島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

これまでありそうでなかった!?スケールを知らなくてもリードギターが弾けるハンドブックの登場です!

皆さんご無沙汰しています。
こんにちは、開発担当フジモトです。
今回は久しぶりの出版開発から、ギタリストにとって覚えにくいという声が多い、指板上のポジションが使えるようになるハンドブックをご紹介いたします。

このポジションハンドブックは、元々はベーシストがコード進行を見て自分なりの演奏ができるようなものとして、ベースポジション・ハンドブックを企画したのがはじまりです。これが昨年発売して以来ベース教本としては異例の売れ行きが続いていまして、、、その結果当然ながらギター用も欲しいというリクエストがあり今回のギターポジション・ハンドブックの発売となりました。

表紙はこんな感じです。


ネックにカラフルなドットが表示されていますが、このハンドブックは、ここ最近発売の島村楽器オリジナル教則本と同じく、理論を知らなくても実践に活用できるように仕上げられています。

それではさっそく一体どんな時に活用できるのかをご紹介いたします。


例えば:

  • 指板全体のコードフォームを確認したい
  • 曲に合わせたコードフォームを作りたい
  • ワンパターンのリードギターから脱したい
  • メロディアスなソロを弾きたい
  • コードのアルペジオ(分散和音)を使えるようになりたい

などに効果を発揮します。

次に、中身を覗いてみましょう・・・

左上にコードネーム、右上にコード構成音、メインの指板上には構成音が番号とR(ルート)で表記されています。

例えば、上の「C」と下の「C6」の違いは、構成音C,E,Gにスケール(音階)の6番目のA音が加わっている点ですが、こうして見るとその場所が一目瞭然です。
また、C6コードのポジションを5フレット~7フレットの範囲だけを切り取って見てみると、Amのコードが見えてきませんか?
ちょっと視点を変えれば、こうした似たようなコードを発見することもカンタンにできます。

リードギター例-1

実際に「C」のポジションを見ながらリードギターを弾いてみました♪
スケールで弾いたアドリブとはやはりテイスト感が違いますね~。

リードギター例-2

リードギター例-1で使用したバックトラックのコードは、もちろんCなのですが、今度は「Em7」のポジションで弾いてみました。

実践的なバッキング例

例えば、バンドで複数のギターやキーボードがいた場合、演奏時の音のぶつかりを減らすために音域を変えることがよくあります。
|CM7|A7|Dm7|G7|という定番の循環コードの場合、コード分解をして動画のようなポジションでバッキングを弾くことも少なくありません。

●動画では赤線で囲んだポジション内で動きを出しています。使用は主に1~3です。



実践的なリードギター例

リードギターの弾き方は、スケール(音階)で弾く方法とコードトーン(構成音)を活用する方法との二通りあります。
コード進行は先ほどと同じ|CM7|A7|Dm7|G7|で、コードトーンをなぞって単音弾きをしています。分解して弾くことで単なるコードトーンがリードギターになります。

コードトーンを使うと一般にスケールよりもメロディアスになります。スケールは曲が変わってもマンネリになりがちですが、コードトーンはコードを利用するので、自然にその曲っぽく聴こえます。
心に残るギターソロは、コードトーンを使っている場合が数多くありますので、ぜひ探してみてください。

バッキングとリードギター

これまで教本と言えば、「ギターバッキング」「リードギターの弾き方」などと分けて考えるのが普通でしたが、このギターポジション・ハンドブックは、後半2つの動画でわかる通り、バッキングとリードギターの両方に使うことができます。

使い方としては・・・

  1. コード進行に沿って、コード構成音を分解してなぞる
  2. 特定の音域(ポジション)で、コードを弾く
  3. 単音を追いながら横に移動する
  4. 近接した1&2を同時に弾く

などなど、アイディア次第でパズル的に楽しみながら弾くこともできると思います。
・・・これはもう、ギタリストの「バイブル」ですね☆

ギターポジションハンドブックの効能

実践では基本的なコードブックに掲載されていないようなコードフォームも使われます。
ギターポジションハンドブックでは、「コード構成音」「アルペジオ」「単音のポジション」の3通りに使うことができます。
また、リードギターとしては、スケールとの合わせ技も弾けるようになりますので、現状を打破してワンランク上のギタリストを目指すことも可能です。

バッキングからリードギターまで幅広く使えるギターポジションハンドブックは、島村楽器各店舗で取り扱っています。
ご興味のある方は、ぜひ店頭で手にとってみてください。
きっと、、、目からウロコ、かも知れませんよ?
・・・皆様のご来店をお待ちしています。

皆さんご無沙汰しています。
こんにちは、開発担当フジモトです。
今回は久しぶりの出版開発から、ギタリストにとって覚えにくいという声が多い、指板上のポジションが使えるようになるハンドブックをご紹介いたします。

このポジションハンドブックは、元々はベーシストがコード進行を見て自分なりの演奏ができるようなものとして、ベースポジション・ハンドブックを企画したのがはじまりです。これが昨年発売して以来ベース教本としては異例の売れ行きが続いていまして、、、その結果当然ながらギター用も欲しいというリクエストがあり今回のギターポジション・ハンドブックの発売となりました。

表紙はこんな感じです。


ネックにカラフルなドットが表示されていますが、このハンドブックは、ここ最近発売の島村楽器オリジナル教則本と同じく、理論を知らなくても実践に活用できるように仕上げられています。

それではさっそく一体どんな時に活用できるのかをご紹介いたします。


例えば:

  • 指板全体のコードフォームを確認したい
  • 曲に合わせたコードフォームを作りたい
  • ワンパターンのリードギターから脱したい
  • メロディアスなソロを弾きたい
  • コードのアルペジオ(分散和音)を使えるようになりたい

などに効果を発揮します。

次に、中身を覗いてみましょう・・・

左上にコードネーム、右上にコード構成音、メインの指板上には構成音が番号とR(ルート)で表記されています。

例えば、上の「C」と下の「C6」の違いは、構成音C,E,Gにスケール(音階)の6番目のA音が加わっている点ですが、こうして見るとその場所が一目瞭然です。
また、C6コードのポジションを5フレット~7フレットの範囲だけを切り取って見てみると、Amのコードが見えてきませんか?
ちょっと視点を変えれば、こうした似たようなコードを発見することもカンタンにできます。

リードギター例-1

実際に「C」のポジションを見ながらリードギターを弾いてみました♪
スケールで弾いたアドリブとはやはりテイスト感が違いますね~。

リードギター例-2

リードギター例-1で使用したバックトラックのコードは、もちろんCなのですが、今度は「Em7」のポジションで弾いてみました。

実践的なバッキング例

例えば、バンドで複数のギターやキーボードがいた場合、演奏時の音のぶつかりを減らすために音域を変えることがよくあります。
|CM7|A7|Dm7|G7|という定番の循環コードの場合、コード分解をして動画のようなポジションでバッキングを弾くことも少なくありません。

●動画では赤線で囲んだポジション内で動きを出しています。使用は主に1~3です。



実践的なリードギター例

リードギターの弾き方は、スケール(音階)で弾く方法とコードトーン(構成音)を活用する方法との二通りあります。
コード進行は先ほどと同じ|CM7|A7|Dm7|G7|で、コードトーンをなぞって単音弾きをしています。分解して弾くことで単なるコードトーンがリードギターになります。

コードトーンを使うと一般にスケールよりもメロディアスになります。スケールは曲が変わってもマンネリになりがちですが、コードトーンはコードを利用するので、自然にその曲っぽく聴こえます。
心に残るギターソロは、コードトーンを使っている場合が数多くありますので、ぜひ探してみてください。

バッキングとリードギター

これまで教本と言えば、「ギターバッキング」「リードギターの弾き方」などと分けて考えるのが普通でしたが、このギターポジション・ハンドブックは、後半2つの動画でわかる通り、バッキングとリードギターの両方に使うことができます。

使い方としては・・・

  1. コード進行に沿って、コード構成音を分解してなぞる
  2. 特定の音域(ポジション)で、コードを弾く
  3. 単音を追いながら横に移動する
  4. 近接した1&2を同時に弾く

などなど、アイディア次第でパズル的に楽しみながら弾くこともできると思います。
・・・これはもう、ギタリストの「バイブル」ですね☆

ギターポジションハンドブックの効能

実践では基本的なコードブックに掲載されていないようなコードフォームも使われます。
ギターポジションハンドブックでは、「コード構成音」「アルペジオ」「単音のポジション」の3通りに使うことができます。
また、リードギターとしては、スケールとの合わせ技も弾けるようになりますので、現状を打破してワンランク上のギタリストを目指すことも可能です。

バッキングからリードギターまで幅広く使えるギターポジションハンドブックは、島村楽器各店舗で取り扱っています。
ご興味のある方は、ぜひ店頭で手にとってみてください。
きっと、、、目からウロコ、かも知れませんよ?
・・・皆様のご来店をお待ちしています。

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