島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

ルシアー駒木のギターよもやま話 その123「工房で楽器とだけ向き合っていては分からない事」

皆様こんにちは!

最近急速に髪の毛が細くなり、ミノキシジルをがぶ飲みしたい

育毛剤どれがいいですか?
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ルシアー駒木です。


浅草橋の当工房も、引っ越しからもう少しで1年。
工房スタッフ全員、皆様に安心して気軽にそして楽しくお越し頂けるように、日々努めております。 

工房内で日々楽器と向き合い、スタッフ皆互いに研鑽を積んでおります。
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でも、、、それだけでは、実際に楽器が使用される場面で実施した作業がどういう結果(音)になっているのか、分からない事も沢山あります。

だからこそ、店舗にお越し下さる皆様との会話は、私達には宝物な訳です。
実際皆さんが弾いてみてどう感じられたのか、お話して初めて分かる訳ですね。
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そしてそれはお付き合いのあるプロミュージシャンとの対話も同様で、
やはり勿論学びの宝庫。
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プロの現場って楽器を良い意味で酷使しますので、私たちの開発楽器・作業後の状態など、楽器の良い面も悪い面も顕在化してきます。
街乗りテストでは分からない新型車の問題点が、サーキットのテスト走行で見えてくる、みたいな感じ。

そして、
実は、
つい先日もそんな場面がありましたので、
是非皆さまにもその様子をご覧頂ければと思います。
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それではご覧ください!


新たな要望

ブログにご登場いただいた時は毎回反響の大きい、
福田洋也さん
twitter.com


洋也さんから少し前にご相談を頂きました。
洋也さんにはHISTORYNT-S3と言うモデルを元にしたカスタムギターを使って頂いているのですが、
このギターは基本的に「ソロギター」として演奏する事を前提に音を作っていったものです。
youtu.be


最近、盟友坂本英三さん
twitter.com
とボーカル&ギターのデュオとして演奏される機会がグッと増えているという事で、「歌モノに合うギター」というテーマでご相談を頂きました。

早速、HISTORYのアコースティック開発責任者であるゴータロー氏とも秘密の相談。

実は、NT-C3と言うモデルをベースにして、音質変化を狙った別タイプのピックアップへの交換や、鳴りや響きをもっと豊かに出来ないだろうかと、内部設計などを見直して製作してみた、まさに《研究開発プロトタイプ》が本社にありまして。
何とも丁度よく(笑)

軽ーく洋也さんに、じつはこんなのが今あるんですけど、、、とお話してみると、、、
それ良さそうじゃん!と。

我々としても、このプロトを「現場で」試せる絶好のチャンス。


早速セットアップをし、試して頂く事に。


、、、ねえ皆さん、この展開、
ブログ的には、これで「そのギターがヒロヤさんに最高の相性で、メインギターになりました、めでたしめでたし」、、、となったら美しいでしょ??
なりそうな感じでしょ?

でもね、
これがならないんです。。。
そんな甘くない。



実は、ある日の配信ライブを拝見して私は青くなっていました。

明らかに音が悪く、低音が不自然にボワーンと耳障りな響きをしており、明らかに「機材側で低音を過剰に上げている」のが原因なのは明白な音でした。
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洋也さんやその日の配信スタッフの方々がそれに気が付いていないとは思えません。
どんな状況だったのだろうと思ったのですが、

配信ライブ後ヒロヤさんにお伺いすると、「低音が全然出ない」と。

要するに楽器側からローが出てこないので、機材で必要以上に上げざるを得なくなったという事だった訳です。
これはいけません。

ギターをお預かり

ギターをお預かりして、
開発のゴータロー氏と共に細かなところまで検証しました。
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数値的な事は勿論、ラインで弾いてみての確認、
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波形での計測、
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そして洋也さんの言葉を思い出して、物理側面・プレイヤー視点での側面、併せて考えていきます。
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急激に激しく鳴らされたことで、我々の思わぬ変化が材に起きていましたし、そもそも音色も大きく変化していました。
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新品のNT-C3とも比較検証します。
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お預けして、弾いて頂いて、それを再度バラしてみてはじめてわかった事実が沢山。
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これは細かな仕上げは絶対に対面で弾いて頂きながら作らないと、最終的なセッティングも上手くいかない予感がします。

そこでピックアップシステムの変更や、内部の音質バランス調整、ナットやサドルの製作など、大掛かりなものや時間を要する作業を工房で済ませた上で、島村楽器のスタジオを押さえて洋也さんにお越しいただき、仕上げる計画にしました。

いざ、待ち合わせの店舗へ!

やってきました。
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島村楽器甲府昭和店

私も日帰り遠征だったので、色々とギリギリだったのですが、
店舗の皆さんが助けてくれました!
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有難い(涙)

店頭には勿論ヒストリーも展開しています!
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洋也さんも到着
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洋也さんには本番でも使用している機材を持ち込んで頂き、まずはアコスのメインにになっているNT-S3 HIROYAカスタムから鳴らしてみます。
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そして同じ機材セッティングのまま、ギターをNT-C3カスタムに
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洋也さんのピッキングが私とは全く違う事は過去のブログでもご紹介していますが、弾いて頂いて初めて感じる事がどんどん出て来ます。

私も現場工具フルで持って来ていますので、
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サドルを変えて試したり、
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ブリッジピンの材質を変えて見たり、
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その都度弾いて試して頂きます。
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最終的はスタジオ内で木工にも手を付けて、音を創っていきました。

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そういえばこんな発見も

今回のやり取りの中では、楽器本体以外の要素でも気付きが沢山ありました。
例えば、、、
搭載しているピックアップは、それ自体を試してもらう意味もあって、メインで使用しているギターのピックアップとは敢えて異なるモデルを搭載してお渡ししたんです。

結果として、お渡ししていた時に搭載していたピックアップシステムからメインギターのNT-S3カスタムでも使用している使い慣れたものに変更する事にはなったのですが、世の平均的なギタリストが試すのでは分からないメリットデメリットが、上記過去ブログでも確認された洋也さんの強靭なピッキングと現場でガンガン使って頂いた事で結果として確認出来た感じ。

正に「サーキットのテスト走行」だからこそ見えたものですね。
いろいろと、開発の参考にもなりました。

一通り、これで行こう!と言えるところまで音を詰めて、フレットの高さをこれで変更して一度試そう、という事にして、この日は終了。

最後に細かな音の事や今後の進め方までをお茶しながらミーティング。
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楽器は再び工房へ

リフレットの為、再度楽器は工房に。

元々のフレットはコレ
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一般的にリフレットの目的は「弾いて減っちゃったから修理として交換」ですが、

今回は「高さの変更」という能動的な目的なので、通常フレットを入れた後で行うすり合わせを極力行わないで済むように、いつも以上に丁寧にフレットを交換していきます。
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元のフレットと比べて頂くと、一目瞭然。
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フレットに合わせて、ナットなども高さを変更する為交換。
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「ひとまず」完成

今回はこれでひと段落ですが、あくまでも「ひとまず」です。
これで現場投入して頂いて、何度もリレーションを繰り返していく事になります。
ある意味で終わりはない作業。
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これは皆さんも同じですよ!
一度工房に預けて戻って来たから終わり!じゃなくて、何度でも細かな詰めをする為に是非遠慮なく何度でも遊びにいらして下さい。

プロとのやり取り同様に、皆さんとも音作りが出来るのを楽しみにしております!!
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お待ちしております!

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ルシアー駒木でした!

その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

ルシアー駒木のギターよもやま話 その122「HISTORYというブランドの本質を伝えたい」

皆さんこんにちは!

イヤモニのリケーブル沼から最近抜け出せない
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ルシアー駒木です。


皆さんHISTORYのギター&ベースって、どうですか??


歴史上のブランドから比べればまだまだ、ではありますが、それでもようやく最近は「なにそれ?」という反応は少なくなってきたように感じます。

少なくとも私のブログを読んで下さる方は皆さんご存知ですよね!
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そんなHISTORYブランドで、少し前の事になるのですが、実はルシ駒、HISTORYって何が魅力?というのを皆さんに知らしめるべく、限定で特別モデルを製作しました。

僅か12本の限定なので、読んで頂いて今欲しくなっても欲しくなった皆さんに購入して頂くのはもはや難しい訳ですが、このギターは「HISTORYらしさ」を最大限表に出したギターなので、このギターを紹介する事が、イコール「HISTORYって何が魅力?」という紹介にもなるって事。

と言う事で、今回は改めてルシ駒モデルHISTORY、ご紹介したいと思います。

SV-Luthier というギター

細かい事をお話する前に、まずはコチラをご覧ください。

SV-Luthier 紹介ページ


どうですか??
良い感じでしょ(^:^)
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ルシアー駒木の拘りとは

まずこのギター、私のモデルではありますが『私自身のハンドメイド』とは違う、あくまでも『HISTORYブランドでの駒木モデル』である意味を考えました。

(ちなみに私個人製作のギターもプロミュージシャンが使用しています)

HISTORYらしさとは何か、、、
テーマは

~スタジオにいつも置いておきたい1本~

を目指しました。

敢えて書きますが、ゴージャスな材を使って、人気パーツを付けて、派手な特殊塗装をして、、、
みたいなよくある方向には行きたくなかった
んですよね(笑)

売りやすいかもしれませんし、売れるでしょうけど、そんなの安易でしょ。

ルシ駒ですから、「一見普通だけど分かる人には分かる」みたいなのがカッコいいじゃないですか。
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背景

HISTORYは、島村楽器が本気でオリジナルの楽器を作っていくと決めた際に、根幹となったブランドです。

丁寧に綺麗に均質に仕上げられる日本製の良さを、本質的に良い物を届けるべく、当時は「ネオビンテージ」をキーワードに進めてきました。

当時HISTORYを試奏されたことで、島村楽器も良いギター作るじゃん!と驚かれたお客様も沢山いらっしゃいましたが、あれからオリジナルブランドも増えましたし、現在は当時よりも少々地味な存在かもしれませんね。

今回の企画、HISTORYは凄い!と多くの方に再び感じてもらう為、HISTORYらしさに拘りました。

レギュラーラインナップのグレードアップ版ではなく、ルシアー駒木の技術者視点・技術によってより「らしさ」を追求した楽器を目指しました。

拘りポイント

「素直で、クリア、明瞭で、歯切れのよい、整合性の取れた楽器」というお褒めの声、そして同時にそのサウンドを「つまらない、冷たい、整いすぎ」というマイナス面に感じられる方もいらっしゃった、当時のHISTORY

これを今回、「多種多様な楽器を所有する時の物差しの基準になるような楽器、いつでも手に取れるように出しておきたい楽器、スタジオに1本置いておくならこれ」というイメージに置き換えました。

同時に結果として、道具として安定して、いつでも安心感を持って使えるトラブル知らずの楽器になるようにも考えています。

サウンドとしては、
3倍音や5倍音も含むが、基音と2倍音の比率を多く、安定して出せる楽器、を目指しました。

良い意味で、ルシ駒の代名詞にもなりつつあるJIMMYWALLACEのギターとは対極にある良さ、ベクトルの異なった良さ、を目指した形です。


文字が続きますけど、最後に動画もありますので、是非読んで欲しい!
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①ネックが全ての根幹

ネックが全ての組み立ての基盤と考えていますので、最初にネックを選びました。ネックありき

かつてのタイムレスティンバーや、ヘリテイジウッドも良いのですが、ルシアー駒木の選定眼を示す意味でも「良質材の中から」「柾目のネック」を選別しました。

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柾目の材を太めのグリップ。でも弾き難くないグリップ。ここは個人製作家としての経験フル活用。

「ネックを鳴らす方向」の音作りではなく、「ネックが楽器全体の振動をまとめる中心的役割」「の振動を「支える」役割」。

②ネックの鳴り&ヘッドの鳴りを調整する為の塗装とクルーソンペグチョイス

①の要素だけでは駒木のイメージする倍音構成比に対し3倍音が少々欠けます。そこで少ネック自体を鳴らす為にオイルフィニッシュを選択。

しかもヨーロッパで子供用の玩具等に使われる特殊なもの。結果、一般的なオイルフィニッシュより保護性能が高く、ラッカー塗装より薄い、という塗膜になっています。触り心地も抜群です。

口に入っても安心な自然素材なので、手にも優しい。

通常ヒストリーではGOTOのペグを使いますが、駒木の理想とする倍音構成になるが為のヘッド振動を得る為に、重量等を検証しクルーソンを選びました。
「このペグはこういう音」という選び方ではなく、ヘッドの振動を調整する為の選択です。

③ステンレスフレットのサークルフレット仕様

サークルフレッティングシステムは当時のヒストリーを代表する技術の一つです。

独特のピッチ感、響きがあり、クリアでキラキラしたサウンドは好みが分かれますが、「らしさ」の一つですので迷わず導入、それをより際立たせる目的で、フレットはステンレス製を選びました。

結果として耐久性も増し、柾目のネック材と相まって、長く購入時状態を保つことが出来ます。

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④ストラトタイプから逸脱しない為のボディチョイス

今回狙った倍音構成を突き詰めると、見た目からイメージするサウンドとの乖離が激しくなる可能性もありました。
そこで、ネックを中心に倍音構成を計算し、この先にあるブリッジとをつなぐ役割、土台となる「ボディ材」には、この形状のギターを弾いた時に無意識化でイメージするストラト系サウンドから逸脱しない為にアルダーを選択。

またボディの塗装は、かつてのヒストリーが注力した「ウレタンを薄く仕上げる事で、鳴りと丈夫さを兼ねる」塗装を再現。

一般的なウレタンやエステルの塗装よりも鳴る事で、アルダー材の響きは感じさせると同時に、ラッカー塗装よりも振動を抑える事で、不要な奇数倍音は抑えられ、「ヒストリーらしさ」につながります。

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⑤ブレードランナーブリッジ

通常のシンクロタイプブリッジでは、今回狙った柾目ネックとバランスが合いませんでした。

そこで、より「を支える」事が出来、かつアーミングの滑らかさも兼ねたこのブリッジをチョイスしました。
あくまでネックの設計ありきのサウンド目的、のチョイスです。

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⑥計算された倍音構成の振動を余すところなく拾うピックアップ

ピックアップの音という視点ではなく、①~⑤までで狙った倍音をきちんと拾ってくれるマイク、という視点に立ちました。

しかし適したピックアップが無かった為、JIMMYに製作を依頼しました。このギターの為のピックアップです。

JIMMYには今回狙った倍音を拾うマイクと言う目的且つ、人が「ビンテージっぽい」と感じる周波数帯をやや強調して拾う事を狙ってもらうようにオーダーしました。個別販売無し。

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⑦ ①~⑥までの音を壊さずにジャックに届ける為の配線材

単線を中心に、直接線材店に出向き仕入れました。

また丈夫さとビンテージの手ごたえを得られるOAKスイッチ、余計なカットをせずストラトタイプのサウンドを逸脱しないセラミックのコンデンサを使用。リードプレイに適したリアトーンコントロールを導入しています。

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⑧ジャック

接触トラブル回避の為、ステレオジャックをモノラル出力として使用。プラグをグリグリ触ってもバリバリ言いません。
またルシアー駒木がギター界に初導入したノルトロックを使用して固定する事で、ジャックトラブルを回避、実用性を上げています。

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まとめ

ネックはコレ、ペグはこれ、ピックアップはコレ、配線は、、、
という、よくある「売る為にそれぞれ単体で人気がある物を組み合わせた設計」ではなく、出したい音ありき、で、まずネックから構成し、すべてがそこに連動してチョイスされていったイメージです。

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どうですか??
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プロに試してもらう段階へ・・・そして奇跡の配信イベント実施

このルシ駒HISTORYは、特定のジャンルのギタリストだけが気に入ってくれるようなものにはしたくありません。
皆さんがスタジオにいつも置いておきたくなる楽器にしたい。

ルシ駒、どなたにモニターお願いするのか、悩みました。
特定のギタリストの色にイメージ付けしたくなかった訳です。

そうなると、この方しかいない!!
と、
ご協力お願いしたのは
本間昭光氏!!
akimitsuhomma.com

説明不要の日本が誇る名プロデューサー。
音楽を客観的に、ギターをアンサンブルとして観て、聴ける方。
SV-Luthierを試して頂くのにこれ以上の方はおられません。

弾き易いよね、良い音だね、、、だけではない感想を頂ける方。
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ご連絡させて頂くと、ご快諾頂きました。

更に図々しくもルシ駒、楽器をお戻し頂くタイミングで、配信イベントまでお願いしちゃったんです!!

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ゲストギタリストには佐藤将文さんをお迎えしての贅沢トーク。
ご覧ください!
波形計測結果までお見せしちゃう、スペシャル配信となりました!!

youtu.be



如何でしたか??

HISTORYにこれまで興味の無かった皆さん、知っていたけど試してなかったなあというあなた、

是非店頭でお確かめください!

ルシアー駒木でした!!
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その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

ルシアー駒木のギターよもやま話 その121「マハラージャンとゴールデンギター」

皆様こんにちは!

暑くて暑くて、アイスクリームの海で溺れたい、

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ルシアー駒木です。

皆さんは最近話題のミュージシャン、
マハラージャンさんをご存知ですか??

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実はルシ駒、最近マハラージャンさんのお手伝いをさせて頂いているんです
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そこで今回は、
「縁」というものの大切さを再確認出来たマハラージャンさんとの出会い、そして有難い事に好評を頂いている『ゴールデンギター』の事をご紹介したいと思います。

それではどうぞ!


懐かしいギター

ある日の事、
爽やかな風を吹かせ、ハンサムな青年が浅草橋のギター工房を訪ねていらっしゃいました。
たまたまその日店舗で対応したのは浅草橋の店長のアベ。

青年の持ってきたギターは島村楽器のオリジナルブランド、HISTORYだったのですが、

機種が、現在は製造されていない
こちらのギター⇓
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だった事に店長は驚きました。

とうのも、実はこのギター、カタログに掲載されていたのは、~2010年頃まで。

アベ店長は数少ない島村楽器の技術部署立ち上げスタッフです。
ですから、このギターの開発~ブラッシュアップしていったHISTORYの成長時代にルシ駒が関わっていた事もよく知っています。
そこで私に声を掛けてくれました。
「ルシ駒さん、お客さんが『GHS1-M』持って来てくれましたよ!!」

ご本人にお声がけすると、なんと
「実はもうすぐデビューが決まっているんです。」


そう、いらっしゃったのは、デビューを控えたマハラージャンさんご本人だったのです。
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GHS1-M というギター

技術者として開発に関わり始めた初期の頃、当時はまだHISTORYというブランドが世に広まってはおらず、島村楽器という会社のイメージも、ギターを開発しているような専門的なイメージではなかった時代。

そんな中で、開発部門ボスが当時合言葉のように言っていた

本質的に良い物を創るんだ!そうすればギター好きなお客さんにはきっと伝わる!

という言葉のもと、技術者としての経験をフルに活用して、HISTORYを育てていました。
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その当時のHISTORYを代表するフラッグシップこそがこのGHS1-Mというモデルだったのです。
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マハラージャンさんは、「カッティングが気持ち良い、エフェクトのノリも良い」というサウンド面を気に入って下さり、そしてオリジナリティを求めるマハラージャンさんらしいポイントとして、「他の人と同じではいやだ!」という要素にも、マジョーラ塗装を含めて、このギターはハマったとの事。

当時は無名だったHISTORYというブランドも、マハラージャンにとっては「独自性」という良い面として活きたようですね。

ギターはこの1本だけで楽曲製作や活動をされてこられたのだそうです。
本当に嬉しいお話でした。

技術サポートでのお手伝い

こんなご縁を頂いては、お手伝いしない選択肢はありません。
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タイミングも良く、
丁度コミュニケーションを取らせて頂き始めたところでマハラージャンさんメジャーデビュー!
そして間髪入れずNHK「シブヤノオト」ご出演が決定!

早速、音楽プロデューサー・作詞・作曲・編曲家としても著名な、マハラージャンさんのマネージメントをされている corin. さんと共に工房にお呼びして、サブギターの選定と、今後のサポートのお話をさせて頂きました。
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選定の時には当時のHISTORYと現在のHISTORYを両方ご用意して、開発話も交えての楽しい時間となりました。
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リハーサルにも早速お邪魔して、セッティングからお手伝い。

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NHK本番でも技術サポートさせて頂きました
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そして新たな展開へ・・・

愛機として使って頂いているGHS1-Mは今後も重要なメインギターとして使って頂くとして、
1本だけではライブなど不安ですし、別のサウンドを出せる楽器がある事で、楽曲製作の幅も広がるかもしれません。

そんな事を考えたルシ駒、
「オリジナル機を作りませんか??」
というご提案をさせて頂こうと、現行HISTORYが充実展示されている新宿店にお呼びしました。
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こうして、HISTORY ゴールデンギター』の企画が誕生したのです!


ルシ駒本領発揮

これぞまさにルシ駒の得意分野。
・・・というか本来の仕事(笑)
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私自身楽しく進めさせて頂きました。

木工を終えて、、、
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下塗りを丁寧に行ったのですが、
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これは着色に備えての事。
というのも
今回、ギターによくある金色で塗るのはつまらんなあと思いまして、
通常ギターに使う事はない仏像などを塗る時に使う塗料を独自入手。
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ピックガードなども全てゴールドで仕上げ、
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「見掛け倒し」にはしない為、ピックアップにはJIMMYWALLACEを搭載!
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やりましたよ、ルシ駒。
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そして、完成!

もう言葉はいらないw

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どうですか!みなさん!!



贈呈!!

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初お披露目は伝説になる事必至の『スピシャルLIVE!』


こちらのギターを製作した事は、皆さんに言いたいのをグッと堪えて、内緒にしておりました。
というのもそれは、マハラージャンさんのスタジオライブ配信が決まっており、そこで初お披露目にしよう、ファンの皆さんに驚いてもらおう!という作戦。
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時は2021年7月16日
都内某スタジオ
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一夜限りのYouTubeライブ「『僕のスピな人』リリース記念~スピシャル~ライブ」
開催に向け、着々と準備が進められています。
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因みにアンプもご用意させて頂いたBadCat!
www.shimamura.co.jp

私はギターテックとして、きっちりセットアップをしていきます。

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会場も準備が整いました。

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輝いておりますw

アーカイブの残らない貴重なライブでしたが、公式で少しだけ公開されているものをご覧ください!

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リアル視聴の方からゴールデンギターについても沢山コメントがついていて、嬉しかったです。
ファンの皆さんに喜んでもらえて良かった!
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これまでマハラージャンさんを支えて来たHISTORY
これから支えてくれるであろうHISTORY
が並ぶ姿は、感慨深いものがありました。

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ゴールデンギター、カッコ良いでしょ!!

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今後もマハラージャンさんの活躍に注目!!

ルシアー駒木でした。
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その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

ルシアー駒木のギターよもやま話 その120「注目のアーティスト『マルシィ』さんとのご縁頂きました!」

皆様こんにちは!

世の中的にはすっかりブームが落ち着いた後ではあるのですが、

これ
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ドハマリ中、
ルシアー駒木です。
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皆さんお勧めの食べ方教えて下さい。


今注目のアーティスト マルシィさん!!


皆さんは、
マルシィさんというアーティストをご存知でしょうか!?
twitter.com
open.spotify.com

現メンバー体制になって間もない2020年5月、「絵空」のMV公開&同時期に「Drama/絵空」が各種音楽配信サービスにて配信スタートされるやいなや、ノンプロモーションにも関わらず話題騒然となり、Spotifyバイラルチャートへ約1ヶ月連続でチャートイン!

更にその後発信したMVは軒並み1,000,000再生突破!
そして昨年12月には「白雪」の配信スタート&MVが公開、リリース情報解禁後、歌ネットによる注目度ランキングで1位を獲得!

、、、と、正に今注目の若手アーティストです。
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なんと、ルシ駒、
話題のマルシィさんとご縁を頂きまして、あっという間にお仕事でつながりを持たせて頂くに至りました!
どうぞご覧ください!
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あの方からのお電話

ある日の事です。
ドハマリ中のラー油を楽しんでいたルシ駒のスマホに1本の連絡が。

何と連絡をくださったのは、本間昭光さん!!
akimitsuhomma.com

「ルシ駒さん、今一押し新人アーティストのレコーディングやってるんですけど、来ませんか??」

本間さんにはこれまでも沢山のご縁を頂戴してきました。
その本間さんがご連絡下さったこのご縁、頂かない選択肢なんてあり得ません!

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場所は都内某所のスタジオ。

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この日はボーカル録り。
本間さんプロデュースの元、ブースからはうきょうさんの優しい歌声が響いています。
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バンドメンバー&関係者皆様にご挨拶させて頂き、メンバーの楽器を拝見したり、近況をお伺いしたりしつつ、


勿論レコーディングの様子も拝見していました。
メイキング映像にルシ駒も映り込んでしまいました(笑)
本間さん&うきょうさんと同じフレームに入れた!嬉しい!
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youtu.be




私はレコーディングにお仕事で(楽器のメンテや調整で)伺う事が多々ありますが、

実は、そういった直接技術のお仕事でなくても、現場に伺えるチャンスがある時は極力伺うようにしています。
ちゃんとそこには理由があるんです。

私は楽器で音作りをお手伝いする立場。
それをスムーズに進めていく為には、「そのアーティストさんがどんな音を奏でてらっしゃるのか」を知る必要があります。

ライブでは「その時のそのアーティストさんの音」が確認できますし、レコーディングであればその場でのスタッフさんの会話含め「そのアーティストさんの出したい音、目指す音」を知る事が出来ます。

技術でサポートしていく為に、これは重要な情報。

楽器を診て手を入れる仕事ですが、楽器の向こう側にいる演奏者が見えていなければ良い仕事は出来ません。


まだこの段階では、マルシィさんに私がどんなお手伝いを出来るか分かりませんでしたが、だからこそスタジオでの生々しいサウンドを聴き、製作者皆さんの音作りの会話を聞く事は、リリース後に流通する音では分からない情報が掴めるチャンス!

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頭の中では、どんなお手伝いが出来るかな?と思考を巡らせておりました。
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雑談の中でも沢山ヒントを頂きまして、更にレコーディングで聴けた音からも、ルシ駒がお手伝い出来る要素を感じていました。

チラリとそんな今後の可能性についてお話をメンバーにさせて頂き、

ご縁を頂いた記念にパチリ!
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素敵な曲!

この日レコーディングしておられたのがこちらの曲!
youtu.be

なんて素敵な曲
ルシ駒の澄んだ心にもピッタリです
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レコーディングの翌月

そして、、、
翌月。


MV撮影の為にメンバーさん東京にいらっしゃるとの事。
そして激スケジュールの中、工房に来て頂ける時間を作れそうだ、との情報が!

この機を逃してはいけません
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そして、ギターのおさみぃさん、そしてベースのフジイタクミさん、来房!

楽器隊のお二人にルシ駒がご紹介し、使って頂く事になったのは、こちら!

JimmyWallace!!
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その場で搭載させて頂きました。
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このブログを読んで下さっている皆様にはお馴染みのJimmy。
Jimmyのピックアップについて今更説明は要らないと思いますが、、、

JimmyのGalleryにお邪魔した時のブログはこちら


ピックアップについて初めて触れた時のブログはこちら



紹介動画

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そしてその翌月には!!

そしてお二人に来て頂いた1か月後。

MV撮影のスケジュールが詰まっているお忙しい中、何と移動のタイミングを使って下さり、ボーカル&ギターのうきょうさん、来房!

うきょうさんには、その優しい歌声にマッチした楽器をご紹介したいと思って準備してきました。
ギターが楽曲を活かすように。
良い音を鳴らしてくれつつ、うきょうさんの声を活かすような、そんなギター。

ルシ駒、これぞという楽器を複数本ご用意!

選定会!!

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丁寧に何度も確認しながら、選んで下さいました。
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そしてうきょうさんに持って頂く事になったのはコチラのギター!

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Historyブランドの中でも、入手できた希少材を「材が続く限り」の限定でお届する、というHL(HISTORY LIMITED)シリーズのギター。

ネックに、色の良さ・木の密度・堅牢性などに優れるイースタン・メイプル材にカーリー(トラ杢)ならではの美しい波状の杢目がプラスされた「イースタン・カーリー・メイプル」を使用しています。
強度面でもメリットがあり、反りに強くなる、敢えての貼りメイプル指板をチョイス。

そして「木材が鳴る要素」と「を支える要素」のバランスを考えライトアッシュボディをネックとのマッチングを加味して選択、結果、レスポンスに優れた、透明感のある高音域~迫力のある低音域までのレンジの広さが特徴の1本になりました。

まさしくボーカルのバッキングとして声を活かす、そしていざソロを弾けばバンドサウンドから抜けてくる、このギターはうきょうさんにピッタリ。

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今後の活躍が期待される、マルシィさん、そこにJimmyWallaceとHistoryでご協力できる事を感謝したいと思います。

皆さん、『マルシィ』要チェックですよ!

これからも全力サポートさせて頂きます!!

ルシアー駒木でした。
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その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

ルシアー駒木のギターよもやま話 その119「皆様お待たせしました!抽選第3弾です!!!」

皆さまこんにちは。

最近、グリップが緑、シャフトがブルーグリーンのドライバーがお気に入りで、眺めてはニヤニヤ。
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ドライバーを肴に酒が飲める

変態ですか?
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ルシアー駒木です。

今回入荷分を締めくくる内容!

ここ何回かJIMMY関連が続いておりましたルシアー駒木ブログ。

今回はその流れの極めつけとも言える内容です!
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そうです。
今回はないの?と思っていた方も多いのでは??

Vですよ。V

皆さん、2020年12月4日に開催されたポルノグラフィティ初の配信ライヴ
「CYBERロマンスポルノ’20〜REUNION〜」はご覧になられましたか??
新曲でもJIMMYのVは大活躍!!!
youtu.be


晴一さん使用のVがJIMMY初号機だった訳ですが、このJIMMYコリーナVに関しては、生産本数が少なく、、、というかほとんど無く、

その後2度、各1本の販売は、何れも大好評の抽選販売となりました。

前回


前々回


前回までにご購入頂けなかった方からは、ここ最近のブログを受けて「今回は無いんですか?」という言葉も頂いておりました。

さて今回は!?

皆さん、
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ありますよ!!


しかも、今回は3本!!!

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JIMMYのいる街でも当然ロックダウンになっていた訳ですが、その間にお願いして製作していてもらいました。


と、いう事で、、、

抽選販売申し込み受け付けます!

抽選受付期間はこのブログ掲載日1月29日から、2月7日まで

受付店舗は、トークショーツアーを行った以下の店舗

となります。


抽選日は2月9日。
当選者には受付店舗から直接ご連絡させて頂きます。




基本的に晴一さんと同様のスペックという前提で製作をしてもらっていますが、もう皆さんご理解頂いている通り、そこはJIMMY、「全く同じ」ではありません。

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ですが「それこそがJIMMY」ですので、それは楽しんで頂いて、3本のうちどの個体が届くのかは楽しみにして頂ければと思います。

それではみなさん、沢山のご応募、お待ちしております!
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・・・・・と、

まだ終わりません(笑)
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秘密の1本

今回のJIMMY関連では色々と「意識した不公平企画」(笑)をして来た、ルシアー駒木行動拠点の、浅草橋ギター&リペア店

今回も不公平上等いきます!


実は今回、浅草橋で最初から展示販売させてもらおうと思いまして、抽選の3本とは別に、特別に用意して御座います。
基本仕様は晴一さんのままですが、敢えてヒールの処理などを少しだけ変えたルシ駒工房特別仕様。
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劇鳴り。まさにスペシャルなJIMMYコリーナV。

この1本は抽選無しで購入可能。

通販も無し!
電話取り置きなども無し!

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店頭でご購入頂ける方のみの販売になります。

販売開始は抽選申し込み受付開始日となる本日1月29日!
オーナーになれる大チャンス!
店頭で最初に「買います」と言ってくれたあなたがオーナーです。

お待ちしております。

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ルシアー駒木でした。

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