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島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

2017年 春 弦楽器ヨーロッパ買付レポート チェコ編 その2

弦楽器の話

皆さまこんにちは!島村楽器楽器シニアアドヴァイザーの扇谷です。

楽器ヨーロッパ買付レポート チェコ編も「その2」に。
その1では、チェコの名工シュピードレンの唯一の弟子にして現在のチェコにおいて若手第一の製作家、ヴァツラフ・ピクルト氏の自宅兼工房にお邪魔しました。

いよいよドイツ&ボヘミアヴァイオリンの本格仕入れ

いよいよドイツ&ボヘミアヴァイオリンの本格仕入れプラハの老舗ショップにやってまいりました。
今日の目的地のあるマンションに到着。

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昨年はまだ改装中でしたが、現在はマンションのワンフロアを丸々使ったとっても素敵なアトリエに変身していました。

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こちらのショップにはかなりたくさんの楽器があるため、選定にもしっかり時間をかけて取り組みます。

実際に楽器を演奏し、状態を確かめながら選定していきます

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大体100年前後の古い楽器が多かったですが、1本1本個性が違い、試奏していてもキャラクターの違いにかなり選定を迷いました。
楽器の状態を茂木がチェックし、どんなに音が良くても基準を満たさないものは候補から外します。

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選定の結果選ばれた12本のヴァイオリンたち。

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良質なモダンジャーマンを中心に、分数やバロックも手に入れました。
最後に手に入れた楽器を手に写真撮影。

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プラハからミラノに移動してきてホテルに着いた時は夜中の1時を回っていました。
夜のミラノ駅。

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移動でフラフラなのか(笑)少し写真がぼけてます。でも夜のミラノ駅はライトアップされて荘厳な雰囲気でした。

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翌朝は快晴!散歩して写真を撮りなおしたのがこれ。
明日からいよいよクレモナに移動し、各工房を訪問していきます。

ではまた次回レポートでお会いしましょう。
島村楽器楽器シニアアドヴァイザーの扇谷でした。

2017年春 楽器ヨーロッパ買付レポート その他の記事はこちら

2017年春 楽器ヨーロッパ買付レポート その他の記事はこちら

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2017年春 弦楽器ヨーロッパ買付レポート チェコ編その1

弦楽器の話

皆さまこんにちは!楽器シニアアドヴァイザーの扇谷と申します。

楽器買い付け、先日紹介したパリからプラハへ移動してきました!



今回の旅行で一番寒いのかと覚悟して降り立ちましたが、この時期としてはとても珍しく暖かい日だ、ということでした。
プラハの街並みの風景を。

のだめカンタービレの撮影が行われたプラハのシンフォニーホール

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広場前の教会

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ドイツ人の建てたドイツ語だけのオペラを上映するオペラハウ

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プラハの中心地は観光客やツアーも多かったですが、とてもきれいな街で感動しました。

チェコの名工シュピードレンの唯一のお弟子さんの工房へ

今日はまずチェコの名工シュピードレンの唯一の弟子にして現在のチェコにおいて若手第一の製作家、ヴァツラフ・ピクルト氏の自宅兼工房にお邪魔しました。

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右がピクルート氏、奥様は陶芸の仕事をされているそうです。お2人ともとってもフレンドリー。

彼の工房に到着した我々はさっそくオーダーヴァイオリンの状態を見せてもらいました。

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こちらの裏板材は昨年茂木が自身で訪れた際、ピクルト氏と一緒に厳選した木材を使用しています。

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また、fホールのパターンはピクルート氏の師匠であるヤン・シュピードレン氏のお父さんが1935年の本物のガルネリデルジュスから写しとったパターンを今回使用しています。

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茂木は製作家にたくさんの質問をしながら、より良い楽器を入手するため、より専門的な要望もたくさん出しています。

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今夜もニスについて、バスバーや、成型した際の弾力や音に対しての考え方など、質問が止まらなくなっていましたが、ピクルート氏は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

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こんなところにも真摯に楽器製作に向き合うピクルート氏の人柄がうかがえますね。

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最後は素晴らしい楽器の完成を確信し、記念撮影。
こちらの楽器は2017年春の楽器フェスタで登場する予定です。お楽しみに!

それではまた次回レポートでお会いしましょう。
楽器シニアアドヴァイザーの扇谷でした。

2017年春 楽器ヨーロッパ買付レポート その他の記事はこちら

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2017年春 弦楽器ヨーロッパ買付レポート パリ編その3

弦楽器の話

皆さまこんにちは!島村楽器楽器シニアアドヴァイザーの扇谷と申します。
今回初めて弊社マイスター茂木に同行し、フランス、チェコ、イタリアと3国に渡る海外買付の様子をレポートしています!
前回の記事はこちら。
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初日から精力的に3か所の訪問・買い付けを済ませ、最後はマイスター茂木が弓の修業で訪れていたカリエール工房へとやって参りました。
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こちらがカリエール氏。2人は良き友人でもあります。
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カリエール氏がアメリカのコンペティションで金賞を取った素晴らしいヴァイオリン弓を見せてくれました。
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その他様々なコンペティション入賞作品も試しました。

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島村楽器工房でも同じ品質のリペアが可能なラッピング素材を熱心に質問するマイスター

彼の作る弓は特徴的なラッピングや、斬新なヘッドデザインでありながら非常にクオリティが高く、2年先まで注文が埋まっている超人気作家なのです。
今回はそんな多忙な中、島村楽器のために特別に数本のヴァイオリン、チェロ弓のオーダーを受けてくれました。
今年の年末の楽器フェスタに入荷予定です。皆さんぜひお楽しみに!

そのあと我々はカリエール氏と一緒に食事をしながら、弓づくりの奥深い話を色々と聞かせてもらいました。
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カモ肉のチョコレートソース掛け??毎回直感でオーダーしてますが、とっても美味しかったです。

翌日はあいにくの雨のパリでしたが、フランス最後の訪問先ギ・ココズにやってまいりました。
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スタッフの皆さん。毎回暖かく迎えてくれます。
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現在お店は息子さんのフランチェスコが引き継ぎ、島村楽器とも2世代に渡っての関係が深まっています。
そしてさっそく我々は楽器の選定に入ります。
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ここにはクラシカルとバロックの楽器や弓もあり、試奏をしながら違いを体感しているマイスター
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1日をかけて選定した結果、大変良質なモダンフレンチヴァイオリンと弓を仕入れられました。
パリでの買付を無事に済ませ、我々は次の訪問先プラハへと飛び立ちます。

それではまた。

2017年春 楽器ヨーロッパ買付レポート その他の記事はこちら

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2017年春 弦楽器ヨーロッパ買付レポート パリ編その2

弦楽器の話

皆さまこんにちは!島村楽器楽器シニアアドヴァイザーの扇谷と申します。
今回初めて弊社マイスター茂木に同行し、フランス、チェコ、イタリアと3国に渡る海外買付の様子をレポートしています!
前回の記事はこちら
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前回の記事に続いて2件目の訪問先、おなじみのサンドリーヌ・ラファンさんの工房へ。

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現在は新しいアシスタントの方と2人で工房を切り盛りされています。
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地下におりてゆくと石造りの壁に囲まれた素敵なアトリエが。
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さっそく今回用意された弓を、ラファンさんが入れてくれた緑茶を頂きながら試奏し始めます。
真剣な表情で弓の感触を確かめる茂木
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彼女が作る弓は毎回扱いやすく、楽器も良く鳴ってくれるのですが、やはり1本1本に微妙な個体差があります。
今回は数本の弓とともに新作の弓を購入することにしました。
その名も「KINTUGI」です!
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この新しいモデルはラファンさんが福岡の島村楽器を訪れた際、大宰府を案内されたそうなのですが、そこで出会った陶芸の伝統的技法、金継ぎからヒントを得てフロッグのアイをデザインされたそうです。

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金継ぎの由来に関して説明を受けるマイスター

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試奏した感想は、非常に弓の返しなどが扱いやすく、音色がとても柔らかく良く鳴ってくれると感じました。

続いて我々は、おととしの買い付けで訪れた際に本物のガルネリデルジュスを発見し、大いに驚いたカラドゥ工房へ。
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調度もおしゃれでいかにもヨーロッパといった感じの素敵なアトリエです。
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ご主人は別の仕事で不在でしたがマイスターが特別注文してあったクリストフ・シェーファーの弓を引き取りに行きました。
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シェーファー弓の出来栄えを確認するマイスター
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かっこつけていますが、この時点でかなり時差ぼけ来てます。

次回はパリ編最終回、マイスター茂木自ら弓の修業をしていたカリエール工房を訪れます。お楽しみに!

2017年春 楽器ヨーロッパ買付レポート その他の記事はこちら

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