島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

ピアノのUさん 「プレ・ユアステ」の様子をレポート!【ユアステだよりPart5】

こんにちは。音教企画課のタカセです。
梅雨らしく肌寒い日が続いていますね。皆さんお元気でしょうか?

「ユアステだより」Part4では、大編成アンサンブル「La fleur(ら・ふるーる)」のメンバー
皆さんの、第1回アンサンブル練習会後の様子をお届けしました。

今回は、ピアノの連弾で初出演のUさんが、「プレ・ユアステ」(チャレンジコンサート)に
出演された時の模様を中心に、現在のUさんの様子をレポートしていきます!

吉祥寺店での「プレ・ユアステ」を終えたUさん

6月15日(土)に、Uさんが通われている吉祥寺店で「クラシックチャレンジコンサート2019」
という発表会が開催されました。

この時期のコンサートや発表会では、ユアステに出演予定の方々は8月の大舞台が近いので
「プレ・ユアステ」として、ユアステと同じ曲を演奏することが多く、この日のUさんも
ユアステで演奏予定の「ロシアのワルツ」「アイリッシュ・ジグ」を、インストラクター
サカイとの連弾で演奏されました。

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Uさんの奥には、連弾パートナーでもある担当インストラクターのサカイ。人前で演奏する機会は貴重なので、良い練習になりますね。Uさん、綺麗な手の形です!

演奏前は緊張されていたというUさん。サカイが演奏直後にお話を伺いました。

サカイ
人前で演奏してみて、どうでしたか?
Uさん
緊張しました!練習量の多かった「ロシアのワルツ」は、それでも大きく崩れずに音楽を通すことができたように思います。でも「アイリッシュ・ジグ」のほうは、いつも弾けていたところが弾けなかったりして、反省材料も色々見つかりました。
サカイ
課題がはっきりとしてよかったですよね!
Uさん
そうですね。2曲の仕上がり具合はやはり、練習量の差だと感じています。これからより一層練習を頑張ります!

ユアステ本番当日に向けての準備も着々と

普段の練習はもちろんですが、そろそろ必要になってくるのが本番での楽譜や衣装の準備です。
Uさんが現在どんな準備をされているか、教えていただきました。

本番用の楽譜

インストラクターのサカイが、自分用にと連弾楽譜をマスキングテープで張り合わせて製本していた
ところ、Uさんも同じようにご自身の楽譜を製本してレッスンに持ってきてくださったそうです。

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Uさん作成の製本楽譜 左:テープは裏側に貼っています 右:開いたとき

Uさんが貼ってきてくださったテープについて、「アンティーク調な色合いのマスキングテープだな
と思ったら、医療用のサージカルテープだった」との事!伸縮性もあって使いやすいんだそうです。
新たな発見ですね!

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テープの貼り方のポイントは、ほんの数ミリ隙間をあけること。そうすると譜めくりがしやすくなるそう。楽譜製本は、本番前のとても大事な作業なのです!

当日の衣装

ホールの雰囲気に合わせて、フォーマルな雰囲気のものを考えているというUさん。
具体的な衣装については、奥様が色々と考えてくださるとのこと。楽しみですね!

基礎練習も新たに追加して頑張っていらっしゃいます

前回のUさんの回(ユアステだよりPart3)でもご紹介した基礎練習「ハノン」ですが、最近さらに
バリエーションを増やして練習されているそうです。白鍵と黒鍵が混ざった四重トリルで、かなり
指の強化に効く練習です!

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よりレベルアップした基礎練習 上級者向けのトレーニングですね!

インストラクター、スタッフからUさんへ 応援メッセージ

インストラクターサカイより

いよいよ「アイリッシュ・ジグ」のセコンド(低音パート)練習が始まりますね。セコンドに取り
組むまえにプリモ(高音パート)の経験を経たことは、Uさんにとって大きな自信になっていると
思います!
今後もさらにお互いの呼吸を合わせて、心地よい音色や表現を探していきましょう。
「ロシアのワルツ」において、連弾独特の音楽作りは経験されていらっしゃるので、「アイリッ
シュ・ジグ」のセコンドもスムーズに仕上げていけると思います。
これから本番までの音楽づくり、私も楽しみです。ひきつづきよろしくお願いします!

音楽教室担当のノザキより

インストラクターのサカイのアドバイスを受けながら、日々練習を重ねて来られたと思います。
ユアステではサカイとの連弾で、お互いに支え合って演奏をするというのが何とも感慨深いです!
お忙しいなかでもピアノと向きあってこられたUさんの姿を会場の皆さんにお披露目できるのを
私も楽しみにしています。ぜひ、この機会を楽しんできてください!!

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写真は、吉祥寺店OPENのときからのお付き合い、管楽器リペア担当スタッフのカンザキとUさん。

店長のアリマより

いつもお忙しいなか、純粋に音楽を楽しまれているUさんの姿をみて、自分自身も精進しなくてはと
鼓舞されております。そして、いつでも朗らかな笑顔でご来店されるので、いつも癒されています。
本番当日も、ステージ上のUさんの笑顔が満開になりますように!頑張ってください!ファイト~!

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吉祥寺店スタッフ一同、応援しています!後列の左から2番目が店長アリマ。

スタッフもユアステに向けて盛り上がっていますね!応援メッセージの内容から、普段楽しく
レッスンに通われているUさんの様子やスタッフとの信頼関係が伝わってきて、わたくしタカセも
嬉しくなりました。Uさん、これまでたくさん努力をされてきていますので、あとは元気に当日を
むかえられるよう、風邪などにも気を付けてくださいね。
タカセも、微力ながら応援しています!

次回は大編成「La fleur(ら・ふるーる)」の皆さんの現在をお届け

Part6では、大編成「La fleur(ら・ふるーる)」の7月15日に行われた練習会の様子を
カタヤマがレポートします。皆さんの様子や演奏がどのように変化しているのか・・!
是非、お楽しみに!

YOUR STAGEについて、詳しくはこちら。
チケットは、お近くの店舗にてお買い求めください。
www.shimamura.co.jp

ユアステだより記事一覧

ルシアー駒木のギターよもやま話 その96「緊急告知!!!」

皆様こんにちは!

飛行機で首を痛めてマッサージしていたら、頸動脈を押さえてしまい気を失いかけた
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ルシアー駒木です。

本日は、緊急告知です!

ルシアー駒木 アメリカ買い付けギタートークショー 全国ツアー決定!!

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第一弾店舗発表!
です!!!

希少な買付け品と共に全国を回ります!!!

ルシ駒トークショーは、特に昨年、開催各地で大好評!
未開催地の皆様から「私の家の近くでもぜひ!」という声を沢山頂きました。


そこで、「トークショーツアー」として、各地を回っていきたいと思います。
まず第一弾として、7~9月のスケジュールが確定!

発表する店舗はこちら!

開催予定店舗&日程は、変更の可能性があります。開催についての詳細は各店舗の正式発表でご確認ください。

開催日 開催予定店舗
7月7日(日) けやきウォーク前橋店
7月27日(土) 札幌パルコ店
8月4日(日) 錦糸町パルコ店(meets 山口和也氏)
8月11日(日) 新宿PePe店
8月18日(日) 名古屋パルコ店
8月24日(土) 福岡近郊店舗でもしかしたら開催されるかも!?
8月25日(日) 福岡近郊店舗でもしかしたら開催されるかも!?
9月15日(日) 大宮店
9月22(日) 津田沼パルコ店
  • 山口氏とのコラボになる8月4日だけは、内容が異なります。ご注意ください。両方参加されることを推奨します(笑)
  • 店舗によって、ルシ駒トークショー未体験の方優先・もしくは限定、とする企画もあるようですのでご承知おきください。詳細は各店舗にてご確認下さい。


ワクワクしますね!!
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トークショーツアーのタイミングに合わせまして、改めまして自己紹介しましょうか(笑)ブログの96話目で自己紹介も何なんですけど

ヴィンテージギター販売からそのキャリアをスタートさせ、雑誌掲載用等のオーダーメイド製作、講師業務、店頭でのリペア業務等を経て、現在では楽器開発から海外ギター工場での技術指導までを手がけている。
アメリカ・スウェーデンのアーティストから、スペインの伝統的なギター製作現場まで高い信頼を得る国際派技術者。
エレクトリックギター・ベース、アコースティックギターの入門書や、メンテナンスDVDへの出演、ラジオ「SAME'SBAR」への出演等、その活動の場を更に広げている。
島村楽器ギターリペア工房長。

、、、というのが公式発表されている私のプロフィールなのですが笑、
ブログだとですね、楽器製作している感じないですよね(笑)。でも、そもそも私は製作家。
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私が作った楽器は様々なミュージシャンに使って頂いていたり、過去雑誌やテレビで登場したりもしています。


世界中で大活躍、CWF(TOTO singer Joseph Williams teams up with former Chicago singer Bill Champlin and Swedish guitarist/Producer Peter Friestedt)の動画で私のハンドメイドギターを見て頂きましょう。

www.youtube.com
メインで登場しているギター


www.youtube.com
Bill Champlin氏が弾いている白いギター&ステージ上にセッティングされているギター


www.youtube.com
全編で使用されているギター


そんな私がアメリカで買い付けてきた特別な楽器たちを、沢山つれて、みな様のもとへ!!!!!

Webに文字で書いちゃまずい裏話や(笑)、ちょっと勉強になる楽器のお話、皆さんが気になっているあのブランドの秘密を解析したり、、、
盛り沢山でお届けしますよ!

皆様とお会いできるのを楽しみにしております!
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ルシアー駒木でした。

その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

ルシアー駒木のギターよもやま話 その95「今年巻き起こる風は更に熱くなる!後編」

みなさんこんにちは!

子供の肌荒れに、処方された薬を毎日塗ってあげていたら、
塗装でやられていた私の手荒れも改善した、

これぞ一石二鳥
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ルシアー駒木です。

おかげさまで好評の前編


後編もスペインの風を感じて頂ける事間違いなし!
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早速参ります!

もったいぶらずに、お見せしましょう。
今回もすごいのあるんですよ。

どどん!!
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どうですか!
見た目で感じるこの風格。
RAIMUNDOの凄さが伝わるこの1本。
Model: Suprema
German/Austrian Spruce top
Exotic grain Madagascar Rosewood side&back
French polish

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これぞ「弾けばスペインの風が吹くギター」!
クラシックギター、特に日本製や日本人ルシアーの作品を沢山試された方にこそ弾いてみて頂きたいですね。
日本製の良さが何なのかを認識できると同時に、それとは異なった楽器の魅力といううものがある事も実感できます。
エレクトリックソリッドギターでしかギターを知らない方も、これを鳴らせばクラシックギターの魅力がわかります。
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タフな仕事に備えようと、今回の滞在では朝食をしっかり食べて過ごしたのですが、
そこはスペイン。
ホテルの朝食でさえ、
生ハム食べ放題。
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徒歩5分ほどの場所には、セントラルマーケットがあり、
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中は早朝から準備で活気に溢れています。
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実は、
そこでも朝食が楽しめます。
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安くておいしいです。
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おいしい朝食で英気を養って、仕事に向かいます。

細かな事はその場ですぐ確認しながら。
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今回のギターも本当に素晴らしいものばかり。

前回の訪スペイン&ブログ掲載後は、動画でも随分話題になりまして、ルシ駒イベントでも大好評。すぐ完売してしまった為に、随分と「次の入荷は無いのですか?」という質問をお受けしました。
ご期待に応えました!(笑)

と言う事で、大好評モデルを今回またご用意できまして、

ジリコテ材の631E/Cは最高の仕上がり。
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材の個体差で表情も違います。
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そしてこれまた話題になりました、ホワイトエボニーの633E/S & 633E/S Narrow も美しさに見惚れます。
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今回もおそらく、ですがイベントなど実施予定。そうなると、すぐ無くなってしまうかも。。。
皆さんお早めにご一報くださいね。

そして、検品する中でお互いに気が付いたことや商品改善のアイディア、また全く新しいアイディアなどは、ミーティングでじっくり相談。
これも大切な仕事です。
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そして最終日には、先代マニュエル氏も作業を手伝って下さいました。
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ビクトー社長も自ら出荷準備。
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充実の滞在でした。

後編でも少し周辺をご案内しましょうね!
今回は宿泊地が旧市街地でしたので、ホテルを出ればすでに遠出しなくてもスペインを満喫できる環境。
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食事中にも背後にはギターオジサンが
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そもそもホテルの屋上から景色も素晴らしかったです。
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そうそう、スペインぽいといえばですね、
ダラス出張のレポートでも度々登場するのですが、私は時差ボケ解消に「エナジードリンク」を活用する事が多いんですね。
スペインでも、と思って買いに行ってみると、
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ESPRESSO MONSTER!
日本では見ないですよね。ヨーロッパではスペイン以外でもあるみたいなのですが、コーヒー好きの国って感じしますよね。

こんなのもありましたよ。
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PLUS COFFEE
日本でも売れますかね、これ。

味はどちらも、想像以上にコーヒーでした。
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最終日には素晴らしい出会いもありました。
秋葉原にある楽器専門店舗の店長でもあるイトヤマがアポを取っていた方がおりまして、
Mr.Alvaro Corrochano!
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とても穏やかで楽しい人柄に、話も弾んだのですが、
持参して下さったヴァイオリンの素晴らしい仕上げに感動しました。
彼の話題は、イトヤマのブログでご覧ください。


さて、
如何でしたでしょうか!

最後にとっておいた、まさにとっておきの話題。。。
こちらのモデル、
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そうです、動画の中でケリーさんが演奏されて話題になっていた、エレクトリックフラメンコモデル646PE/S。
こちら、実は今、すんごいミュージシャンに使って頂くご予定があり、近々発表できる見込み。
私の動向をご覧になられている方は、何となく想像つくかもしれませんね。
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こうなると、今回も即完売か!?
皆さんお早めに!

出荷を待つギターとスペインの夕日
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※これ、写真未加工です!

ルシアー駒木でした!
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ねえねえ皆さん、
この飲み物飲んでも大丈夫だったと思いますか?(笑)
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暗闇で煌々と光っておりました。

その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

ルシアー駒木のギターよもやま話 その94「今年巻き起こる風は更に熱くなる!前編」

みなさんこんにちは!

パソコンが新しくなったら、速度がかなり早くなって、
自分が追い付けない
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ルシアー駒木です。

みなさん、こちらのブログ、覚えていますか?
山口さん&ケリーさん、そしてイダさんの動画と共に大好評頂いておりました、

そうです、
RAIMUNDOGUIUTARSに関しての一連の記事。

先日、久しぶりに現地滞在し、今回もまた素晴らしい楽器をValenciaの仲間たちと仕上げてまいりましたので、その様子をご覧頂こうと思います。


今回は、久しぶりのエールフランス
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まだ席に座ってすらいない段階で、男性CAが声をかけてきました。
「お前さ、ギターでも弾くの?(英語ですが、ニュアンスはこんな感じ笑)」
「弾くよ!、っていうかギターの仕事なんだよね。技術者で。」
「おお!本当か!?それはすごいな!」
という感じで着席もしないままCAと雑談する旅の出発となりまして(笑)

話はどんどん盛り上がっていき、結局、彼がCA業務の手が空く度、私の席にきてギター談義をする、という

彼の名誉の為と、エールフランスの業務に問題はなかったのでちゃんと書いておきますが、CAとしての業務は完璧にこなしておりました笑

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最後連絡先を交換しました。
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また会おうぜStephane!

という事で、スタートからなかなか私らしい旅になりました。

バレンシアにはダイレクトに飛ぶ飛行機がないので、どこかを経由地にせねばなりません。
今回はパリを経由で時間を無駄にしないタイミングの乗り継ぎが出来、移動時間がそれほど長くなくすみました。
とは言え、日本を発ってから17時間くらいの移動。歳とってきて最近移動が辛いです(笑)

今回の旅の仲間は、前回も大活躍のイトヤマに加え、アベ(東京&名古屋のギターリペア工房マネージャー)が一緒。

私も経験ありますし、アベは複数回経験したらしいんです。
え?何をって?
所謂lost luggageです。人間は着いたのに、荷物は現地に着かないってやつですね(笑)
大概は飛行機を乗り継いだ移動の時に起こります。今回は乗り継ぎ時間が短かったので尚更心配していましたが、
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無事来ました。アベも一安心。

今回のホテルは旧市街地の中でしたので、外観もこんな感じ。
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素敵なお姉さんにチェックインをお願いし、
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初日は移動で終了です。

さて、
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ホテルを出ると、素晴らしい青空です。建物とのコントラストが美しい!
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やってきた、というより、帰ってきた感じですね。
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中に入ると早速我々の検品を待つギターたち。
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早速作業にとりかかります。
「検品」ですが、一緒に仕上げている感覚ですね。
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今回は「エレクトリック」ガットギターが多いので、電装系のチェックやアンプにつないでの音出し確認も重要な仕事です。
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ファクトリーのみなも、いつもの様に我々に特別に時間を割いて対応してくれています。
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タフな仕事ですので、終われば結構クタクタ(笑)
イトヤマ&アベも、この通り(笑)
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こういった出張では、食事が一番の元気の素。
まさにこのバレンシアが発祥地のパエリアは外せません。
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店ごとに違うのも楽しみですね。
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海沿いの地域ならではのまるで牛ステーキのようなマグロ
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個人的にはこのパスタのパエリア『フィデウア』が大好き。
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夕食は所謂バルに行くことが多いのですが、
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ここで豆知識(笑)
メニューを見ると、
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各料理、値段が2種類つけられています。

これ、座席によって値段が違うんですね。
このメニューで言えば、カウンターとテーブル席、そしてテラス席での値段が書かれています。
カウンターかテーブルか、で違うこともあるみたい。
ご旅行時の参考に!

今回はこの辺で。
次回は美しい楽器をお見せしましょう!

では後編で!
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ルシアー駒木でした!

その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

東京大編成 La fleurの皆さんの現在をレポート!【ユアステだよりPart4】

こんにちは。フルートインストラクターのカタヤマです。
東京も梅雨に入り、ジメジメとした日も多いこの頃。
早くも ”真夏の音楽の祭典” であるユアステが待ち遠しいです!

前回のPart3では、吉祥寺店からピアノで出演されるUさんの、現在のレッスンやご自宅での練習の様子などを紹介させていただきました。

大編成アンサンブル それぞれの楽器の方々の現在をご紹介!

今回のユアステだよりは、Part2でレポートをさせていただいた丸井錦糸町店の大編成アンサンブル「La fleur(ら・ふるーる)」のメンバー皆さんの、5月20日のアンサンブル練習会後のお気持ちや、次回のアンサンブル練習会にむけての現在の様子をお届けします。

初のアンサンブル練習会の様子はこちら

今回は、アンサンブルメンバー16名のうち14名と大半を占めるフルートの方々だけでなく、Part2では紹介できなかったサックス・ピアノのご出演者にもご登場いただきます!

グループ名の秘密が明らかに

そもそも、グループ名の「La fleur(ら・ふるーる)」ってどんな意味なんでしょう?
アンサンブル全体をまとめている担当インストラクターのタマイが決めたという噂を聞き、聞いてみました。

タマイより:
今回は「ハナミズキ」を演奏するので、花に関するワードが入った名前が良いなと思って調べたら「La fleur」というワードを見つけました。
フランス語で”花”という意味なんです。読み方もとても可愛いなと思い、この名前に決めました!

初のアンサンブル練習会を終えた現在のお気持ちは?

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今回お話を伺ったフルートのTさん(左)とUさん(右) それぞれインストラクターのタマイと一緒に

5月20日に行われた第1回目のアンサンブル練習会は、フルートの方のみが参加されました。
初回ということもあって緊張されていた方も多かったようでしたが、実際にはどんなお気持ちだったのでしょう。
フルートのお二人にご協力いただき、お話を伺いました。

フルートTさんより:
アンサンブルは初めてでしたが、他の人の音が重なって聴こえてくる感じが好きだな!と思いました。
自分自身の演奏では、中音域から高音域へ向かっていく部分が難しいのですが、曲の後半には各パートのソロが回ってくるので、しっかり吹かなくては!と思っています。
初めての合わせはとても大変でしたし、本番まで意外と時間が無いかな?と感じたけれど「もっと頑張るぞ!」と、気合いが入りました。

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Tさんのレッスンでのご様子 タマイのピアノ伴奏に合わせて曲の流れを確認します ソロパートがどんな仕上がりになるのかも楽しみですね

フルートUさんより:
最初に集まったときは「場違いかな・・」と思ってしまったけど、アンサンブルが初めての方がいらっしゃって安心しました。
違うパートと合わせるのが初めてだったので、新鮮な感じがしています!
今は、6月29日のアンサンブル練習会にむけて、ミ♭の指が頭の中で混乱しないように(低音域と中音域で指使いが違うので)練習中です。
ハナミズキはメロディーが本当に綺麗な曲なので、ぜひ皆さんに聴いてほしいです!

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レッスンでのUさん タマイと一緒に苦手な部分を確認します 練習の成果が本番で発揮できますように!

サックスとピアノはどんな役割?

「La fleur(ら・ふるーる)」メンバーはフルートが14人、サックス1人、ピアノ1人という16人のアンサンブル。なぜフルートだけでなく、サックスとピアノのメンバーが加わったのか、タマイに聞いてみました。

カタヤマ
今回のアンサンブル、サックスはどんな役割なんですか?
タマイ
フルートだけの大編成だとどうしても高音域ばかりになってしまうため、フルートよりも低い音域のテナーサックスで、バンドでいうとベースのような役割として、低音でこのグループを支えていただきたいと思い、サックス会員のNさんに相談をしました。
「みんなで演奏するなら出演しても良いですよ」とお返事をいただいて、良かったです!

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テナーサックスで参加されるNさん(右)と担当インストラクターのオカダ(左)気合い充分の表情!

カタヤマ
では、ピアノの役割は?
タマイ
ピアノは、全体のテンポをキープしたり、時には引っ張ってもらったりと、全体の音楽をまとめる、バンドならドラムのような存在です。
「伴奏ならやってみたい!」と手を挙げていただいたピアノ会員のKさんには感謝しています!

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ピアノのKさん(左)と担当インストラクターのオカモト(右) フルート・サックスの皆さんは丸井錦糸町店、Kさんは錦糸町パルコ店に通われているため店舗をまたいだアンサンブルグループです

サックスもピアノも、フルートの皆さんの音楽を支える役割なのですね。頼もしい存在です。
参加を決めてくださってありがとうございます!
    

サックスNさん、ピアノKさんからもコメントをいただきました

サックスNさんより:
普段演奏することの少ない16分音符(♬)が出てくる部分が難しいですが、指がスムーズに回るようにいま練習を重ねています。
特に1番のサビ部分が、この曲の聴きどころかな。ぜひ聴いてほしいです!

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テナーサックスの音が14人のフルートの音色にどのように重なるのか楽しみです!

ピアノのKさんより:
今は、楽譜どおりに演奏出来るようテンポを決めて練習しています。
フルートとサックスのブレスの(息を吸う)タイミングや、メロディーが入ってくる前のテンポの揺れを確認したりしていますが、ソロでの演奏とは違って一定のテンポを保つことや、他の楽器と同時に音を鳴らすタイミングを見極めるのがなかなか大変です。頑張ります!
全体を支える伴奏ももちろんですが、ピアノの綺麗なイントロをぜひ聴いてください!

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ピアノは大勢でのアンサンブルに入る機会が比較的少ない楽器なので、貴重な経験になりそうですね 皆さんとのアンサンブルを楽しんでください!

「La fleur(ら・ふるーる)」2回目のアンサンブル練習会では、いよいよサックスのNさん・ピアノのKさんも加わる予定だそうです。
どんなサウンドに変わっていくのか楽しみですね!
La fleurの皆さん、ひきつづき頑張ってください!

Part5は、ピアノでご出演のUさんの近況をお届けします

次回はピアノのUさんの近況を、ユアステプレコンサートの模様などを中心にレポートします。
ぜひお楽しみに!

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