ピンポーン♪
「島村楽器×Ibanezコラボレーションモデルの第三弾が発売・・・」
こんな耳寄り情報が、自他共に認める“Ibanezフリーク”ヨシザーの嗅覚に届かぬはずは無い。
というわけで今回は、強力なコラボモデルが発売されたとの情報をキャッチ!その詳細をレポートする。。。
(この記事はこのようなタッチでご紹介します)
まずはIbanez(アイバニーズ)とは?
言わずと知れたエレキギターのトップブランド。最近は手の届き易いラインナップも増えてきた。
もっとも代表的なモデルといえばやはり<RG>であろう。テクニック志向の「攻め」のスペックを満載しながらも普遍的なデザイン、どこかしら大人っぽさや知性も見え隠れする魅力的な素材だ。
コラボモデル『SRG 450 QMZD』のスペック
SRG・・・か。「Special」で「Superカッコイイ」のSだろうか?
九州地方で人気の「スーパイコ定食」のSではないだろう。
長崎なのに「よこはま」という名前の店があるがあそこは美味いぞ。スープ付きで¥790だ。
いや・・・そんなことはどうでもいい。
スペックなんか、Ibanezフリークの私から見れば品番だけで判るさ。
<450>は、ピックガードマウントのH-S-Hを基本スペックとするモデル。王道だ。
<QM>がQuilted Maple TOPのこと、<Z>はZero-Point-SystemのZだな。
<D>は・・・。 <D>・・・ええっ!本気でDなのか?(驚
Seimour Duncan® U.S.A.製ピックアップを塔載!
驚いたのは無理も無い。<D>とは「Seimour Duncan® 」のことである!
現行のIbanezカタログをあらためて見返しても、J-Customにしか採用していない。
定価で30万を越えるラインナップにしか塔載していないはずの、
「ホ・ン・モ・ノ・の、USA製ダンカンピックアップ」が・・・3つも塔載されているのだ。
フロントピックアップ:SH-1n ‘59model
ヴィンテージP.A.Fをモデルに、4芯化などのリファインがされたピックアップ。ブルージーなトーンで、コシのあるクリーン、適度な歪み感のクランチサウンド。歪ませた時にも表現力豊かで、甘く切ないギターソロを演出する。アルニコ5マグネット。
シースルーで美しさを演出するカラーリング
TLB(Transparent Lavender Burst)
単なるシースルーブルーではなく僅かに紫を感じさせる絶妙な配合。
ボディ外周のセルバインディングが全体のルックスを引き締めている。
純白のピックアップとクロームメッキのハードウェアがマッチして高級感さえ漂っている。
指板のドットポジションも4mmだから、何となくプレステージRG2560みたいな感じだ。
・・・で、肝心のサウンドはどうなんだ?
RGが得意とするBasswoodボディは、サウンドに癖が無くローエンドがしっかり出る。
ピックアップでのトーンキャラクター作りには最適で、ダンカンピックアップの良さを最大限に発揮することだろう。
そしてディマジオも顔負けのコイルタップ配線、ハーフトーン時は自動的にシングルになる。
下町のBadHorsieから4つの動画が届いたので、さっそくチェックしてみよう。
Distortion
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やはり真っ先に確認したいのは歪みだろう。あえてドンシャリセッティングだ。
良い意味でフロントとリアのキャラが別れているので、バッキングとソロのメリハリが効く。
自分のサウンドに刺激されたのか、・・・HOTなRICがもう止まらない。
OverDrive
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ちょっとクールダウン、ほどよい歪みに。倍音がしっかり出て単音でも音圧があり良く伸びる。
これくらいの歪みが一番「気持ちイイ」と感じるのは私だけだろうか?
あのオリンピック水泳選手にも感想を聞いてみたい。
Clean Cutting
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ハーフトーン時はハムバッカーが自動的にコイルタップされシングルに。
適度なコンプ感のある歯切れの良いカッティング。そのままリードが弾けるのもGOODだ。
Clean Lead
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フロント単体ではP.A.F.を基調とした59ならではの甘いサウンド。レスポンスが速くピッキング・ニュアンスが出やすいため、ブルース系にも良く合うだろう。
まさにプロサウンド。このギター、何にでも使えるな・・・。
Ibanezが得意とするMetalはもちろん、大人のBluesやJAZZまで。
今買って、10年後にも普通に使えていそうだ。
この強力スペックで税込¥95,000。しかもギグケース付き。
詳しくは島村楽器の店頭で・・・ってもう出てるのか!
なに?限定生産モデルだって??・・・急がねば。
以上