皆さまこんにちは。
梅昆布茶の「梅」と「昆布」の比率が
「梅強め」から「昆布強め」に好みが変化してきて、このままじゃあ行きつく先はただの昆布茶だろ、
ルシアー駒木です。
先日、とある方から連絡を頂きました。
その方とは、新井啓太さん。
私のブログに興味を持たれるタイプの方は、ご存知かもしれませんね。
その界隈ではなかなかの有名人でもある、新井氏。
彼はギターテックやイベンター、プロモーター業もこなす、個人のギターディーラーという、日本人ではなかなか珍しいスタイルで楽器を取り扱っています。
実は私たちが(随分前からお互いの存在を認識してはいましたが)ちゃんと会話するようになったのは日本ではなく、USA・・・ダラスの地でした。
そうです、皆さまお察しの通り、楽器の買い付けですね。もう何年も前の事ですが。
トークショーなどでは、よくさせて頂くお話なのですが、
買い付けには島村楽器以外の日本人も勿論来ています。
この、アメリカで出合う同業の日本人同士は、何というか、
ライバルの様で
仲間の様な感じでもあり、
互いにリスペクトし合うような、他ではない感覚があります。
実はお互いが探している楽器のタイプは被るものも被らない物も色々ありますので、情報を共有し合ったりする訳ですね。
情報、っていうのは「その楽器誰からいくらで買ったの?」「〇〇のとこに駒木さん好きそうなやつあったよ!」みたいな楽器の情報は勿論ですが、
「あそこの日本食屋結構美味かったよ」みたいな話も。
そんな中でも尖がったキャラが際立っていた新井さん。
そんな新井氏は、この度とても興味深い物を入手したとの事。
嬉しい事に、私の事を思い出して下さり、ご連絡頂いたという訳です。
ありがとう!
偶然にも新井氏とは面識があった弟子の山本
も連絡役として奮闘してくれたりもしまして、
この度めでたく島村楽器独占販売となりました!!
パチパチパチパチ
そしてその「興味深いもの」がこれ!
ヴィンテージの配線材です!!!
新井氏!解説をお願いします!!
「Wiring Kit For ST(Only ST Type)
第二次大戦後、それまで軍用品として利用されていたプラスチックやビニール類が、一般的な日用品や衣類などの生活用品として普及するまでに、十余年の歳月を要しました。
今回紹介のBelden8942+8947は、創業100年以上の歴史を持つ米国Belden社の製品。その中でも、ビニール被服が採用される以前の、1950年代製造のマテリアルになります。60年以上前の製品が、今回ごく少量だけ入手できました。数量限定生産となります事を、ご了承ください。
物理的な見た目も然ることながら、1950年代のmade in USAのものづくりの逸品は、
現代の製造技術では失われてしまった、たしかな信頼と品質を誇ります。
エレクトリックギターの血管とも言える配線材に、極めて貴重な【Belden 8942+8947】をインストールすれば、サウンドを数段バージョンアップできることは間違いないでしょう。現在販売されている安価なBelden材とは一線を画すグレードアップパーツであると自負しております。」
最高です。
どうです?これ、好きな人いるでしょう~?
しかも、予備半田に使われている半田も、60年代のAlpha!!
丁度ストラトタイプの配線にべストな長さにカットされたセットになっています。
ヴィンテージの線材そのものは、海外の所謂「電線屋さん」から入手出来ない事は無い訳ですが、まずそもそもギターのパーツに合った太さのものは極端に少ないですし、出てきてもビニール被膜のものが殆ど。これは本当に希少です。
ヴィンテージの線材って、特有の匂いがあるのですが、納品に同席していた弟子の山口もそれに驚愕!
「やべーこれたまんね~(ヨダレ)」って言っちゃったそこのあなた!
「この匂いだけで飯食える!」って言っちゃったそこのあなた!
今後入手できる保証なんて勿論ありません!
東京&名古屋のギター工房と、店頭リペア常駐店(札幌パルコ店・仙台イービーンズ店・大宮店・新宿店・名古屋店・梅田店・福岡イムズ店)のみの
「販売店舗限定」「販売数限定」
「今回限りの島村楽器独占販売」!
になります。
楽器を工房に送って我々プロの手でインストールするもよし、買って帰って自分で半田付けから楽しむのもよし、
とりあえず買っておこうでもよし(笑)
ヴィンテージの配線材&予備半田ですので、現代のものと比較し半田作業がし難く、高い技術を要します。ご自身でトライされたい方は自己責任でお願いいたします。販売店となる各工房・リペア駐在店内リペアブースでは、半田コテの温度に留意し使用半田も厳選した上で、プロの技術での配線作業となります。
上記販売予定店での販売数などは、各店のブログで数日中に追ってお知らせできる予定!!!
お近くのリペア店&工房ブログから目を離すな!
持つべきものはマニアで尖った業界友人。
Thanks a million, Mr.Keita!!
そして、、、なんと最後に
びっくり仰天の更なるご提案を頂きました!!
みなさま続報をおたのしみに!!
ルシアー駒木でした。