島村楽器公式ブログ

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ご出演者Nさんのピアノへの想いと裏側をレポート!【ユアステだより Part3】

こんにちは!音教企画課のタカセです。

真夏のビッグイベント「YOUR STAGE」2組のご出演者の、本番までの裏側をお届けしているこのユアステだより。おかげ様で第3弾を迎えることができました。
ご覧いただいているみなさん、ありがとうございます!

Part2では、九州大編成ビッグバンドの初の合同練習の様子をレポートさせていただきました。メンバーの皆さんの楽しそうな様子や緊張感などが少しでも伝わっていたら嬉しいです。

前回は40名という大勢のご出演者の特集でしたが、今回は、定年退職後にピアノを始められ、今年ピアノソロでユアステ初出演のNさんにご登場いただきます。
本番の演奏曲『ペルシャの市場にて』を選曲された背景や想い、そして現在のレッスンや練習の様子を、ミュージックサロン浦安でNさんのレッスンを担当するインストラクター「ワカタビ」によるレポートを交えてお送りします。

本番まであと2ヶ月弱!ピアノのNさんの想い

昨年のユアステでOver50公演(オーバーフィフティー公演:50代以上の方が出演する公演)を会場でご覧になり、今年のご出演を決意されたNさん。
8月9日(木)のOver50公演で、ケテルビー作曲『ペルシャの市場にて』という曲を演奏されます。

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Nさん(右)と担当インストラクターワカタビ。店頭のYOUR STAGE告知コーナーにて

選曲のヒミツ

ユアステでは毎回、ご出演されるお一人お一人からコメントをいただき、当日会場で配布するプログラムに掲載し、さらに本番の演奏前に司会の方が読み上げて紹介をさせていただいています。
ご出演者の想いが詰まったコメントを読みながら本番の演奏を聴いていると、つい気持ちが入って、ジ~ンとこみ上げてきてしまうというのも、ユアステならではの事のひとつなのです。

Nさんの実際の「コメント」がこちらです!

65歳の定年退職を機に習い始めましたが、なかなか上手になれません。中学生の頃に聴いた異国趣味的な本曲が心に残り、挑戦した次第です。
以前旅行したイランの市場での雰囲気を醸し出せれば良いのですが。。。

なんと、中学生の時の思い出の曲なのですね!

もう少し詳しく、ワカタビに聞いてみました。

Nさんは、地理の分野に精通されていて、「シルクロードの道のり」をご自身のレッスンの旅路として、演奏曲を選ばれています。
これまでの発表会でも、「昴」でシルクロードのスタート地点とされている中国を、「異邦人」で中央アジアをイメージして選曲・演奏され、そして現在の「ペルシャの市場にて」ではイランをイメージしながら練習に励んでいらっしゃいます。
今後の目標として、イスタンブールへの終着を目指して「トルコ行進曲」を弾けるようになりたいと、活き活きとお話くださいました。
お好きなことをテーマとしてレッスンに取り組んでいることについて、「そのほうがやりがいがあるじゃない!!」と仰っています。

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Part1でもご紹介した楽譜。書き込みが増えてきました♪

現在のレッスンポイント

現在は主に、曲に込められたストーリーを表現できるように、テンポの変化や、強弱の幅を広げるための練習に取り組んでいるそうです。

ワカタビより

曲の場面ごとの特徴を表現できるよう、楽譜にテンポ・強弱・楽語の書き込みを加えながら(楽譜をよく見ると書かれています。強弱はppピアニッシモからfffフォルテ3つまで!)、それぞれの場面のイメージを膨らませています。
原曲は管楽で様々な楽器で演奏されているため、Nさんの弾きたいイメージに近い音質を作るためのタッチ感を一緒に探求しているところです。

より音楽的な演奏に向けて、レッスンの充実している様子が伺えます!Nさんならではの表現で曲が仕上がっていくのが楽しみですね。

Nさんの新たな練習方法 お助けアイテムとは?

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実際に使用している、メトロノーム(左)とレコーダー(右)

最近、レコーダーを購入されたというNさん。曲の表現をより豊かにするため、タッチの変化(レガートやスタッカート、アクセントなど)や音質の変化、全体のハーモニーバランスを客観的に聴けるようにと、練習への導入を決められました。
レッスンの際に、ご自身の演奏や、ワカタビの模範演奏を録音して持ち帰り、ご自宅でも聴きながら練習をされているそうです。
メトロノームは、曲の中で2つの異なるテンポ(賑やかな情景部分は♩=95、美しい王女が現れる部分は♩=70)を設定しているので、そのテンポに慣れていけるように練習で使用しているとの事。

わたくしタカセもピアノを弾くのでよく分かるのですが、必死に弾いていると指の動きに集中してしまって、なかなか自分が出している音が聴こえてこないものなんですよね。
録音して聴いてみると「どんどん速くなっているな」とか「クレッシェンドしているつもりだったけど音量変わってない?」「ここは意外に良い感じに弾けてる」など、自分の状態がよくわかるので、録音はとっても大事な練習なのです。

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お気に入りのレッスンアイテムと共に、楽しそうなNさん。良い笑顔です!!

ご自身の大きなテーマを持ってピアノに取り組んでいらっしゃるNさん。
普段のレッスンや練習では、曲だけでなく、教本を用いた指のトレーニングも演奏の土台となる基礎練習として日々欠かさず行っていらっしゃるのだそうです。
熱心に、楽しみながら努力されている姿、素晴らしいですよね!

そして、本番当日には奥様が応援にいらっしゃるとの事!心強いですね。奥様もさぞかし楽しみにされていることでしょう。

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ミュージックサロン浦安のユアステ担当ヤマガミ。皆でご出演者を応援しています♪

本番までますます目が離せないNさんについては、Part5で再びレポートさせていただきます。
それではまた次回の記事もよろしくお願いいたします!

次回は九州ビッグバンドを再びレポート!

Part4では、九州ビッグバンドの第2回目合同練習の様子をお届けします。
第1回目の練習と比べてどんな変化があったのか?そもそもビッグバンドってどんな楽器構成でできているの?など、より掘り下げてお伝えする予定ですので、是非お楽しみに!

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