本日は水曜日!ホテルの前からずら~~っとマーケットが続き、とても賑やかなクレモナの朝!時差ボケであろうと、美味しそうなチーズやサラミは必ずチェック!
さて、弦楽器ヨーロッパ買付レポート クレモナ Part1に続きまして、我々は先日可愛いお子さんが誕生したばかりのスーパーハッピーな製作家、Jens Gosta Johansson(イェンス・ゴスタ・ヨハンソン)氏のもとへ。
Jens Gosta Johansson Profile
1973年スウェーデン生まれ。ギター製作、家具製作を代々行ってきた家系に生まれた。クレモナに移住して製作家として活動するかたわら、古い名器の修復経験を自身の新作楽器に生かしている。2016年 サンタ・チェチーリア国際ヴァイオリンコンペティション(Santa Cecilia International Violin Competiton) アンティーク・ヴァイオリン製作部門 第1位。
昨秋の入荷後すぐの販売となってから、念願であった芸術的な美しさを持つヴァイオリンに再会出来ました。
透き通るような青い瞳を持つ彼は、こんなに素敵な味のあるヴァイオリンを製作します!裏板は2枚板でしっかりと接着され、そこからひっかくように削り、各方向からの見え方にも工夫をこなしています。(写真だと分かりずらいですね。。)
光の当たり方で表情が変わる、芸術品としても傑作なヴァイオリンです!
あと10日程で完成予定のため、我々は試奏出来る状態ではありませんでしたが、コンコンと表板を軽くたたくだけで素直なレスポンス、そしてバイブレーション。出来上がりがとっても楽しみです!
また、この度より製作証明書を新たなデザインにしたヨハンソン氏。見た目も素敵なのですが、中身も最先端な〇〇〇。(まだ製作途中のためお楽しみに!)
選定が無事に終わり、ピグメント(着色の仕方)やニスの仕上げなど、またまた質問攻めのマイスター。
そうです、私たちの買付楽器のポイントは、試奏をして良い音だなぁ~。で、終わりではなく、「しっかりと製作家のこだわりを見抜き、その製作家の熱いパッションをお客様へ確実にお伝えすること」です!
11月10日(金)よりスタート致します第23回弦楽器フェスタ第一会場:シマムラストリングス秋葉原にて展示予定でございます。是非お手に取ってお試しくださいませ!
それでは、最後に本日のランチを。
それでは、Ciao!
今回イタリアで買い付けた弦楽器は、弦楽器フェスタでお披露目します
今回マイスター茂木と前田が買い付けを行った弦楽器は、11月〜12月各地(秋葉原・横浜みなとみらい・大阪・福岡・南船橋・新宿)の島村楽器で開催される、島村楽器弦楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
日程等決まり次第順次情報を公開致しますので、弦楽器フェスタページもあわせてご覧ください。
- 島村楽器弦楽器フェスタページへ(内容は前回のものとなっております。ご了承ください。最新情報10月26日公開予定。)
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