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島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

教えて!ピアノ博士Vol.2 「キレイになーれ!」

ピアノの話

みなさん!こんにちは。ピアノセレクションセンター調律師のヤマザキです!
今回の「教えて!ピアノ博士 vol.2」では、ピアノ博士にピアノについて教えてもらおうと思います!
ここからは博士の助手、かまちちゃんにバトンタッチします。では、よろしくお願いします!

「はい!承りましたー!」
ピアノ博士の助手、かまちです!こんにちは!みなさんお元気でしたか?

では、早速
っおほん!
ピアノ博士―!!出番ですよー!

ファーリフォリフォ.. ごほっ..
フォリフォリ 呼んだかいの?
ふむ。はじめましての方もいらっしゃるんじゃないかと思うのでの…
わしがピアノ博士こと、ピン・ブッシュ博士じゃ!よろしくのぉ。
みなさん元気にしておったかの?わしはかまちちゃんにこき使わre..

ん゛!?

…えおん、おほんッ!
っていうのは冗談じゃ。..いえ。冗談です…。
…。
…さ、さて、かまちちゃん。質問があるようじゃの?

そうなんです。ピアノ博士。

今回の質問

「もともと黒のツヤのあったピアノなのに、汚れてしまって白くくすんでしまっているんです」っていう話をよく聞くんですけど、キレイになるんですか?

キレイにはなるぞ。
じゃ、逆に質問するがの、汚れの原因はなんだと思うかいの?

質問返しで来ましたか。
そーですねぇ、「ほこり」…ですか?

ふむ、そうじゃの。他にも「タバコのヤニ」や、ピアノの設置場所がキッチンに近かったりすると「油」もこびりつくのぉ。

へっ、ヤニもですか!それらも含めてキレイにできるんですね?

もちろんじゃ。これを見てごらん。かまちちゃん。


グランドピアノの譜面台なんじゃが...って、かまちちゃん!邪魔じゃ!!

ぶーぶー。ちょっとくらいいいじゃないですか。

しかしほんとにツヤがたりないですね。

そうじゃのぅ。それが!こうなるのじゃ!


キレイ!こんなに変わるんですね!!

そうじゃ。
この機械を使ってキレイにするんじゃが、汚れを含め小さな傷程度だったら落とすことができるんじゃ。


この機械は「バフ」と言っての、布が回転して汚れや傷を研磨、つまり表面を磨くことでキレイにしていくことができるのじゃよ。布の目が粗いほうが「綿バフ」、細かいほうが「ネルバフ」じゃ。

He―――!すごいですね!

そうじゃろぅ、そうじゃろぅ。
この状態でツヤ出しのワックスをかけるとさらにツヤがでるんじゃよ。
そうそう、呼び方も「黒ツヤ」、または「黒鏡面(くろきょうめん)」ともいうんじゃが、まさに字のごとく、「黒い鏡」みたいじゃな。
もし、ピアノの外装をきれいにしたいと思ったらわしらピアノ調律師に相談してみるとよいぞ。

え!博士は調律師だったんですか!?

え!!

ピアノの中は?

ところで、博士ー。
外はキレイになりましたけど、中も汚れることはあるんですか?

あるぞ。こんな風に外装を開けてみると...


だから邪魔じゃて!!

驚きを全身で表現してみました。きりっ。


そうとうほこりが溜まってしまってますね!博士!
それがどうなるんですか…?


ほうほう!こんなキレイになるんですね!博士!

そうじゃそうじゃ。このホコリを取り除くだけでもキレイになったと感じるはずじゃ。ちなみに弦を張替え、弦の巻きついているピンも一緒に替えるとこんなにぴかぴかじゃ!


さらに、中のアクション部の金属部分を磨いてピカピカにすると動きもよくなるんじゃよ。これは鍵盤の下にある「フロントキーピン」という金属じゃが、こんな風になる。

ふむふむ。じゃぁ、中を掃除してもらうついでに金属も磨いてもらえばいいんですね。

そうじゃの。もし、古いピアノじゃったら中の機能の点検や、古くなったパーツの交換をしてもらったりすると、動きがよくなったり、音がかわったりとさらに実感できるんじゃないかのぉ。

わかりました!じゃぁ、ちょっとピアノ調律師さんに相談してきます!

(だからわしも調律師じゃて...。)
では、スタジオに返すぞー。

ハイ!ピアノ博士、かまちちゃんありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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