こんにちは。開発担当のシミズです。
「Made in USA」として知られるBadCatアンプ。
アメリカのカリフォルニア州、ロサンゼルス郊外にあるBadCat社で、現地のエンジニアが一台一台手作業で組み上げています。
完成したアンプは太平洋を渡り、日本国内に入荷した後に、島村楽器のスタッフが最終検品を行った上で店舗やお客様の元に出荷されています。
今回から数回に分けて、BadCatのアンプがお店に届くまでのストーリをみなさんにご紹介したいと思います。
今回はアンプが企画・設計されるBadCat社のオフィスをご紹介します。
BadCatのオフィスはどこにある?
BadCat社のオフィスは、ロサンゼルスから車で南東に約1時間半下った町にBadCat社はあります。
毎年1月にアメリカで開催されている世界最大級の楽器の祭典「NAMM Show」の会場からもほど近い立地です。
こちらがエントランス。社名に反してあまり悪さは感じられません。2016年の暮れに現在の住所に移転したばかりです。
社長室
奥に見えるのは社長のジョン・トンプソン氏。
会社の運営はもちろんのこと、エンジニアリングの知識を兼ね備えたアイディアマンで、新商品開発についても大きく関与します。
プライベートではビートルズがお好きなようで、社長室の看板には「ABBEY ROAD」のサインが。
週末は友人と組んでいるビートルズのカバーバンドでギターを弾いているとか。
社長室には歴代の名機がところ狭しと陳列されています。
こちらはBadCatの創業者の1人であるマーク・サンプソン氏が自らワイヤリングしたプロトタイプの回路。本人のサイン入りです。
過去のレア物も
社長室には希少モデルも。現在では作られていないHotCat100のヘッドタイプ。
額に入っているのは米Guitar Player誌に掲載された際の記事のコピーです。
そしてこちらはUnleashのプロトタイプ。
カラーだけではなく、ノブや筐体デザインも現行モデルとは違います。
NAMM2011で初披露されたものです。かなりシンプルなデザインになっていますね。
こんなところにも・・・
BadCat社ではトイレにまで悪猫が生息中。退役したスピーカーキャビネットが雑誌置きになっていました。
オフィス編はここまで
いかがでしたか?
次回はいよいよアンプが組み立てられる工房編です。お楽しみに!