、当然といえば当然ですが…「ジャックからのノイズがない」。
以前はどのシールドに繋げても、ジャックに触れるとガサガサッという音が出ていたのですが、スッキリなくなりました。
うーん!大満足!です!
まとめ
さて、3本立てでお送りしてきた「リペアの流れ」。
せっかくなので簡単に振り返ってみましょう!
その1:店舗で受付
- お近くの島村楽器(どこでも大丈夫!)に楽器を持っていく
- 直したいところ、気になるところを店舗スタッフに相談し、見積を依頼、楽器を預ける
- 店舗から工房へ修理品を発送される
その2:工房で見積&リペア
- 店舗から送られてきた修理品実際にみて見積が出される
- 店舗から見積連絡がきたら、内容をきいて正式に依頼 or キャンセルするかを決める
- キャンセルの場合は手数料がかかります
- リペア完了後、工房から店舗へ修理品が発送される
その3:店舗でお引渡し(この記事です!)
- 店舗から到着連絡がきたら、修理品を受け取りに行く
- スタッフと一緒に状態チェックを行い、お支払完了後、楽器を受け取る
いかがでしょう?
みなさんも「自分の楽器をリペアに出してみた」イメージ、湧いて来ましたか?
今回、修理だけでなく調整もお願いしたおかげもあり、ギターが本来持っているチカラをググッと引っ張り出してもらうことができました。
もしかしたらみなさんの楽器も、もっと弾きやすく、もっといい音になるポテンシャルを秘めているかもしれません。
この記事をキッカケに「楽器の状態見直してみようかな〜」と思っていただけたら嬉しいです!
みなさんからのご相談、全国各地の島村楽器でお待ちしています!
Web担当のサトウでした。