皆さまこんにちは。
カフェオレ、でもなく、カフェラテ、でもなく、「コーヒー牛乳」が好きな
同じじゃん!って言わないで(笑)そこのあなた
ルシアー駒木です。
先日開催された、「【モダン x ネオヴィンテージ】feel the neo vintage meets ルシアー駒木」 皆さんご覧いただけましたか??
梅田ロフト店から配信したこちらのトークショー。
早速翌日にはご紹介した楽器をお持ち帰りになった方がいたそうですし、そして何より嬉しかったのは、お店に「楽しかった!」との感想を届けてくださった方もおられて、感謝感激。
今後も楽しいイベントをお届け出来ればと思います。
さて、
その配信トークの中で、少々業界をざわつかせてしまった個体がありまして、
本日はそのギターについて、少し細かくご紹介できたらなあと思っております。
歴史の1ページ 58年製 Gibson Explorer
まずは、先ほどの配信、1時間5分辺りからご覧いただきたいのですが、風格が違います。本当に。
商品としてという意味のみならず、エレクトリックギターの歴史を語るうえでも重要なギターです。
当時その年度出荷は19本と言われているまさに幻のギター。
物が目の前にある事も、私の手元に来た事も、まさに奇跡のギターです。
この仕事をしていても、直接触れられる機会に恵まれる事は極めてまれ。
そして更にこの個体、
まさに私のところに来るべくしてきた縁を感じる1本なんです。
何があったかって!?
まずは、私の検品の様子からご覧ください。







まさかの展開
という事で、
まず58年のオリジナルエクスプローラーという時点で誰もがひっくり返る希少性ですが、
雑誌記事の写真が何やら私がいつも行く会場の様子に近い。。。
あれ?っとなって良く見たら、写真の楽器は「ジミー君所有」。。。
「ジミー君」!?・・・まさか!!!!!
ここでルシ駒、思い出したんです。
ずいぶん前ですが、食事をしながらJIMMYが昔話をしてくれ、
その時、
JIMMY:
そういえば昔エクスプロ―ラーも持っていてさあ、日本人に売ったんだよ。あれどうなってるのかなあ・・・
と言っていたんです。
この話にはこちらのJIMMYギャラリー訪問動画でも触れてくれています。
8分50秒のところ。
全てがつながりました。
これは、間違いなさそうですね。。。
そもそも希少な58エクスプローラーなので、向こうでの今の相場も確認したかったですし、
そもそもそういう相談で一番頼れるのはJIMMY。
早速その場でメッセージしてみました。
コマキ:
ねえ、JIMMY、今ビンテージギターの鑑定しているんだけど、なんと58エクスプローラーが出て来てさ、凄いでしょ!
これ、今そっちだと相場幾ら位なの??
JIMMY:
そうだなあ、最低でも〇△◇位だね。そういえば、私の古いコレクションの1本は、日本にあるはずだぜ!前にAtsushiにも話したよね!
こうなれば、本人に確認するのが一番。
・・・画像送信、、っと。
コマキ:
JIMMY、今見ているのこれなんだけど、どう思う!?君のギター?
JIMMY:
Thats awesome!!」
ヒットです!
その後色々話をしたのですが、
Atsushiのところに今それがあるのはすげえなあ!みたいな感じでした。
JIMMY氏との縁を感じます
このブログをご覧頂いている方はご存知の通り、JIMMY無くしては成立しない位、私のアメリカ買い付け出張は彼のお世話になっています。
先ほどのギャラリー訪問動画でも(8分くらいのところ)、ギャラリーに写真を飾ってもらえるほど、良い関係を持たせていただいています。
仕事以外の時間を共にする機会も増えましたし、何かある度に私の子供の事まで気にかけてくれ、頻繁に連絡をくれます。
そんな彼の元から、JIMMYと私が知り合う何十年も前に日本に旅立ったギター。
それが巡り巡って今私の手元に届くだなんて!!
何という奇跡!何というドラマ!!
こんな事ってあるんですね。本当に「縁」を感じます。
という事で、
1958年製 Gibson original Explorer Korina
まさに激レアのギター。
これ本当に大げさではなく、人生でもう2度と触る機会はないかもしれません。
という事で、いかがでしたか?
配信アーカイブ動画でもその姿を是非ご覧いただきたいと思います。
ルシアー駒木でした。