新しいカホンを紹介します
みなさんこんにちは!開発担当のイシイです。いやーこれから暖かくなってきて、外で楽器を演奏するのが楽しくなってきますよね。
今回はそんな季節にちょうどいい楽器を紹介します。
こちら!
音音 OT-KUMA Cajon
はいカホンです。今となっては「ドラムセットの代用」という枠を超えて、誰でも楽しめるリズム楽器としてすっかり愛用されるようになったカホン。
このカホン、「KUMA」っていう名前がついています。
なぜKUMAなのか...
それはこのカホンが作られている工場の近くに熊が出没するそうで、なので、熊→クマ→「KUMA」という名前になったというわけなんです。
とても自然が豊かな場所でつくられているんですよ〜♪
熊だったらこう叩くかなー?そんなこと考えながら、こんな絵も作っちゃいました↓
オススメポイントを4つご紹介
1.音を出しやすい
カホンという楽器は叩く場所を変えたり、叩く力を変えたりしながら「低音・中音・高音」をしっかり出すことが大事なんです。
上手く叩けるとリズムにメリハリをつけることができる楽器なんですが、綺麗に音を叩き分けるのにはちょっと練習が必要。
そこでKUMAカホンは気持ちいい低音を出すためにサウンドホールのサイズと場所についてこだわりました。中音は上部の中心を、さらに高い音を叩く時は角を叩きます。
ここに注目っ
両角に「スリット」を作り、打面を浮かせました。これで "パチッ" というよく通る高音をカンタンに出すことができます。
KUMAカホンにはこの様に音が出しやすいような工夫が施されています!
2.音の調整がカンタン
通常のカホンは六角レンチなどを使って弦の張り具合の調整をしますが、KUMAカホンは道具を使うことなく、ペグを回すだけでカンタンに弦のテンションを変えることができます。
また取り外しが効くミュートもつけているので、「曲と曲の間にサウンドホールに手を入れてすばやく調整」なんてこともカンタンにできます。
3.持ち運びがラクラク
今までありそうでなかった。持ち手のハンドルをつけてみました。
これアコースティックのカホンでは初めてなんですよ!
熊の手をイメージした持ち手「ベアハンドル」って言うんですけど、これがあるとついつい持ってしまう。不思議なハンドルなんです。
楽器は軽い方が持ち運びがラクになるのでいいように思いがちですが、材質を軽くしてしまうと音も軽くなっちゃうんですね~。
バランスを取るのが難しいんです。
なので、KUMAカホンは音質や音量を犠牲にすることなく、中身がしっかりしている材質を使いながら持ち手をつけて、持ち運びをさらにラクにしてみました。
4.快適な演奏感
このカホンはすわり心地が良いんですが、その理由はなぜか?
それは座面の表面に理由があります。
これ、すべり止めの加工をしているんです。上だけ少しザラっとしているのが分かりますか?座る位置にすべり止めをつけているカホンは他にあるんですが、このマットな感じ、これは見たことがないと思います。
「座っているうちに服に色が移るんじゃない?」なんて心配しているアナタ。色写りのテスト済みですので大丈夫です!
このちょっとしたザラザラだけで、座ったときの安定感が変わるんです。是非、お店に行って座ってみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。こうして見ていると、カホンが養蜂箱(ようほうばこ)に見えてきませんか?
KUMAカホンは誰でも気軽に持っていき、プレーを楽しめるようにという願いをこめて作りました。熊でも楽しめちゃうかも...。そんなカホンです。
それでは!
島村楽器のオンラインストアでも購入いただけます。