皆さまこんにちは!島村楽器弦楽器シニアアドヴァイザーの扇谷です。
弦楽器ヨーロッパ買付レポート チェコ編も「その2」に。
その1では、チェコの名工シュピードレンの唯一の弟子にして現在のチェコにおいて若手第一の製作家、ヴァツラフ・ピクルト氏の自宅兼工房にお邪魔しました。
いよいよドイツ&ボヘミアヴァイオリンの本格仕入れ!
いよいよドイツ&ボヘミアヴァイオリンの本格仕入れにプラハの老舗ショップにやってまいりました。
今日の目的地のあるマンションに到着。
昨年はまだ改装中でしたが、現在はマンションのワンフロアを丸々使ったとっても素敵なアトリエに変身していました。
こちらのショップにはかなりたくさんの楽器があるため、選定にもしっかり時間をかけて取り組みます。
実際に楽器を演奏し、状態を確かめながら選定していきます
大体100年前後の古い楽器が多かったですが、1本1本個性が違い、試奏していてもキャラクターの違いにかなり選定を迷いました。
楽器の状態を茂木がチェックし、どんなに音が良くても基準を満たさないものは候補から外します。
選定の結果選ばれた12本のヴァイオリンたち。
良質なモダンジャーマンを中心に、分数やバロックも手に入れました。
最後に手に入れた楽器を手に写真撮影。
プラハからミラノに移動してきてホテルに着いた時は夜中の1時を回っていました。
夜のミラノ駅。
移動でフラフラなのか(笑)少し写真がぼけてます。でも夜のミラノ駅はライトアップされて荘厳な雰囲気でした。
翌朝は快晴!散歩して写真を撮りなおしたのがこれ。
明日からいよいよクレモナに移動し、各工房を訪問していきます。
ではまた次回レポートでお会いしましょう。
島村楽器弦楽器シニアアドヴァイザーの扇谷でした。
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