皆さんこんにちは!
結局今回の帰国荷物にもこの手紙
が入っていた、
(参照:以前のブログルシアー駒木のギターよもやま話 その73「ARLINGTONギター買い付け!後編」 - 島村楽器公式ブログ)
ルシアー駒木です。
毎年この時期恒例となりました、ダラスの買い付け。
今年も行って参りましたが、今年は凄かった!とんでもないの買い付けましたよ!!
早速これ見て下さいよ!!!
ババン!!!!!!
そうです!
PETRUCCI MAJESTY !!!
ただでさえレアな(世界限定20本+本人所有1本)このギターですが、
どうだ!!!!!
何と『#1』!!!
これぞ世界に1本、激レアです!
これぞ買付業務の醍醐味ですね!
更にこんなのもGETしてきました!
この↑写真だけで分かったら結構マニアですね!
画像で分からなかった人もこの資料で衝撃間違いなし!
なんと、Joe Bonamassaがメインアンプとして使用していた1台!!
彼がFender社とエンドースメント契約した事で、表立って使用する事が出来なくなり、流出したものです。
オリジナルのスピーカー&本人が使用していたスピーカー、どちらも付属となります。
スンゴイでしょ!
初っ端から大興奮でスタートしたブログですが、仕切り直してご覧いただきましょう!
海外出張には慣れているルシ駒ですが、今回は機内での時差ぼけ調整に失敗(笑)
到着からこいつらのお世話になりました。



日本のエナジードリンクよりもそもそも量が多いうえに、カフェイン含有量なども全然違い、結構効きます。
初日~2日目は外部業者巡り。
最初にお邪魔したのは、私のブログではおなじみとなったスコット氏の転居された新しいご自宅。
以前のお宅も素敵でしたが、新しいご自宅も羨ましい限り。
日本の狭苦しい住宅がバカバカしくなりますね。
我々の為に楽器を用意してくれており、とてもスムーズに買付を進めさせて頂けました。
ネゴシエーター中村も吟味中
私も状態チェックをしていきます。彼の所にある楽器はいつも状態最高なので、実際私は楽な仕事です(笑)
スコットさんいつもありがとう!
次にやって来たのはこんな田舎町。
スコット氏のご自宅とはある意味対照的な、こんな場所にも行ってみました。
なかなか入るのに勇気がいる門構え
中は、「宝探し感」が凄い(笑)
またこちらは別のお店。
奥では早速ネゴシエーター中村がネゴシエーション中
凄いのおいてあります。残念ながらこちらは売り物ではありませんでした。
これは楽器屋に限った話ではないのですが、アメリカのお店はどこに行っても広々していますね。
前半は胃も元気なので、アメリカっぽいTボーンステーキを食べて充実の買い付けとなりました。
そしてギターショー会場。
搬入日、いつものように会場を回っていると、以前の買い付けでお世話になった、EKleinGuitarsのEdさんが「明日凄いのを持ってくるから楽しみにしていてくれ!、明日朝だぞ!絶対うちのブースに来いよ!」と言いに来たのです。
何だろう、、、と思っていたのですが、翌日びっくり!
こいつが出てきた訳です。
何と本物のルビーがノブとボディTOPに埋め込まれています。
『#1』の時点で、もはや価格は有って無いようなもの。
ネゴシエーター中村の本領発揮です。
こうして世界的に希少なこの1本を、めでたく我々が入手するに至りました。
こういう希少な楽器を「紹介してくれる」というところに、これまで築いてきた人間関係の重要性を感じます。
他にも、Howieはスンゴイ極上57年製ビンテージのグレッチを
Rayは58年製のチャンプを
譲ってくれました。みんないつもありがとう!
他の買い付け楽器紹介は次回にするとして、
今回あった凄い出来事を一つご紹介。
以前のブログで、
「前のオーナーがEric Johnson氏」という凄い1本を手に入れた事をご紹介しました。
今回、なんと会場にEric 氏が来るとの事。
それなら、先のギターを購入して下さったお客様に、サインをもらって帰ろう!と思い立ちまして、JIMMYに相談。
すると、なんと私たちだけの為に時間を作って、会わせてくれたのです。
JIMMYが「俺の大切な日本から来た友人」とEric に話してくれたのは嬉しかったですね。
無事にお客様へのお土産もGET!
Thank you SO much JIMMY&Mr.Eric Johnson!!
では次回、そのJIMMY製作の凄いギターご紹介します。
お楽しみに!
ルシアー駒木でした。