皆さん、こんにちは。
開発担当フジモトです。
いよいよ、ギターやベースにとって決して快適とは言い難い季節が近づいてきました。
・・・もちろん人間にとってもですが。
楽器をベストな状態に保つには、乾燥時期に関わらずメンテナンスが欠かせませんが、マメにやられてる方とまったく意識していない方とに分かれるのではないでしょうか?
メンテナンスというと少し重たい感じがしますので、まずはクリーニングにトライしてみてください。意外と楽しくて、より一層自分の楽器に対する愛着が湧いてくるのではないかと思います。
今回はギター&ベースのクリーニング・グッズの中でもオススメの、HISTORYポリッシュと指板面オイルに新しい仲間が加わりましたので、ご紹介したいと思います。
ミスト噴射式でクロスからこぼれにくくなりました!
HISTORY ポリッシュ(HPP3)
ブランド | 品番 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
HISTORY | HPP3 | ¥1,100 |
HPP3は、これまでリクエストが多かったミスト噴射式ノズルを採用しています。
クロスに適量を軽く噴射することで、クロスへの浸透度も早く原液が垂れにくくとても使いやすいです。
効果はギター&ベースの塗装面の汚れ落としとツヤ出し、汚れをつきにくくします。金属部分にも使用できます。
適量をクロスに吹きかけ…
ボディ表面を磨いてから…
ボディの裏…
ネックの裏…
ヘッドなど…
見落としがちな「ウラ」部分もチェックしてみてください。意外と汚れている場合もあります。(私的にも、ついつい見落としがちでした)
・・・そして最後に乾拭きで仕上げて完了です。
クロスはポリッシュ用と乾拭き用と2枚用意して使い分けていただくとベストです。
点眼式ノズル採用で、出しすぎ防止に効果アリ!
HISTORY 指板面オイル(HPO3)
ブランド | 品番 | 販売価格(税込) |
---|---|---|
HISTORY | HPO3 | ¥1,320 |
HPO3は、点眼式ノズルを採用いたしました。基本的にはクロスに少量含ませ指板の汚れを落としますが、狭い場所へも傾けて使用することができます。
指板面に潤いを与え、しっとりとしたツヤを出します。
フレットの防錆効果もあります。
まずは乾拭きで指板の汚れを落とします。
ここはフレットの両側に汚れが溜まりやすいのでそこを重点的にチェックしてみてください。
その後、クロスにオイルを適量染み込ませて、指板にまんべんなく塗りこみ磨き上げていきます。
指板がしっとりツヤツヤになったらお手入れ完了です。
写真は2フレットを磨いた後です。
見た目も艶やかで美しく仕上がり、心なしかギターが喜んでいるようにも感じます。
スリム容器の特長
ノズルは、HPP3がミスト噴射、HPO3は点眼タイプと用途に合わせたものが採用されていて非常に使いやすく感じると思います。また、カドの無い楕円形ということもあり、ギターケースにそっと忍ばせておくにもうってつけです。
これまで売っていたものとの違いは??
・・・最後に、従来品であるHPP2/HPO2との違いですが:
大きな違いは容器で、内容液と容量(50ml)は同じものです。
なので、従来のモデルを使っている方は安心してそのまま使い続けてください。
「今回の入れ物、使いやすそうだなぁ~」と思ったら、無くなったあとで買い換えるのもよし!ケースに入れておくように買い足しちゃうもよし!
プロの技術者も使用する、安心のクオリティの製品ですよ!
楽器(ギター)のクリーニングについて紹介した記事もあるので合わせてご覧ください。
本格的に冬に突入するこれからは楽器にとって厳しい時期となります。
常日頃忙しくなかなか時間が取れない方でも、弦交換のタイミングがチャンスです。
おかしい箇所はないかなど、全体を点検すると同時にクリーニングしていただければと思います。
島村楽器オンラインストアでも販売中!
・・・皆様のご来店をお待ちしています。