島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

松本パルコ店【【イベントレポート】オリジナル「ダンホン」を作ろう!叩こう!】

こんにちは。Webサイト担当のオクダです。

全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

今回は松本パルコ店和田さんがレポートしてくれている「オリジナルカホン製作&カホン叩き方講座」の様子をお届け致します!
ダンホンってなに?かと申しますと、「ダンボールで出来たカホン」です。そのままですね!
ダンボールと侮るなかれ、このダンホン、ダンボール加工等を専門に行っている日本の工場にて製作されており、素材は「バイウォールAA」という強化ダンボールで、構造理論上は200Kgの重量に耐えられるとの事です!すごい!
GW最終日、晴天の青空の下、家族や友人と絵を描いたりしながら「オリジナル」のダンホンを製作するという今回のイベント、気持ちよくてとっても楽しそうです!早速ご覧ください!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

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札幌パルコ店【かみじょうちひろ(9mm Parabellum Bullet)スペシャル ドラムセミナーレポート】

こんにちは。Webサイト担当のオクダです。

全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

今回は札幌パルコ店トリヅカさんがレポートしてくれている9mm Parabellum Bullet、かみじょうちひろスペシャルドラムセミナーの様子をお届け致します!
9mm Parabellum Bulletといえば若者から絶大な人気を誇るロックバンド!バンドのドラマーであるかみじょうさんによるセミナーの様子をステージセッティングから余すことなくお届けします!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

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【洪栄龍の音故知新】Vol.7 はじめの一歩「ギターによく効く簡単エージング法」

エージングの基本はプレイヤーとしてのメンテナンス

1.メンテナンス

メンテナンスとは簡単に言えば点検・保守です。基本となるメンテナンスをしっかりやらなければエージングは始まらないのです。締められるネジは軽く増し締めする。アコギもそうですが、エレキは特にネジが沢山ありますので、これを機にチェックしてみてください。

2.楽器のお手入れ

ギターを磨くこと=お手入れのことです。

  • 汚れがあってはエージングにつながらない。
  • 古くなったもエージングにはつながらない。
  • ワックスは塗ってふき取るもの。
  • 塗りっぱなしはエージングにつながらない。

の交換時は、指板を掃除する絶好の機会です。

3.お手入れの道具(紹介と使い方)

クロス

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クロスはギターについた手垢等の汚れをふき取ります。塗装面だけでなく金属パーツの部分にも使用します。ネック等に手垢を残すと指板移動にスムーズさが無くなります。
金属パーツ部分はサビの原因にもなります。特に交換の時には指板とフレットをよく拭きます。汚れを落とすクロスと磨くクロスの2枚持つのが大事なポイントです。

ポリッシュ

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塗装面だけでなく金属パーツにも使用可能なハイクオリティポリッシュ。被膜を作り、汚れを付きにくくする効果もあります。

ネックオイル(指板面オイル)

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交換時に塗りますが、人差し指の先に一粒位のオイル玉を作って、1フレットずつ塗り込んでいきます。
最終フレットまで同じように塗り込んだら、最後に余分なオイルも含めて拭き取ります。塗り込んだ時間と同じ分だけ時間をかけて拭き取ります。

ポイントは拭き終わった指板を人差し指で押さえた時にオイルが出てこなければOK.で、浮き出るようであればさらに拭き取ります。

ギター購入後1年目は、湿気が多くなる前の5月ごろと乾燥していく10月ごろに塗れば十分です。塗り過ぎはいけません!!!!
2年目以降は指板を良く見て、乾燥しているようであれば塗りますが、大体1年に1回を目安にしてください。

ghs FAST FRET

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潤滑・サビ防止グッズ に直接塗る潤滑剤です。
演奏終了後、手汗などを拭き取ってから軽く1ずつ丁寧に塗りますが、演奏途中でも曲間で塗ってスクラッチノイズ(指の移動時に出るノイズ)を軽減させることができます。
ポイントは塗った後に軽く拭き取ることです。


ちなみに、私がいつも常備しているメンテナンスキットはこんな感じです。
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もちろんその時々で中身は移り変わっていますが・・・
ポイントはあくまでプレイヤーとしてのメンテナンスでリペアではありません。


心得としては・・・

  • パーツ取り付けのネジ類の締めすぎはいけません。
  • ピックアップの高さは上げすぎず、あくまでも微調整です。

その他、ブリッジ駒も微調整、ナットの高さ調整に使うヤスリがけも微調整、ギターを自分に合ったお気に入りの楽器にするためには、微調整がポイントです。
※ナットの調整は、はじめは自分でやらずに専門店に依頼してください。

エージングは道具が楽器に変って行くこと?アコギもエレキも!!!

楽器以外にも、オーディオ機器にもエージングがあり、車には慣らし運転があります。
ギターの場合、を適度に交換することでギターがの張力を覚えていきます。
ですのでレギュラー・チューニングと半音下げ等の変則チューニングを繰り返すことはギターにとって好ましくないことを覚えておいてください。

それでは日常行うと効果的なエージング方法をご紹介したいと思います。

1.ダウンピッキングでエージング

ピックとを垂直に当てながら、一音一音丁寧にゆっくりダウンピッキングによるアプローチをします。ポジションは0・3・5・7・9・12フレットです。
ダウンピッキング・アプローチに慣れてきたら、ダウンストロークによるエージングにもトライしてみてください。

方法:0フレットは開放、3・5・7・9・12フレットは1本指(人差し指等)でセーハ(バレー)したまま6から1までピッキングしていきます。
その際、押さえるフレットの違いによって変わる響きの違いを聞きながら、がポイントです。


2.ダウンストロークでエージング

ゆっくりと肘を軸として手首を使わないように6から1に向かってダウンストロークしながら1本1本の鳴りを確かめます。ダウンストローク・アプローチに慣れてきたら、とピックの接触角度に注意をしてダウンアップ・ストロークを行います。

方法: 0フレットは開放、3・5・7・9・12フレットは1本指(人差し指等)でセーハ(バレー)したまま6方向からストロークを行います。
このエージングによってそれぞれのフレットでの鳴りを馴染ませます。
フレットのポジションによって長が変わるので、長を意識し各フレットで行うことが重要です。


3.ダウンアップ・ストロークでエージング

アップストロークは”上に上げる”というイメージを意識しすぎると、下から上へとかき上げる不自然な動作になりがちです。ダウンストロークを2回弾くと間にを弾かないアップ動作があるはずです。を弾かなければ空ピック(ストローク)ですが、弾けばこれが自然なアップストロークになるのです。ダウンアップ時のポイントは、アップストロークの際、力まず自然にを響かせることです。

方法: 0フレットは開放、3・5・7・9・12フレットは1本指(人差し指等)でセーハ(バレー)したまま上下のストロークを行います。


4.カッティングでエージング

カッティングの方法は、大別すると押側で行うか弾き手側で行うかの2通りありますが、ここでは押側でカッティングをします。
カッティング=音を切る、です。要は音を止めてミュート(消音)した状態を作ります。音を止めるには、押さえている手を緩めます。この時、から手を離さないようにするのがポイントです。

方法: 0フレットは開放のダウンアップ(カッティングなし)、3・5・7・9・12フレットは1本指(人差し指等)でセーハ(バレー)して、カッティングを行います。


5.ネック裏のクロスがけ

左手のグリップ練習にもなるクロスがけは、特に難しいことはありません。音楽を聴きながら&テレビを見ながらでOKです。

方法:押する方の手でネックを自然に握り、クロスをあててナット(上駒)裏からボディ接続部まで、均等に乾拭きをします。
この時に起きる多少の摩擦熱(やり過ぎ禁物)をネックに与えてあげるのも、ネックのエージングにつながります。こうすることで振動も良くなります。ただし、前述したようにテレビを見ながら、、、好きな音楽を聴きながら、、、くらいが適当です。半年過ぎた位から鳴りが変ってきたらGOOD!!!個体差があるので気長にやることがポイントです。

MY TONE(自分の音)を構築することも大切です。

これまで紹介してきたエージングを自分のペースで継続的に行うことで、ギターは徐々に自分に合ったものになってきます。こうしたことが出音にも影響してきます。

自分の音、というのは演奏技術を磨くだけではないことを覚えておいてください。

最後に、、、最大のエージングをお伝えします。
自然エージングだけではない、愛着をもってギターと暮らすこともエージングです。
ギターと話をすること、ギターは友達、ギターは恋人、ギターは自分自身にもなります。
永く続けることこそ「才能」だと思います。ギターと一緒に年を重ねること、これが究極素敵なエージングです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した方法は、どれもカンタンにできると思います。
ギターにとってのエージングは、決して劣化させるものではなくギター本来が持っている(持っていた)音を100%出すことにありますので、ぜひ毎日触れて実践してください。

次回は、ギターメンテのその2として

はじめの二歩「超初心者のためのメンテナンス法」

をお送りしたいと思います。
では、またお会いできるのを楽しみにしています。。。

「洪栄龍の温故知新」シリーズ。他の記事はこちら






管楽器の修理紹介「トロンボーンのベル ゆがみ直し編」

こんにちは。ハラシマです。前回の記事はいかがでしたでしょうか?

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前回の記事は、お会いするお客様にも好評でしたので、今回も似て非なる修理「ゆがみ直し」についてご紹介します。
楽器はトロンボーン!! トロンボーンのベルのゆがみ直しについてです。

トロンボーンのベルのねじれ、ゆがみ直しスタート

ゲッツェンのトロンボーンの修理がきたので、ご紹介します。
今回もねじれと歪みが大きいものがきました。まずは写真をご覧ください。

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パッと見た感じではよくわからないかもしれませんので、少しベルの部分を拡大してみましょう。

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どうですか?ベルにうつる景色が、大きく歪んでいるのがわかりますか?

トロンボーンのベルのゆがみが直るまで

修理工程は前回と同じで、芯金工具を使用して直します。
前回の記事から抜粋しておきますね。

ヘコミ・ゆがみを直す道具について

ベルのめくれや歪みを直す際には、『芯金』と呼ばれる工具に楽器を当て、専用ローラーなどでシゴいたり、専用ハンマーで叩いたりします。

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この様々な形の芯金にベルを当て、ハンマーで叩いたり、ローラーなどでシゴイたり、という工程を繰り返して直すのですが、これがとても大変な作業なんです。

普段使わない筋肉を使うために筋肉疲労や、ヘコミや歪みを必死に見るので眼精疲労が激しくでる時もあります(笑)。

ヘコミを直す時はチカラ加減が重要なんです。チカラをかけ過ぎると膨らんでしまい、ゆがみがさらに大きくなりますし、弱すぎるとヘコミや歪みは直らずに、ただ金属をのばしているだけになります。
直すには絶妙なチカラ加減が必要なんです。

管楽器の修理紹介「トランペットのベル 歪み直し」 - 島村楽器公式ブログ

修理完成です!

どこまで直るか楽しみだと思いますが、仕上がりました。

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どうですか?こんなにキレイに仕上がるなんて、驚きですよね。

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拡大して見てもわかりますが、ベルに写る工房の景色が、よく見えますね(笑)。
2枚目の写真を目を凝らしてよく見ると、左上から右下へうっすらと斜めに白いスジが残っています。これは歪んだ際に金属が伸びてしまったために残るシワなんです。
これを直すとなると、塗装を剥がし再塗装をする事になり、音質・響き・吹奏感などが大きく変わると思います。そして修理金額も高額になりますので、メッキやラッカー、そして楽器の状態など様々な条件で値段が変動しますので、おススメはしておりません。

いかがでしたか?

今回の大きく歪んだベルの修正をご紹介しました。
ゆがみやヘコミの修理は、プレイヤー自身にとっては「キレイになおるのか?」とか「どこまで直るんだろう?」といった話が多いですよね。
ヘコミや歪みの状態や、金属の状態によって修正痕が大きく残る場合もありますが、キレイに直して演奏できる状態にしていきます。
楽器のリペアは修理をして完璧にもとに戻すことだけではなく、お客様のご予算や悩みを解決し、また音楽・楽器を楽しめることが大事だと考えますので、是非困った場合はお気軽に相談してくださいね。
今後も、このブログで定期的にヘコミや歪み、塗装などを紹介できればと思いますので、よろしくお願いします。

島村楽器 管楽器リペア専門店のご案内

島村楽器 管楽器リペア専門店は管楽器の修理・点検・調整・関連商品の販売に特化した専門店です。
多くのリペアマンが常駐しておりますので、お客様の管楽器に対する悩みにいつでも相談・対応させていただきます。

またお見積りの際には、お客様の求める音や様々な音楽シーンに合わせた、修理や調整・カスタマイズを提案させていただいております。
まずはお気軽にご相談ください。

皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

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イオンモール佐久平店【佐久平店初のドラムセミナー!Yosukeドラムセミナーレポート】

こんにちは。Webサイト担当のオクダです。

全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

今回はイオンモール佐久平店の小林さんがレポートしてくれている「Yosukeドラムセミナー」の様子をお届け致します!
佐久平店では初開催となった今回のYosukeさんドラムセミナー。一体どんな内容だったのか早速ご覧下さい!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

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