みなさんこんにちは(^−^)はてなダイアリーですっかりおなじみ(っていっても2回しか登場してませんが・・・)ピアノセレクションセンター、調律師のウチヤマです♪
以前の記事ではピアノの中身について少しお話させていただきましたが、今回から、ウチヤマは少し趣向をかえたお話をしていきます。
以前、お客様から「調律の道具ってどこで売っているの?」と質問を受けたことがあります。
自宅のピアノは定期的に調律を頼んでいる・・・という方であれば、調律師が持っている道具をなんとなーく見た覚えがあると思いますが、どれも見慣れないものばかりではなかったでしょうか。
私も始めて調律工具を手にしたときは、何に使う工具なのかさっぱり検討もつきませんでした(笑)。不思議な形や、長さをしていて・・・でも、使ってみるとその工具の形や長さが利に叶っていると実感しました。
調律師にとって調律工具は無くてならないものです。そんな調律工具について、数回に分けてご紹介させていただこうと思います。
調律工具 初級編 調律カバンあれこれ
調律工具のお話をする前に、まずは調律カバンについてお話をしていきます。
調律カバンといえばコレ!という決まりは特にはありません。ただ、大切な工具を入れるカバンです。工具1個1個は軽いものですが、一式となるとかなりの重量になります。
なので、自分の必要工具が全て入ることと、丈夫であることが最低条件ですね。デザインや大きさなどは、自分が気に入ったものを各自使用しています。
調律カバンにはこれだけの工具が入っています。
島村楽器ピアノセレクションセンターに所属する調律師の殆どは、お客様の元へ調律にお伺いする際に、電車・バス・徒歩などを利用してお伺いしています。
電車・バス・徒歩でカバンを持っていくのは、実はとても大変なんです(^-^;)私が使っているカバンは、工具を入れると12kg前後の重さになります。10kgのお米袋+2リットルのペットボトルを常に持ち歩いているような状態です(お米袋を常に持ち歩く日常はないと思いますが、例えにちょうどいいかと(笑))。
かよわい(笑)私は、調律工具がぎっしり入ったカバンを常に手で持って歩くことはとても大変なので、キャリーバックに工具を詰めて、いつもガラガラさせています。
ここからは、当社スタッフ自慢の調律カバンを一つづつご紹介していきましょう。
茶色のドクターカバン。手で持つことを貫くこだわりを持った調律師が持っています。革も使っていくほどになじんできました。
いかがでしたか?
十人十色といいますが、調律師が10人いたら、10コの個性を持ったカバンがそこに並びます。毎日持っていくカバンだからこそ、自分のお気に入りを使いたいものです。
街や駅で、キャリーバックを持っている人を見たら、「旅行かな?」「出張かな?」「調律師かな?」と予想してみるのも楽しいかもしれませんね!
次回のウチヤマの「ピアノ調律師の必需品大公開」では、カバンの中身について少しずつお見せしていきますのでお楽しみに!!!
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島村楽器ピアノセレクションセンターについて
ピアノセレクションセンターは、専用工房を併設したアコースティックピアノ専門のショールームです。
フロアには、新品・中古ピアノ、アップライト・グランドピアノを合わせて常時100台以上を展示しております。また、専用工房ではピアノの調整・点検・修理を行い、アフターフォローにもお応え致します。