時差ボケ改善のため、朝からストレッチ、そして静かな街を散歩。
このシーズンは、弦楽器の祭典:Mondomusica(モンドムジカ)が3日間開催するため、世界中からたくさんのマエストロがクレモナに集合するのです!
例え急いでいようが、みんな顔を合わせてしまえば10分、いやいや15分はお話していると思います。(皆、おしゃべり大好き!)
そんな中、歩いていると、突然「あ!!」と叫ぶ、マイスター茂木。
マイスターの指さすその方向には、フィッシュマーケットの屋根下で少しお休みされているGregg Alf(グレッグ・アルフ)氏!
※アルフ氏の構えるヴェネツィア工房へは、シマムラストリングス秋葉原 店長:糸山が訪問致しましたので、買付ブログはそちらをご覧ください♪
マイスター茂木:「写真一緒にOK?」
アルフ氏:「もちろんOKだけど、バックが魚屋でいーの?(笑)」
(マイスター、アルフ氏との再会に喜び、写真の背景を気にする余裕がない...)
楽器が届くの楽しみです!!紳士で笑顔がチャーミングなアルフ氏、Grazie!!
はい、買付2日目ももうすぐ終盤です。我々は、フィレンツェから到着予定のGianluca Montenegro(ジャンルカ・モンテネグロ)氏とホテルロビーでアポイントを取っていました。
Gianluca Montenegro Profile
1978年イタリア・ローマ生まれ。ウンブリア州ペルージャにあるグッビオ・ヴァイオリン製作学校を卒業。グァリエロ・スパタフィ氏の元で指導を受ける。その後は拠点をフィレンツェへ移し、カルロ・ソルゲントーネ、ミチェーレ・メカッティの両氏の下でアシスタントを務めている。また、彼はニューヨークの巨匠カルロス・アルチエリのもとで楽器修復のコースも受講し、修理・調整も修得している。
モンテネグロ氏の待つカフェへ急ぎ、爽やかな笑顔で「どうだった?」と尋ねる彼の言葉と同時に「WONDERFUL!」と発する我々。
たくさんの有名な工房で高額楽器をレストレーションした経験を持つ彼だからこそ作れるガルネリYsaye(イザイ)モデル。
モンテネグロ氏、いつも素敵な楽器をありがとうございます!
今回は工房訪問のみでしたが(涙)
試奏させて頂いた重厚な音色のガダニーニモデルを持ってパチリ!
トナレッリ氏、今晩は「Stradivarius Friend」という会費を払えばグループに入れるというお食事会へ行かれるそうで(先程のアルフ氏も)、とてもワクワクされていました♪
またすぐお会いしましょう!
トナレッリ氏の詳細は過去ブログをご覧ください♪
blog.shimamura.co.jp
本日のディナーは、製作家のファッサー氏、アポストロウ氏、ヴィガット氏と郊外の素敵なレストランへ。
苦しくてムリ~って言いながら次のお皿が出てきたらパクパク...。
マイスターと、帰国したら合言葉は「ダイエット」だね(笑)!
それでは、Ciao!
今回イタリアで買い付けた弦楽器は、弦楽器フェスタでお披露目します
今回マイスター茂木と前田が買い付けを行った弦楽器は、11月〜12月各地(秋葉原・横浜みなとみらい・大阪・福岡・南船橋・新宿)の島村楽器で開催される、島村楽器弦楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
日程等決まり次第順次情報を公開致しますので、弦楽器フェスタページもあわせてご覧ください。
- 島村楽器弦楽器フェスタページへ(内容は前回のものとなっております。ご了承ください。最新情報10月26日公開予定。)
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