島村楽器公式ブログ

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2013春 KORG/コルグ新製品発表会レポート Vol.2 ギター関連編

こんにちは。バイヤー タナカです。
前回のサカウエのレポートに引き続き、今回はタナカからギター関連商品のレポートをお届けします!
前回のレポートはこちら

KORG pitchblack Portable PB-04 大型ワイド・ディスプレイと高輝度LED表示のポリフォニック・チューナー

じゃん!
積み上げられたパッケージの上に並んでいるのは、pitchblack Portable PB-04。

pitchblackシリーズ第4弾が登場です!

歴史を振り返りますと・・・

  • フットペダルタイプのpitchblack PB-01
  • 2つの楽器を同時に接続でき、それぞれ異なるチューニングが可能なpitchblack+ PB-02
  • ポリフォニックチューナーのペダルタイプ pitchblack Poly PB-03

そして今回発売となるpitchblack Portable PB-04がこのラインナップに加わります!

今回は、横型スリム・ボディタイプ。
この形はエフェクターボードに組み込みやすいこともあり、古くからチューナーの定番になってきたボディシェイプです。

ディスプレイが大きく、高輝度LED表示のため、足元においても視認性が良いですね。

実際に手にとって見ると、結構ずっしりきますね。
作りがしっかりしているなという印象です。

そして注目の機能は・・・

①String Seeker(ストリングシーカー)機能

PB-03にも搭載されていたポリフォニック・チューナーには必須の機能ですね。

全ての開放を一度に鳴らすとポリフォニック・メーターが作動し、どののチューニングがずれているかが一目でわかります。
その後、全ての開放が鳴った状態で、ずれているのペグを回すと、そのを自動で検地するString Seeker機能が働きます。
そのため、ずれたを逃さず、すばやくチューニングが行えます。

これ、実際にやってみると非常に便利!
発売されましたら是非お試しください。

ケーブルチェッカー機能

これは、けっこううれしい機能じゃないでしょうか?
ケーブルの両端をINPUT端子とCABLE CHECK端子にそれぞれ接続することで、ケーブル断線の有無をディスプレイ表示することができます。

さっきまで音が出ていたのに、本番でなぜか音が出ないっっ!!
と苦い経験をしたことがあるギタリスト(ベーシスト)も多いはず。

あれ、かなりあせりますよね~。
この機能があるとケーブルが断線しているかどうか表示されるので、トラブルを未然に防ぐことができます。

実は、ケーブルチェッカー機能は既に生産完了になっているラックチューナー定番であるDTR-1に搭載されていたものです。
KORGさんに聞いたところ、この機能は結構コストがかかるとのこと。
それがこの価格で搭載されているということは、かなりKORGさんがんばっていただいたのではないでしょうか?

KORG PB-04は、2月16日発売
販売価格¥5,980(税込)
を予定しております。

カラーバリエーションは、黒(BK)、シルバー(SI)、レッド(RD)の3種類。
シルバーとレッドは、初回のみの数量限定生産なのでお早めに!

store.shimamura.co.jp


Warwickのエレクトリック・アコースティック・ベース RockBass Alienシリーズ登場

Warwickよりエレアコベースが発売!
4/5/6をラインナップし、しかもそれぞれフレットレスバージョンまであるという豪華さ!
これはたまりませんね!

シリーズは、

の2種類になります。

それでは各スペックに注目していきましょう!

まず印象的なのは、このサウンドホール。
画像はStandardシリーズのものです。
Deluxeシリーズでは、貝のきれいなバインディングが入っています。

こちらはヘッド部分。
エレキベースのデザインと同じタイプですね。
シリーズ共通のデザインになります。

こちらはブリッジのアップ。
ローズウッドブリッジにボーンサドルが採用されています。
こちらもシリーズ共通です。


Standardシリーズは、FishmanのSonicore piezo pickupとSonitone preampを採用。
上の画像のとおり、サウンドホール内にボリュームコントロールができるダイヤルがついております。
Deluxeシリーズは、4/5ではFishmanのPresys PreampとPiezo Pickup、
6ではFishman Prefix Plus TとPiezo Pickupが採用されています。
下の画像は、6のものになります。


次はボディ材に注目してみましょう。
トップは両シリーズともにスプルース、バックとサイドにはStandardシリーズはlaminated Agathis(画像上)Deluxeシリーズはlaminated Bubinga(画像下)になります。

実際持ってみると、両シリーズともに結構重量感がありますね。
アコースティック楽器のイメージで持つとちょっとビックリします。

アンプを通して試奏してみると、
プリアンプの違いもあり、Deluxeシリーズの方が輪郭がはっきりしているように感じます。
また低域から高域まで幅広く鳴っている印象ですね。

生音だと、サウンドホールが弾き手に近いこともあり、非常に鳴っているように感じます。

次は、フレットレスモデルに注目してみましょう!


フレッテッドモデルの指板がローズウッドであることに対し、
フレットレスはエボニーが採用されています。
画像は左が4、右が6モデルになります。

試奏してみると、エレキベースのフレットレスとはちょっと違いますね~。
アンプを通した時の音の伸びはエレキベースほどではありませんが、
音の温かみは、さすがアコースティックです。
家にあったら、ずっと触っていたいベースです。

参考までにメーカー様の動画をご紹介!

気になる価格は、

RockBass Alien Standard 4-strings ¥53,800
RockBass Alien Standard 5-strings ¥60,500
RockBass Alien Standard 6-strings ¥68,900
RockBass Alien Deluxe 4-strings ¥75,600
RockBass Alien Deluxe 5-strings ¥81,500
RockBass Alien Deluxe 6-strings ¥90,800

発売は2月23日予定しております。
なんとフレットレスもフレッテッドも同価格!
これには驚きです!

MINI5 Rhythm コンパクトなモデリングアンプ MINI5にリズム機能がプラス

MINI5にリズム機能が追加されました!

10種類のジャンルに分類された様々なリズム・パターンと、メトロノーム・パターンの合計99種類を内蔵。
GENREツマミやVARIATIONボタンで簡単に呼び出すことができますよ。

VOX MINI5 Rhythmは、4月発売
販売価格¥9,980(税込)
を予定しております。

けっこう、長くなってしまったので今回はここまで!
次回もお楽しみに!

さて、今回紹介しました新商品は全国の島村楽器で予約受付中!
島村楽器は、みなさんのご来店を心よりお待ちしております。

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