皆さんこんにちは、開発担当フジモトです。
前回の導入編より、すっかり間が空いてしまいましたが、ついに弾き語り編をお届けできることになりました。首をなが〜〜くして待っていただいた方、ゴメンナサイ!
ちょっと時間もたってしまったので、前回の記事もチェックしてみてください。
C-Deck購入後の声をいただきました
C-Deckは、カードを並べるだけで曲が作れるという手軽さとポップなパッケージから、おもちゃ感覚でご購入される方もいらっしゃいます。・・・が、実際使ってみたら、「かなり使えるコード進行が入ってるね」とか「カンタンなコードから難しいコードまで色々あって楽しめた」という声もあり、ポップな見た目と硬派な内容のギャップが魅力のアイテムです。
他にも、「曲作ったよ!」とか「コードの練習にいいじゃん」など、使っていただいた方々の声を聞くと”実践で使えるもの“というコンセプトで作って良かった!と思うと同時に、次の開発へのモチベーションも高まります。ありがとうございます!
弾き語りを映像でご紹介します
はい、それでは今回のお題である”弾き語り”でのC-Deckレビューを映像でご紹介したいと思います。
アコースティックギター弾き語りでのレビューを紹介するにあたり、今回はシンガーソングライターの高本賢司さんにお手伝いしていただきました。
高本さんからは「C-Deckには自分の知らなかった”オシャレで使える”コード進行があって、マンネリ打破に役立ちました」との嬉しい感想をいただくことができましたので、その辺も後ほど映像でご紹介したいと思います。
(1)C-Deck 1のAメロ/Bメロ/サビカードを適当に選んで並べたコード進行で曲を作る
まずは一般的なカードの使い方で曲作りにトライしていただきました。
さすがに曲作りのツボを心得ていて、AメロからBメロ、そしてサビへと徐々に盛り上がっていく感じが実に感動的です!もうこれで歌詞をつければサクッと1曲完成ですね。
(2)1枚のカードだけで、Aメロ/Bメロ/サビのメロディーをつけてみる
C-Deckは、必ずしもAメロ&Bメロ&サビのカードをすべて使う必要はないのです。というわけで、高本さんには1枚のカードでメロディーの展開に挑戦していただきました。
リズムを変えるとこんなにも曲の雰囲気が変わるんですね。躍動感がとても心地良いです。1枚のカードを使ってメロディーをつけるというのは、前回の導入編でも紹介していますが、やはり歌があるとよりわかりやすいですね。
(3)C-Deck 1,2,3を混ぜて曲を作ってみる
最後に、C-Deck 1,2,3から1枚ずつ選んだカードの組み合わせで曲を作っていただきました。
使用カード
・Aメロ⇒Aメロ31(C-Deck 2) ・Bメロ⇒Bメロ33(C-Deck 3) ・サビ⇒サビ12(C-Deck 1)
選択したカードの組み合わせを見てみると、かなりバラバラな感じが否めないのですが、はてさてどうなることでしょう?
この曲こそが実は高本さんが「オシャレで使えるコード進行」といっていたものです。(映像ではカッコイイといっています)フォークの世界から逸脱した感じがありますが、大人な雰囲気が漂っていて、ラブソング風の歌詞が思い浮かんできますね。
サムシングニューなオリジナルをぜひ作ってください!
今回は、かなり実践的な内容になってしまいましたが、その分リアリティーが感じられるレビューになったのではないかと思います。
C-Deckは、音楽理論のことを気にすることなく曲の土台となるコード進行を組み立てることができます。これから曲作りにチャレンジしてみたい方、曲作りに煮詰まってしまった方など、多くの方に使ってみていただきたい作曲アイテムです。
そして、ぜひこれまでにないようなコード進行の組み合わせを発見して、名曲を生み出していただけたら、それこそ開発者冥利に尽きるというものです。・・・皆さんのチャレンジお待ちしています。
C-Deckにご興味のある方は、是非お近くの店舗で実物をチェックしてみてください。
島村楽器は、みなさんのご来店を心よりお待ちしております。
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そしてニュースです!
なんと!明日12月23日にC-Deckにピアノ版が仲間入りします。ギター版が発売されて以来、ピアニストの方々からのご要望があり、それにお応えするべく開発いたしました。
ピアノ版の特徴はというと・・・
「コード進行に応じた実践的な転回形を採用」したことです!
例えば、”Aメロ1”のカードの、1〜4小節までの構成音と5〜8小節の構成音にご注目ください。5小節目以降の方が盛り上がる感じのボイシングになっています。これはギターとのアンサンブルを実践しながら選定したものです。(苦労したけれど楽しかったデス♪)
コード進行は”ギター版”とまったく同じですので、アンサンブルも可能です。バンドやセッションで使ったり、MIDIデータ打ち込みの際の音符のガイドとしても使えます。可能性が広がったC-Deckを、ぜひぜひお店で触って遊んでみてください!