第1回:Aerophoneの紹介といろんな音色で音を出してみる。
サックスど素人でもAerophoneが吹けるようになるのか?
DJ担当のハギオです。普段はDJ機材をメインに紹介しているのでデジタル管楽器に興味のある方にはきっと初めましてですね。
このたびAerophoneに挑戦せよ!との指令がありDJの記事しか書いてこなかった私がRolandの Digital Wind Instrument Aerophone (デジタル・ウィンド・インストゥルメント・エアロフォン)「AE-10」に挑戦してみました!
3回に分けてハギオのAerophone挑戦をご紹介しようと思います。
- 【第1回】Aerophoneの紹介といろんな音色で音を出してみる。
- 【第2回】ドレミに挑戦!ほぼたて笛!
- 【第3回】曲に挑戦!『ルパン三世』を弾こう!
結果、思ったよりも簡単に弾けることがわかりました!
それでは早速!
Aerophoneの紹介と音が出るようになるまで。
音を出すまでと音色紹介の動画をご覧下さい。
Aerophoneの音を出してみよう!
まず、音を出す前に吹き口を外してみました。
サックスのリードのような形をしています。
このサックスでいうところのリードのような形状になっている部分を手前に来るように取り付けます。
サックスのリードのようになっているので、音を出すときもサックスの要領でリードを震わせて音を出すのか?と思っていましたが、何と!
吹き方は縦笛と同じ要領で息を吹くだけ!
当然吹く強さで音量が変わります。あまりの簡単さにビックリ。
第2回:ドレミに挑戦!ほぼたて笛と同じ運指だった
前回の「Aerophoneの紹介といろんな音色で音を出してみる。」に引き続き、縦笛しか吹けないハギオが、今回はドレミに挑戦してみます!
ドレミに挑戦の動画
キーの押さえ方を習いドレミに挑戦するまでの動画をご覧下さい。
youtu.be
縦笛は得意なハギオが縦笛と同じ要領でドレミを吹けた
Aerophoneにはサックスとほぼ同じ数のボタンがついているようなので、「これは覚えるの大変だぞ~!」と思っていたハギオですが、なんと!ほぼ縦笛と同じ押さえ方でドレミファソラシドが吹けるということが判明!!
ホントに縦笛と同じ。
これなら吹けそうだぞ~
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの押さえ方を縦笛と比較しながら一覧にしておきます。
どうですか?ほとんど縦笛と同じです!とっても簡単でびっくりしてしましました!
縦笛と同じということで分かったことが、私みたいになぜか縦笛は得意だった方がAerophoneを練習すればいろんな音色で演奏ができちゃうわけですね。
みんなの前で演奏したときも、縦笛だと微妙な空気になってしまったのですが、Aerophoneでよい感じの音色で演奏すれば、やってることは同じでもみんなの反応は明らかに違ってきそうです。
第3回:ルパン三世に挑戦
前回の「Aerophoneの紹介といろんな音色で音を出してみる。」、「ドレミに挑戦!ほぼたて笛と同じ運指だった」に続いて縦笛しか吹けないハギオが、いよいよ曲の演奏に挑戦してみます。
ルパン三世に挑戦動画
ルパン三世のエアロフォン譜
吹奏楽でお馴染み「ルパン三世」のテーマソングですが、音階にするとこんな感じ。
ミソミラ / ミソミ / ミソミラ / シソラミ
ララミレ / ララシドラ / ラミレ / シソラ
オクターブ上の音は赤文字にしています。
せっかくなのでAerophone譜を作りました。
オクターブ上の音階と、オクターブ上から戻るときに注意
オクターブ上のミの音に行くときのオクターブキーを押す操作と、逆に上のオクターブから下がってくるシの音の時に間違いやすいので、注意して吹いてみてください。
あと、インストラクターの相沢に教えてもらったポイントとして、オクターブキーの押さえ方。
指の関節当たりを真ん中に置いて、指を縦に動かすとオクターブの上と下が押さえやすくなるようです。
ピッチベンドとグロウル
右手の親指あたりにあるレバーで、ピッチベンドとグロウルトーン(歪んだような唸るサウンド)をかけることができます。
※動画中ではビブラートと言っておりますがグロウルの間違いです。
ピッチベンドはキーボードなどの左側についている操作に近いと思います。
と、ここまで3回に分けて行ったAerophoneへの挑戦記事ですが、動画撮影をスタートしてわずか30分程度で何とか一曲吹ける(?)ようになりました!私のセンスが良いのか、Aerophoneが簡単なのか?
真相は是非皆さまが島村楽器各店でお確かめください!
この記事を書いた人
DJ.デジタル楽器アドバイザー 萩尾(はぎお)
2001年のDMCのビデオ映像に衝撃を受け、バトルDJを志す。
その後すぐDJバトルを企画し、10年以上定期的にDJバトルをプロデュース。
現在もいろんな大会を企画しています。
DJ機材に関して日々追求を続けておりますので、DJ機材に関することなら何でもご相談ください。