島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

イオンモール福岡店【HOTLINE2019 九州・沖縄ファイナルのドラムセッティングをご紹介します!】

こんにちは!Webサイト担当のオノセです。

さて、今回は10月12日(土)に福岡イムズホールで開催されたHOTLINE2019 九州・沖縄エリアファイナルでの記事です。
ドラム担当のスタッフがエリアファイナル出場者のドラムセッティング、すべて見せます!
ドラマーのみなさん、要チェックですよ〜。

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。
既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

今年も九州・沖縄のドラムセッティングをご紹介します!

こんにちは。イオンモール福岡店 ドラム担当の河野(カワノ)です。
例年、熊本パルコ店の坂田がHOTLINE九州ファイナルのドラムセッティングを紹介していたのを、今年は私が(勝手に)引き継いで紹介いたします!
今回は参加9組+ゲスト1バンドの計10組のうち、7組ドラムの使用がありました!
数多くの出場者から勝ち上がったバンドのドラマー達が、こだわった機材選び、セッティングをしています。
もしよろしければ参考にしてみてください!

是非興味のある方は本選の様子もご覧ください↓
HOTLINE2019九州・沖縄エリアファイナル結果発表

それでは紹介いたします!
※照明の都合や撮り方の関係で見づらい写真もございます。ご了承ください。

会場の基本セッティング


ドラムセットは毎年使用しているカノウプスのバーチ材セットです。
2タム1フロア、そして14HH、16、18インチのクラッシュが両サイド、フロアタム横にライドを置いたごく一般的なセッティングです。

Mercy Woodpecker


PAiSTe Blue Bell Ride 22″とSABIAN AA HolyCHINA 19″を持ち込まれています。
ハイハットが高めなのが印象的な1タムのシンプルなセッティングとなっています!


続いてスネアはLudwig402を使用。いつもはPearlのウルトラキャストを使用されているそうなのですが、最近音作りに悩まれているそうで、今回は急遽、知人からお借りしているそうです。
ペダルはTAMAのスピードコブラ(HP910)を使用。ビーターは通称「赤リンゴ」といわれるダンマーの205ウッドビーターに交換されていました。

垂直落下式ブレーンバスター


高校の軽音楽部で結成された現役高校生バンドでした!
会場の基本セッティングから、ライドシンバルを前方に、18インチクラッシュを横側に入れ替えたセッティングでした。
スネア、ペダルの持ち込みは無く貸出しのものを使用されていました。

ロマンス盗賊団

HOTLINE2019九州・沖縄FINALベストドラマー賞受賞おめでとうございます!!

セッティング自体はすごくシンプルな1タムセッティングで、クラッシュシンバルが少し高め、タムの傾きが手前かつフロアタムの方向に傾いておりタム回しがしやすそうでした。


ペダルはPearlのだいぶ前のモデルP-201Pでした、年期が入っております!


スネアはLudwig LM400Kでした!相当前に購入されたととの事で、ペダルとあわせて長い間使用していることから、機材を大切に扱っている印象を受けました!
かなりハイピッチにしてありガレージロック系のバンドサウンドのなかでも抜群の音抜けでした!!

Banana Chips


16″クラッシュは高め、18″クラッシュはライドと被らないくらいの位置でライドより少し高いくらいの位置まで低く、スネアとフロアも気持ち少し低めのセッティングでした!
スティックを持って腕を伸ばしシンバルのベルの位置に合わせ、念入りに距離を取っていたのがかなり位置に拘っているなと印象的でした。


この写真を見て頂けると分かるかもしれませんが、スネアとタムの高低差がかなりありました!
今回の出演者は高低差がそこまでない人が多いのと、自分も高低差あるのが苦手なので、高低差あるセッティングは少し意外性を感じましたが、こういう人それぞれわずかに違うところが、ドラムセッティングの面白い所です!

スネアはTAMAのブラックニッケルスチールのモデルを使用(細かい型番などは聞きそびれてしまいました…)。
リングミュートがしてあり、タイトでバンドサウンドに馴染む音つくりがされていました!
ペダルはDW5000でした!

Top knot


2タムなのですが、通常のバスドラの上にタムが2つ来る形ではなく、16側にタムが二つ来る形の2タムセッティングでした!
このタイプの2タムはライドシンバルが前方の叩きやすい位置に置けます!
余談ですが、私も普段1タムセッティングですが、2タムにするときはこの形にすることが多いです!


スネアはTAMA STARシリーズのハンドハンマードコパーを使用。
丸みのある優しい感じの音が好みとの事でした。
深胴なので、丸みのある音でありながらしっかりとした存在感をバンドアンサンブルの中でも放っていました!

ペダルはTAMAスピードコブラ(最新型)を使用!ビーターも純正のままでした。
今回のHOTLINE九州ファイナルはスネアペダルともにTAMA率が非常に高いです!!(次に書くSHIROSTもTAMAでした。)

SHIROST

今回、1番の機材持ち込み量でした!!
去年のベストドラマー賞受賞者SHIROSTです。
今回は残念ながら受賞ならずでしたが、安定したグルーヴ感でした!
セッティングも持ち込み機材も大幅変更されています!
機材量が多かったので長くなります!(笑)


スネアはTAMA STARシリーズのアッシュ材のステイブシェルスネア(桶のように木が組まれている)を使用。

ペダルはTAMAスピードコブラ初期型のツインペダルを所持。今回はツインペダルを使用しないことから右側のみ使用でした。
ビーターは最近のアイアンコブラについているビーターに交換されています。
スピードコブラの純正だとべチッとしすぎたた音になることから交換されていました。

また、ハイハットスタンドも持ち込みされています!こちらもペダルに合わせてスピードコブラをチョイスしていました!
スプラッシュを付けているアタッチメントもTAMAでハードウェア一式TAMAで統一されていました!!

続いてシンバルの紹介です。

  • SABIAN HHX StageHatS14″
  • MEINL Byzance Splash10″
  • SABIAN HH ThinCrash16″
  • Zildjian KCustom DryRide20″
  • Zildjian A MidiumCrash(70s白抜きロゴ!)

という構成でした!
シンバルは全体的にヴィンテージトーンを意識、ハットやスプラッシュはクラッシュやライドのヴィンテージサウンドのバランスを壊さない落ち着いたトーンでありながらキレがしっかりあるシンバルを拘り抜いてチョイスしているのかなと感じました。


横から見るとこんな感じ。ハイハット、スプラッシュ、クラッシュが全く被ることなく叩ける形となっています。
スネアとタムを見ると高低差が少なく流れるような動きで叩けそうな形になっていました。


前から見るとこんな感じです!真正面に16″クラッシュがくる形になっていました。

ゲスト LUCKCAME


Zildjian ASplash 8″、Zildjian ZBTChina18″、SABIAN AA HolyChina19″を持ち込みされていました!
写真では伝わりにくいのですが、クラッシュシンバルが前の方の少し離れた位置にあるのが印象的でした。
叩くの難しいのでは!?と思い大丈夫か伺ったところ「大きい動きで振り抜く感じで叩くので大丈夫です!」との事でした。


スネアはLudwig LM402を使用。
ペダルは軽いアクションでプロ、アマ問わず人気が高いDW9000でした。

最後に

いかがだったでしょうか?
こうやって見るとセッティングも人それぞれ細かい位置、高さなど、こだわりが詰まっています!
ベストなセッティングを見つければ、パフォーマンスも変わるとおもいます!
これを読んでくださったドラマーの方がいろいろ試し、最良のセッティングを見つけてもらえる助けになれば幸いです!

HOTLINE2019 九州・沖縄ファイナルのドラムセッティングをご紹介します! - 島村楽器 イオンモール福岡店 シマブロ

7組のドラムセッティング、それぞれ個性が出ていましたね!
ドラマーのみなさん、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そして、そして!とうとうジャパンファイナルの開催が近づいてきました!!
今週末の3連休、最終日は新宿ReNYでライブを楽しみませんか?
ご来場お待ちしています!

HOTLINE2019 ジャパンファイナル 開催概要

開催日 2019年11月4日(月・祝)
会場 新宿ReNY
OPEN/START 15:00 / 15:30
料金 ¥1,500(税込)+当日1drink

チケット好評発売中!お近くの島村楽器各店にてお問合せください。

YouTube Live 生配信はこちら!

www.youtube.com

ギター&ベースが当たる!Twitter人気投票受付中

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エリアファイナルで好評いただいた「ファイナリストWeb人気投票決戦」も投票受付中!
抽選で1名様に「RYOGA LECシリーズ」のギターorベースが当たるチャンスです。
ぜひお気に入りのアーティストを見つけて声援を送りましょう!

投票・参加方法はこちら

※エリアファイナルで実施した同企画に参加された方も投票・参加いただけます。

HOTLINE公式サイトはこちら

HOTLINE2019ジャパンファイナル出場者発表!ギターが当たるTwitter人気投票でアーティストを応援しよう!

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こんにちは。Webサイト担当のサトウです。
9月から全国各地で開催されたエリアファイナルが終了し、いよいよ全国の舞台「ジャパンファイナル」へ出場するアーティストが発表となりました!
さっそくご紹介しましょう!

HOTLINE2019ジャパンファイナル出場アーティスト

千葉エリアにつきましては、残念ながら台風19号の影響によりエリアファイナルが開催中止となったため、エントリー時の動画にて選考を実施させていただきました。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

北関東・埼玉エリア代表 ハルヨリ

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神奈川・静岡エリア代表 O two Current

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中部エリア代表 炭酸ボーイズ

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中国・四国エリア代表 Streptocarpus

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ゲストアーティスト

LUCKCAME(HOTLINE2018 ジャパンファイナルグランプリ)

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決戦の舞台は11月4日(月・祝) 新宿ReNY!

今年のジャパンファイナルは東京・新宿のライブハウス「新宿ReNY」にて開催!各地の予選を勝ち抜いたアーティストたちがアツい演奏で魅せてくれます。
推しアーティストの応援に、新たな音楽との出会いに、ぜひ会場に足を運んでくださいね。

開催日 2019年11月4日(月・祝)
会場 新宿ReNY
OPEN/START 15:00 / 15:30
料金 ¥1,500(税込)+当日1drink

チケットは店頭にて好評発売中!お近くの店舗までお気軽にお問合せください。

YouTubeで生配信も同時スタート

当日は会場から生中継でライブの模様をお届けします。
遠方にお住まいの方も、お手元のパソコンやスマホからリアルタイムでお楽しみください!

配信ページはこちら

www.youtube.com

ギター&ベースが当たる!Twitter人気投票受付中

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エリアファイナルで好評いただいた「ファイナリストWeb人気投票決戦」も投票受付中!
抽選で1名様に「RYOGA LECシリーズ」のギターorベースが当たるチャンスです。

みなさんからの出場者への応援ツイートが1票となり、ライブ当日に決定する "オーディエンス賞" の授賞を後押しすることができます。

投票〆切は当日の演奏終了後なので、ライブを見てから気に入ったアーティストへ投票するのもOK。
ぜひお気に入りのアーティストを見つけて声援を送りましょう!

投票・参加方法はこちら

※エリアファイナルで実施した同企画に参加された方も投票・参加いただけます。

HOTLINE公式サイトはこちら

ルシアー駒木のギターよもやま話 その98「お待たせしました!」

みなさまこんにちは!

薄型ノートPCの、手ごたえのないキーボードが苦手
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ルシアー駒木です。



話題騒然!
プロミュージシャンの皆さんや、業界関係者の間でも噂になっていました、
JIMMYWALLACEのVシェイプギター!


こちらは以前のブログでご紹介した写真ですが、

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そうです、晴一さん!

先日東京ドームで開催された、pornograffittiさんの
「20th Anniversary Special LIVE NIPPONロマンスポルノ'19〜神vs神〜」
でも、メインギターといって差し支えなの無い大活躍でしたね。

いやあ、そもそもJIMMYの楽器の素晴らしさを日本人にも伝えたくて、コツコツ一人でJIMMYと関係を築いて来た者としては、この活躍は感無量です。
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そしてついに先日、CITESの関係で入荷に時間がかかっていたローズ系使用の買い付け楽器が通関、
Vシェイプも入ってきました!

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晴一さんご使用のものが、日本国内流通1号機、こちらが国内流通2号機となります。

入荷した楽器はこんな感じでいっぱい!
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え!?ってビックリした人もいそうな写真ですよね~

そうなんです。
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検品セットアップが終わった段階で、仲良くさせて頂いているOfficial髭男dismの大輔さん、山口和也さん、にお越しいただいて、遊んで頂きました!

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すごいでしょ
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Vも弾いて頂きました。
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絶賛!

もしかしたらここから新たな1本がヒゲダン機材として導入となったかも、、、、
という事で、山口さんの動画と共に、大輔さん絡みの今後もご期待ください。

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という事で、SNS等で早速話題となっていまして、ズバリ「買いたい!」というご連絡も頂いているのですが、とにかくご希望される方が多いので、今回、このブログにて、ご購入希望の方皆様に公平な形を考えました。

このブログ掲載から1週間になりますが、
本日8日から翌週火曜日の15日まで
私が先日まで「ルシアー駒木買い付けトークショー」を実施した店舗のみ(来店でなくてもOK)、
皆様からの購入希望の受付を致します。。
その後、本社にて公平な抽選を行わせて頂きます。

従いまして、受付店舗は、

となります。

業界でも大注目、しかも晴一さんの1号機に続く2号機というスーパー希少なこの機会、逃さずお問い合わせくださいませ!!

ルシアー駒木でした!
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その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

2019最終回!大編成 La fleurの皆さんの本番レポート【ユアステだよりPart8】

皆さん、こんにちは!西新井店のカタヤマです。
9月も後半になり、もうすっかり秋めいてきましたね。すでに夏が懐かしい・・!

2組のご出演者の本番までの裏側を追ってご紹介させていただいたこの「ユアステだより」も、今回のPart8が最終回。錦糸町の大編成「La fleur(ら・ふるーる)」の皆さんの本番当日の様子を、たっぷりとご紹介させていただきます。

前回のユアステだよりはこちら

ついに迎えた本番当日!

「La fleur(ら・ふるーる)」の本番は8月12日、この日も30度を超える暑い日でした。
メンバー16名全員が無事に本番の日を迎えることができました!

「みなさん、昨晩はよく眠れたかな・・?」「インストラクターも緊張しているのでは?」などと、私カタヤマも当日はソワソワ、ワクワクしていました。

リハーサル開始

ホールに集合したら、まずは15分間のリハーサル。これが本番前最後の練習です。
天井の高いリハーサル室は音がよく響くので、本番の会場であるブルーローズの響きもイメージしながら最終確認をしていきます。

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最左:指揮を担当するインストラクターのタマイ 皆さんの爽やかな音色が聞こえてきそうです 

フランス語で「花」という意味の「La fleur(ら・ふるーる)」。衣装は皆さんピンク系のシャツで決めていらっしゃいました。
演奏する「ハナミズキ」の曲の雰囲気にも合っていますよね!

「もうここまで来たら、あとはみんなでステージを楽しもう」という雰囲気で、極度の緊張感は無く皆さんリラックスした様子でリハーサルが進んでいきました。
演奏もとても良くまとまっていて、メンバー皆さんの本番への自信にも繋がったようです。

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ピアノのKさん 本番当日はグランドピアノでの演奏です!

本番まであと数十分! 舞台袖の様子

リハーサルが終わると、いよいよあとは本番を残すのみ。
舞台袖には本番を控えた他のご主演者の方々もいらっしゃり、緊張感が増していきます。

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舞台上の動きなどの説明を熱心に聞く皆さん 出番はもうすぐ!

舞台袖では、ご出演者同士で本番の流れを確認しながら、和気あいあいとおしゃべりされていた皆さんですが、後でお伺いしたところ、実はこの時緊張されていた方も多かったとのこと。

そして、ついに本番の舞台へ・・!
司会の方に曲名を紹介されたら、演奏スタートです。
"それでは、演奏をお願いいたします。アフタヌーンセクション 最後の演奏者「La fleur」の皆さんの演奏で、「ハナミズキ」です!" 

演奏終了!大舞台を終えたメンバーの皆さん

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やりきった皆さんの笑顔が弾けています

「La fleur(ら・ふるーる)」の皆さんの演奏が終わりました。
メンバー皆さんそれぞれ、個人的に悔しい点もあったそうですが、全体の演奏の完成度が高くハーモニーもきれいにまとまって、とても良い演奏でした!

レッスンを担当してきた各インストラクターからは「今までのどのレッスンよりも良い演奏でした!」「大成功!」という声が飛び交っていました。
皆さん、良かったですね!おめでとうございます!!

本番後最初のレッスンにて ご出演者へインタビュー

無事にユアステでの演奏を終えられたご主演者の方々に、本番後のレッスンで感想を伺いました。

フルートAさん:
本番当日は、集合~リハーサル~ステージ裏での待機、というプロセスが楽しくて、ずっとワクワクしていました。
本番前の心地よい緊張感が、本番直後は安心感と充実感と、仲間との一体感に一気に変わりました。演奏は60点くらいですね。
でも、それで十分でした!

フルートKさん:
皆さんと一緒にステージへ上がったお陰か、あまり緊張せずに演奏できました。
大勢の中で大きな音を出そうと、普段より多めに息を吹き込んだせいか、レッスンでも音量が上がった気がしています。
私もフルートも、ユアステで成長したのかもしれませんね・・!

サックスNさん:
とっても緊張しました!でも次は、ソロでユアステに挑戦してみたいと思います。

ピアノKさん:
本番直前までどえらい緊張で、瞑想して心を落ち着かせていたんですよ(笑)
そのせいか本番は今までで一番良い演奏ができました。
最初はテンポも乱れがちでしたが、周りの皆さんの音をかなり聴けるようになったので、多少良くなったかなと思います。

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ワクワクと緊張感が詰まっていたリハーサル 皆さんの今後の更なる挑戦も楽しみです!

担当インストラクターからのメッセージ

フルートインストラクター タマイ:
今回、16名の会員様と約半年間、同じ目標に向かって本番を迎えることができて、本当に楽しかったです。
大人数で演奏することにより、会員様同士で相談し合って解決できたり、好きな音楽のお話で盛り上がったり、そんな皆さんの様子を見てとても素敵だなと思いました。
またこのようなアンサンブルの機会を作りたいと思います!

サックスインストラクター オカダ:
やはり、アンサンブルっていいなと思いました。
普段のレッスンでは出来ない楽器構成でしたし、周りの人の音を聴きながら演奏するのは、今後のソロ演奏にもプラスになる経験になったと思います。
担当のサックスNさんからは「大きな舞台で演奏する緊張感は、とても新鮮だった!」とお話いただきましたが、そのような新鮮さも音楽の楽しみ方の一つ!まだ出演されていない会員様にも新たな音楽の楽しみをお伝えしていきたいです。

ピアノインストラクター オカモト:
本番は、出演されたピアノKさんが今回目標としていた、「周りの音を聴きながら演奏する」という事がしっかりとできた最高の演奏でした!
ソロ演奏と違い、自分のペースで練習とはいかないので、意識する部分を変えて練習することで、練習量や質が変化するのだと気づきました。
ピアノはとくにソロでの演奏が多い楽器なので、今回のようなアンサンブルに参加する機会をもっと作っていきたいです。

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最左:サックスインストラクターオカダ その右隣り:フルートインストラクタータマイ 本番直前の一枚

練習の仕方や、音の聴き方が変わったり、他の方と呼吸を合わせて演奏をしたりと、これまでとは違う経験をたくさんされたというメンバーの皆さん。
このアンサンブルを通して皆さんの繋がりもきっと強くなって、信頼関係も深くなったことと思います。

今回のユアステ出演が、次の新たな挑戦への大きなステップになったら嬉しいです!

このユアステだよりで「La fleur(ら・ふるーる)」の皆さんの舞台裏を書かせていただいて、わたくしカタヤマも、やっぱりアンサンブルって良いな・・!と、皆さんで本番に臨む素晴らしさをあらためて感じました。
アンサンブルの楽しさをもっと多くの方に伝えていきたいと思います。

ご協力をいただきました、メンバーの皆さん、インストラクターの皆さん、本当にありがとうございました!

また来年のユアステでお会いしましょう

2019年のユアステだよりは、今回で終了です。読んでくださったユアステファンの皆様、ありがとうございました。
ご出演者のお気持ちや本番までの裏側が少しでも皆さんに伝わっていたら、そして楽しんでいただけていたら嬉しいです。

それではまた来年の「ユアステだより」をお楽しみに・・!

2019年のユアステだより 記事一覧

けやきウォーク前橋店【5/19(日)RYOGA×坂本夏樹 ミニLIVE & セミナーレポートです!】

こんにちは。Webサイト担当のオノセです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

突然ですが、島村楽器のオリジナルブランド「RYOGA」をご存知でしょうか?
アジア人の体型でも弾きやすい、ライヴで取り回しやすいギター・ベースを目指し誕生したブランドです。
今回はけやきウォーク前橋店の友成(トモナリ)さんが、RYOGA×プロギタリスト・坂本夏樹さんのセミナーをレポートしてくれました!

教則本にはなかなか載っていない『ハッ!』となるテクニックや、気になるギターのアレコレをご紹介します。
それではどうぞ!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。
既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

みなさまこんにちは!
前橋店の友成です!
5/19(日)に行われました、「RYOGA×坂本夏樹 ミニLIVE & セミナー」のレポートをお届けします!
ギタリストの方、目から鱗の情報がたくさんありますので是非最後までご覧ください!

坂本夏樹さん登場!

まずはデジマートマガジンで連載中の
「リョウガ・ナビゲーション」より一曲、披露していただきました!

動画の演奏が生で見れちゃいます!これは貴重…!

この曲ではRYOGAを使いどう演奏されていたのでしょうか?


フロント(ピックアップ)のボリュームを下げることでクランチサウンドを作り、
リア(ピックアップ)のときは歪んだトーンリフやソロを弾いています!」

なるほど…ピックアップセレクターをエフェクターのように使用されていたのですね。
2Volumeのコントロールが付いているRYOGAならではの奏法です!

細かいサウンドメイク

「また右手のピックが当たる位置での音が変わります。」
フロント付近では豊かな音色、ブリッジ付近では固い音色が出ます。

曲中にピックアップを変えるのはよく見ますが、
しかも右手の位置でもサウンドメイクをしていたとは…!
スタジオミュージシャンの方々はこのような奏法を駆使されていたのですね。

スタジオミュージシャンが気を付けているチューニング

「スタジオミュージシャンは右手でもチューニングを気にしてます
「さっきと同じようにフロント付近でコードを弾くと大きくが震えるためチューニングが狂いやすいです」
「チューニングのズレが気になるときは
ブリッジミュートを弾くときの位置でピッキングすると過度にが震えるのを抑え、綺麗にコードを弾く事ができるんです!」


これはすごい!!教則本にはなかなか書いていないことじゃないでしょうか。
私も目から鱗です。

「僕は激しいプレイをしますが、
そういうスタジオミュージシャンほど、アンサンブルの中でピッチには気を使っているんです。」
「これもプロとアマチュアの人の違いですね。
プロを目指している人はピッチにも気を使ってみてください!
「でもこれめちゃくちゃ難しいんです(笑)
うーむ目から鱗の連続…とても勉強になります…。

もう一曲披露していただきました!


次に披露して頂きました曲は最近の日本のバンド曲を意識して、坂本さんが作曲されたこの曲。
たしかに、サビでのオクターブ奏法を使ったスライドのフレーズなどよく聞きますよね。

オクターブ奏法を使ったスライドのフレーズ

「よくあるんですけどスライドで抑えたままオクターブ奏法をしてしまうと、
もひっぱられてしまってピッチがずれてしまいます
「スライドするときは持ってきた位置からすこし、
手元をもどしてあげるとピッチがよくなりますよ!」

これは文章だと説明が難しいのですが、
スライドしたまま持って行くといつもと抑え方が変わってしまいます。(指が寝てしまいます)
そこををこらえて、少し手元を(手首を)戻すといつもと同じ押さえ方になり、ピッチがよくなるとのことでした。

より立体的なアルペジオのフレーズ

「Aメロのアルペジオのところは全部ピックで弾いてもいいんですが…、
実はここ5はブリッジミュートして3,4は指で弾いてるんです」

全てピックで弾くパターンと、
このパターンを両方弾いていただきました。
やはり3,4を指で弾いているほうが曲に立体感がでます。バッキングも奥が深い…!

さらにもう一曲!


次に披露して頂いた曲、上のリョウガ・ナビゲーションの動画では、
「嵐」や「aiko」のバックバンドでも活躍されている
芳賀“ヨティ”義彦さんが弾いている曲を坂本さんに演奏して頂きました!
「この曲も僕が作曲したんですけど、
ヨティのほうがギターうまいから動画ではMCにされました(笑)
「でもめっちゃかっこよくできた曲なんで、
悔しいんでイベントのときはなるべく弾いてます(笑)

坂本さんもめちゃくちゃギターうまいじゃないですか!!と叫びそうになりましたが、、、。

「ヨティは激しいプレイやテクニックが目立つんですが、
それよりさらにピッチ感がすごい。
コードを弾いたときに全然ピッチがぶれないんです。」

「上手いギタリストって左手のテクとかが注目されがちなんですけど、
実はピッチ感がぶれないのがすごいんですよね。」

質問コーナー

ここからは参加者の方々に、事前にお答えいただいたアンケートの質問に答えていただきました!

Q.ブリッジミュートのコツを教えてください。

A.ブリッジミュート速さが大事!弱くゆっくり当ててしまうとピックがに当たってる時間が長くなり、ノイズが入ってしまいます。
ピックを強めに持ってスピード感のあるピッキングをしよう!

あとは…

ブリッジミュート筋を鍛えるのだ!!!
(安定した力強いブリッジミュートをするには筋トレあるのみ!だそうです(笑))

Q.運指の練習を教えてください。

A.僕もよくやりますよ!(6から半音ずつ上がっていったり下がっていったりする練習)
ギター弾きはじめる前に必ずやるようにしてます。調子が悪い日は1時間くらいやります。
この練習で大事なのがいかに綺麗な音を出せるかということ。
ピッキングしながら他のに当たらないようにミュートの練習をするんです。
エレキギターの練習はある程度の音量で練習しないと、
他のが鳴っているのがわからないので、
家では必ずアンプをつけて練習して、たまには大きな音で!スタジオで練習しましょう!

Q.カッティングのコツは?

A.音符の長さに注目して練習!
録音、録画をして自分のプレイを見直し、練習しましょう。
自分で弾けたなーっと思っても、
録音録画して見直すと休符が甘かったり、リズムが乱れてたり...
どんどん改善していきましょう!

Q.音作りってどうやるんですか?

A.これが一番多くの方から寄せられていました!みなさん悩まれていますよね。
今回は僕がやっているどんなアンプでも使える音作りを教えます!


「ではお一人アンプの前に出てきてもらって…」
「今回使っているマーシャルのJVC。これはどこのスタジオでも置いてありますよね。
JVCは非常に使いやすいアンプなので、バランスよく出るギターなら全部12時くらいで大丈夫!」

ええっ!そんな簡単なセッティングでいいんですか!?
たしかにいい音ですが…。。


アンプにはベース、ミドル、トレブルのつまみがあります。
その名の通りですが、僕はもうひとつスピーカー上下前後、どこに持ってくるかで音作りをしています。」
「例えばトレブルを上げると…スピーカーの上のほうで鳴ってる感じがしませんか?」
「キャビネット(スピーカー)に近づいてわかる音の場所を、
円形のバランスで、マーシャルの4発キャビなら上のスピーカーの円に収まるように音作りをすると大抵抜け良い、いい音が作れます。」

お二方に実際にスピーカーに近づいて頂いて実感してもらいました。
こんな音作りの方法があったとは…!

Rolandのジャズコーラス、通称JC、ジャズコでもおんなじです」
「この音作りを使うとうるさい音と大きい音の違いがわかります。
うるさい音(キンキンした音)っていうのは
大抵スピーカーの上のほうで鳴っちゃってるんです。」
「これをスピーカーに収まるように作ってあげれば、
音量を上げてもいい音が作れますよ!」

なぜギタリストは何本もギターを持っているのか?

「プロギタリストは色んなギターもってますよね?」
「良いギター1本あればいいじゃないか、と思う人も多いと思います。」
「なんでかっていうと実はギターによって出る音の帯域が変わるからなんです。」
ここで店頭のRYOGA全モデルを弾いていただきました!
(HORNETというモデルはトラブルで弾けなかったのですが…)

こちら坂本さんがお持ちのBUMBLE!やはりいい音です。

SKATER!BUMBLEよりも音の重心が下に来て歪んだサウンドでも地に足ついた音です。

CICADA!このモデルは中がくりぬきのいわゆるセミホロウ構造となっており、
これまでのどのギターより音の重心が下に在りました!
歪んだサウンドもズンズン響く感じです!


「この重心の感覚はアンプでは若干しかいじれないんです。
だからギタリストはいっぱいギター買っちゃうんですよね(笑)」
世のギタリストの皆様!
新しいギターを買うときはご家族の方にこのブログを見せてください(笑)

イベント終了後は

終了後はフリータイム!
好きな曲を坂本さんに弾いていただいたり・・・


セッションも!
また今回は坂本さんもお使いのBUMBLEをお持ちの方がさらにもう二人!

BUMBLE試し弾き会となりました。

同じモデルのギターでも個体差があり、
またプレイヤーの弾くジャンルによってギターの音も成長する!?、ということが感じられました。
不思議ですね~。


ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!

5/19(日)RYOGA×坂本夏樹 ミニLIVE & セミナーレポートです! - 島村楽器 けやきウォーク前橋店 シマブロ

いかがでしたでしょうか。
プロはテクニックよりもブレないピッチ感の方が重要だということがわかりましたね。

もっと上達したい!と思っている方、まだ身体が成長する段階にある10代の若いギタリストや小柄な女性、手が小さいプレイヤーのみなさん。
RYOGAは弾きやすく、音が良いエレキギター・ベースを揃えております!
ぜひ店頭で試奏してみてくださいね。

www.ryogaguitars.com


それではまた!

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