「皆さぁ〜ん 音楽してますかぁ〜!?」
開発担当のヒガシです。
すっかり陽気が良くなり、気分も一新!
こうなると何か新しいことにチャレンジしたくなりますよね?
今回は「フルートしましょっ!」ってことで、この春発売したフルートの島村楽器オリジナルモデルを紹介しちゃいます。
・・・とその前に、ここで恒例の…ヒガシのウンチクを〜!
意外!?と多いフルート・メーカー
「みなさんフルートのメーカーってどれ位あるかご存知ですか?」
・・・海外も含めると実は相当数のメーカーがあるんです。
まず日本のメーカーからいくと…(メーカーの皆様すみません!敬称略させてください)
ヤマハ、ムラマツ、サンキョウ、ミヤザワ、パール、アルタス、ジュピター、サクライ、マテキ、ナツキ、ナガハラ…….ふ〜っ、まだまだあるんですがここらで一旦区切りますね。
これらに海外メーカー パウエル、ブランネン、ランデール、ハンミッヒ、ヘインズなどが加わり、ざーっと知れ渡ってるメーカーだけでも本当にたくさんあります。
ピンからキリまであるフルートの価格の違いとは?
「でもでも フルートって見た目はみんな同じに見えない!?」
「そうそう! だけど なんであんなに値段が違うの?」
素朴な疑問ですが、そう思ってる方もきっと多いですよね!?
さて何故でしょう…?
はい、お答えしま〜す!
一番大きな要素は、使われている素材や仕上げ方法の違いなんです。
フルートに使われてる素材で皆さんがすぐに思いつくのが、おそらく銀!
次に金!
「じゃ その次は銅だ!?」
オリンピックが近いからってあなた、それじゃメダルです…(汗)
個人的には「金さん、銀さん」って反応を期待して…古っ!
すみません、また脱線してしまいました…。(そろそろヒガシの年齢 バレてきましたかね?)
その次に使われているのは“洋銀”と呼ばれる、銅/ニッケル/亜鉛の合金で、コストパフォーマンスの高い素材です。そして超高額のフルートに使用されるプラチナ..といったところです。
それぞれの使用される素材の価格価値によって、値段が異なってきます。
材質の違いが音色(ねいろ)に大きく影響するのです
「でも なんでそんなに使用される素材の種類が多いの?」
はい、お答えしま〜す!
それは他でもない“音”のためです、音色を追求した結果なのです。
もちろん、それぞれの素材には長所だけではなくて短所もあります。
元々金属ですから水分には弱いですし、例えば、銀なんか放っておくとすぐ真黒になるし、傷つきやすいし、(銀ってデリケートなんです…ヒガシと同じく?)金は重いし…。
でも音に関して言えば銀特有、金特有の音質があり、フルート奏者に好まれる音質実現のためそれらの素材を使用しているということです。
と言うことで、今回のウンチクも無事終了です!
めでたし めでたし。
さぁ そしてようやく本題です!
「…今回も前フリ長かったな〜」
島村楽器オリジナルフルートの特徴
島村楽器はパールフルートさんとコラボレ―トしたモデルを発売しました!!
まずは昨年12月に発売した パールF8900シリーズ
いわゆる“総銀製モデル”と呼ばれる、管体やキィなどに銀を使用したモデルです。
そして大きな特徴は、使用している素材の銀の純度なんです!
(純度の高い銀ほど価格価値が高く、銀特有の音質が生まれます)
銀の素材の中でもAg970と呼ばれる純度97%の銀を使用しているところ!
これがこの上なく心地よい音を創り出しているのです!
感じを表すと….♪ぎん ギン! 銀! 銀 !♪っという具合。
伝わりましたぁ?
この価格帯(販売価格¥480,000)で、Ag970の銀を惜しげもなく使ったのは‥‥
それはもう、パールフルートさんと島村楽器の努力の結晶としか言えません!
買い替えを考えてらっしゃる方、是非吹いてみてください。
きっと…「!!!」ビックリするはずです!
価値ある手彫り彫刻が高級モデルの証
そして そして 購入された方が「決めてになった」と言われる大きなポイントがもうひとつあるんです。
それは両モデルとも リッププレートと呼ばれる息の吹き込み口に、手彫りの彫刻を施していることです。高級感溢れています。
これがまた この上なくカッコイイ!!
女性陣からは思わず 「カワイイィ!」
これは〜 一見の価値有り。ぜひ実物を見ていただきたい!
さぁそんなわけで これらのステキなモデルを手にして みなさん! ぜひこの春は
「フルートしましょっ!」
機会があれば なんとかフルート工場へ潜入して(?)レポートをお届けしたいと思っています。
ヒガシの次回作をぜひぜひご期待ください!
全国の島村楽器店舗で体感できますよ!