こんにちは。
バイヤーのタナカです。
今回は、先日行われましたZOOMの新製品発表会をお届けいたします。
先日のMusikmesseで発表になった話題の新製品がいよいよ国内発売開始ですよ。
ZOOM Q2HD!!!
こちらが新製品のZOOM Q2HD。
ラインナップとしては、既に発売中のQ3HDの下位機種にあたります。
それではその外観に注目してみましょう。
左がQ3HD、右がQ2HDになります。
Q3HDの高さが132.9mmに対し、Q2HDの高さは126.9mmと6mmダウンし、若干コンパクトになっています。
画面もQ3HDの2.4インチからQ2HDの2.0インチへとコンパクトになっています。
上の画像の通り、
厚みはQ3HDが23mm、Q2HDが35mmになっており、Q2HDの方が12mm厚い仕様です。
こちらはめずらしい球体型のマイク。
お台場のアレをイメージしたとか、しないとか・・・
Q2HDの特徴の一つであるこのマイクは、コンサートホールなどで伝統的に使われる代表的な音楽収録マイクで、
正面に向いた単一指向性マイク(Mid)と左右に向いた双指向性マイク(Side)を組み合わせたモノです。
ステレオの音の広がりを30°〜150°の範囲で任意に設定し、その場の残響をも的確に収録できます。
実際にこの画面で角度調整ができるんです。
このQ2HDで撮影した動画が発表会で流れておりましたので撮影してきました。
このマイクの臨場感のある24bit/96kHzのリニアPCMサウンドとフルHD映像をご確認ください。
いかがでしょうか?
最近だと携帯電話で動画を撮影される方も多いと思いますが、
良い画質・良い音質を求める方には、非常にオススメです。
ちなみに上位機種のQ3HDに搭載されているマイクは、XYステレオ方式の指向性コンデンサマイク。
こちらは、左右の広がりだけでなく、前後の奥行き感まで忠実に再現できます。
またQ3HDには、Q2HDにはない外部入力端子も搭載されていますので、内蔵マイクだけでなく、外部から音楽や音声を取り込みたい場合にも活用できますよ。
より音にこだわりたい方には上位機種のQ3HDがオススメです。
続いてご紹介するのは、Q2HDの最大の特徴と言えるこの機能・・・
パソコン直結で即、リアルタイムHDストリーミング
Q2HDは、720p HD映像+16bit/48kHz音声の動画をリアルタイムでストリーミングできるんです。
なんとこの機能は世界初。
パソコンとUSBケーブルでつなぐだけで、
Ustream、ニコニコ生放送、Skypeなどでリアルタイムの動画ストリーミングが可能です。
今回の発表会では、実際にQ2HDを使用したUSTREAMのリアルタイム演奏が披露されました。
最初はUSTREAMを使用した配信映像、つづいてはギタリストが演奏するUSTREAM映像にバイオリニストがあわせて演奏する離れ技です。
実際の映像がこちら
演奏技術もさることながら、離れた場所でのセッションという新しい切り口に感動です。