こんにちは!管楽器開発兼バイヤーのホリコシです。
さて今回は、この秋リリースされたFesti(フェスティ)アルトサックスの限定商品をご紹介いたします。
突然ですがここで質問です。皆さん、サックスと言えば何色を連想しますか??
金?銀?そうですよね~。いま流通しているサックスは、だいたいこの2色が主流ですが、今回は黒です!!え?別に珍しくない??いやいや、黒は黒でも、よく見かけるサックスのブラックエディションはブラックニッケル仕上げの物が多いのですが、今回はブラックラッカー仕上げです!
↓こちらはブラックニッケル仕上げの画像です。
写真ではちょっと分かりにくいかも知れませんが、ブラックラッカー仕上げの方が、より黒味が強くなります。
ブラックラッカー仕上げのモデルもゼロではないのですが、ブラックニッケルと比較するとなかなか珍しい仕上げなのです。
今回はそんなブラックエディションモデルとなる、Tiara A/BLを60本限定生産で発売する事となりました!
それがこちら!!
ブラックラッカー仕上げのFesti Tiara A/BL
こんな感じです。う~ん、かっこいい!!・・と自分で言ってみました(笑)
ブラックとシルバーの配色は良く見かけるのですが、ブラックとゴールドの組み合わせはちょっと珍しいのです。
気になる吹き心地は??
さてさて、見た目の話ばかりしてもいけませんので、肝心の吹き心地についてもご説明します。
そもそも、こちらのTiara Aは管体がブロンズブラス(ゴールドブラス)で出来ており、やわらかな音色が特徴なのですが、吹く方(特に初心者層)にとっては、少々吹奏感が重く感じる方もいらっしゃいます。
その為、ブロンズブラスを軽快な吹奏感でお楽しみ頂けるように、シングルポスト工法を採用しました。
シングルポスト工法?
下の写真をご覧頂きたいのですが、楽器の管体を組み立てる際、キーを取り付ける支柱の下に台座を溶接する事が多いのですが、その分溶接の面積が増しますので、吹奏感が重くなる傾向があります。
ポストの下に台座が溶接されています。
Tiaraシリーズの楽器は、楽器の強度を保ちつつ、台座を溶接せずに管体に直接支柱を立てる工法を採用しております。(赤線部分)
それにより、ブロンズでありながら軽快な吹奏感が実現しております。
また、ブラックラッカー仕上げも、吹奏感が重くなる傾向があるのですが、このシングルポスト工法を採用したTiaraシリーズにブラックラッカー仕上げを施す事で、軽快な吹奏感を保ちつつブラックラッカー仕上げを実現したのです!
気になる商品スペックはこちら!
型名:Tiara A/BL
価格:198,000円(税抜)
※表面の仕上げ以外は、TiaraAと変更ありません。
管体:ブロンズブラス/ブラックラッカー仕上げ※インナーベルはクリアラッカー仕上げ
キー:イエローブラス/クリアラッカー仕上げ
付属キー:フロントFキー/HighF#キー
付属品:マウスピース、リガチャー、リード、ストラップ、クロス、グリス
やはりFestiと言えば、この抜群のコスパ!
ブラックエディションでこの価格はなかなかないのです。
これからサックスを始めたい初心者の方にもお楽しみ頂けるモデルです。
ぜひお近くの島村楽器で実物をご覧くださいね!
限定60本ですよー!!