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成田ボンベルタ店【第6回エフェクターボード交流会開催しました!】

こんにちは。Webサイト担当のオクダです。

全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー

今回は成田ボンベルタ店の渡邉さんと小湊さんがレポートしてくれている「第6回エフェクトボード交流会」の様子をお届け致します!
以前、こちらのコーナーでも第1回開催時のレポートを紹介したことがあるのですが、今回で6回目の開催ということで、充実した内容をお届けしたいと思います!
今回のレポートでは動画も撮影されており、普段はなかなか見るコトのできない足元の動きまでがっつり見ることができます!
前回の記事はこちらをご覧ください。

かなりのボリュームですが最後まで是非ご覧ください!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

第6回エフェクターボード交流会

みなさんこんにちは!成田ボンベルタ店の渡邉と小湊です!
毎回異様な盛り上がりを見せているエフェクターボード交流会も第6回を迎えることが出来ました!
ご参加の方々やブログを読んでいただいている皆様、ありがとうございます!!
オフショットも交えつつ進めていきたいと思います!

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エフェクターボード交流会って?と思われる方もいらっしゃると思いますが、簡単に言ってしまえば自分のエフェクターボードの自慢をしていろんな方と一緒にそのボードに対して検証して質問などをするイベントになります。

7月12日に行われた第6回もマニアックな7名の方々にお集まりいただきました!
早速見ていきましょう!!!!

柴崎さん

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今回初参加の柴崎さん。まず驚いたのは、ボードのサイズとペダルの量です!
PULSE製の大型エフェクターボードに綺麗に並べられた類は、Providenceのスイッチャーで集中コントロールされていました。
なかなかお店では見られないFAT製のペダルからお馴染みのBOSSまで、様々なペダルでこだわりのサウンドを奏でていました!また、エフェクターの固定方法も独特で、ボードの底に木の板を敷きペダルをネジで固定していました。マジックテープでの固定が多いですが、この方法により重量のあるワウなども安定して固定できていました!

ディレイ用のタップスイッチを底上げし、ほかのペダルと干渉しないように工夫されていました。
ちなみにこのDD-5はギターを始めた頃からずっと使っているそうです!


【使用機材】
FAT 214K(コンプレッサー) / FAT 412D(オーバードライブ/ブースター) / Ibanez WD7(ワウペダル) / Original FIFTY(ブースター) / Leqtique Redemptionist(オーバードライブ) / Bogner EcstacyBlue(オーバードライブ) / 320design BrownFeather(ディストーション) / CAJ IN and OUT(ジャンクションボックス)/ CAJ Tap Box(フットスイッチ) / BOSS CE-5(コーラス) / BOSS DD-5(ディレイ) / Shin's Music PFV-2(ヴォリュームペダル) / Providece PEC-2(プログラマブルスイッチャー) / One Control Distro(パワーサプライ) / Free The Tone PT-2(パワーサプライ)
Cable / Free The Tone CU-416・SL-8

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【接続順】
Guitar → CAJ IN and OUT → Ibanez WD7 → Providence PEC-2 [Loop1:FAT 214K / Loop2:320design BrownFeather / Loop3:Leqtique Redemptionist / Loop4:Bogner Ecstasy Blue / Loop5:Original Booster / Loop6:BOSS CE-5 /Loop7: BOSS DD-5] → Shin's Music PFV-2 → CAJ IN and OUT → AMP


古川さん

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続きましては、このイベントに何度か参加いただいている古川さんです!
ペダルの数こそ少ないものの、サウンド面での高いこだわりが見られるボードです。パッチケーブルやDCケーブルは全てFree The Tone製品で統一され、並べられているエフェクターたちもかなりマニアック。Riotは18V Tape Delayは12Vで駆動するなど、音質面のコダワリが感じられますね。またこのブルースドライバーですが、通常モデルではなく技Craftモデル!BOSSがセルフモディファイをしたことで有名ですが、ブルースドライバーのサウンドキャラクターを残しつつも、2モード化などの改造が施されています!

普段はレスポールを使用している古川さんですが、ストラトを購入したことにより音作りに悩み中だそうです。ですがイイ音してました!!


【使用機材】
BOSS BD-2W(オーバードライブ) / Suhr Riot(ディストーション) / Leqtique Caeruleum Lightdrive High Definition(オーバードライブ/ブースター) / MXR M324 Analog Chorus(コーラス) / empress effects Tape Delay(テープエコーシミュレーター) / tc electronic PolyTune2 mini(チューナー) / One Control Pedal Board Junction Box(ジャンクションボックス) / One Control Chamaeleo Tail Loop MKII(プログラマブルスイッチャー) / VOCU Baby PowerPlant(パワーサプライ)
Cable / Free The Tone CU-416・SL-8

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【接続順】
Guitar → One Control Pedal Board Junction Box → tc electronic PolyTune2 mini → One Control Chamaeleo Tail Loop MKII[Loop1:BOSS BD-2W / Loop2:Suhr Riot / Loop3:Leqtique caeruleum Caeruleum Lightdrive High Definition / Loop4:MXR M324 Analog Chorus / Loop5:empress effects Tape Delay]→AMP


高橋さん

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お次はまたまた常連の高橋さんです!今回スイッチャーの使用が多かった中、男の直列仕様!サウンド面でもかなりのこだわりがあり、場所によってパッチケーブルメーカーを変えていました!パワーサプライにもこだわり、ノイズ対策もバッチリ!そんな完成されたボードを見てみましょう!
前回からの変更点は、パワーサプライのACケーブルが変わったのと、Chocolate Electronicsのオリジナルバッファーが追加されていました。バッファーの写真を取り損なってしまいましたが、動画にはバッチリ写っておりますので要チェックです!このパワーサプライはDCの可変出力がついており、ファズは9Vよりも低い電圧で駆動させていました!

ちなみに本来はこのボードとは別に、クリーンアンプ用のヴォリュームペダルが入ったボードもあるそうです。


【使用機材】
Chocolate Electronics transistripper(ファズ) / Chocolate Electronics Coverture (オーバードライブ) / Chocolate Electronics Custom Buffer(バッファー/スプリッターボックス) / Leqtique 9/9(ディストーション) / tc clectronic NOVA DELAY(ディレイ) / tc clectronic PolyTune2 Noir(チューナー) / tc clectronic Stereo Chorus+(コーラス)/ strymon Bule Sky(リバーブ) / ERNIE BALL VP jr(ヴォリュームペダル) / Xotic EP-Booster(ブースター) / Xotic X-Blender(ミキサー) / VooDoo LAB PEDAL POWER2 PLUS(パワーサプライ)
Cable / Free The Tone CU-416・SL-8・SL-8Pro / George L's SolderLess Cable

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【接続順】
Guitar → Chocolate Electronics Custom Buffer → Chocolate Electronics transistripper → Chocolate Electronics Coverture → Leqtique 9/9 → ERNIE BALL VP jr [TunerOUT → tc clectronic PolyTune2 Noir] → Xotic EP-Booster → Xotic X-Blender[SEND→ tc clectronic Stereo Chorus+ → RETURN] → AMP[SEND → tc clectronic NOVA DELAY → strymon Bule Sky → RETURN]


野平さん

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続きまして、当イベント初参加の野平さんです。ここにきてペダルボードの個性が爆発しました!オルタナティブなボードの内容!ファズが2台もあります!!
少し取り乱しましたが…
直列で接続されたペダルたちを見てみると、今までご紹介してきたモノたちとは違った雰囲気が漂っています。
ヴィンテージのロシアンマフから定番のBOSSまで、様々なペダルが並べられていました。ちなみにBOSSのRV-5は過剰にかかるところが好みだそうです。
そしてこのピンクのファズはBIGMUFFのラムズヘッド期を再現したもので、マフ2台を使った爆発感は衝撃!ジャズコーラスで地面が揺れたのは初めての経験でした(笑)


【使用機材】
MXR MC-404 WAH(ワウペダル) / Tone Bakery Creme Brulee(オーバードライブ) / Bearfoot HoneBee OD(オーバードライブ) / Shun Nokina Design Redemptionist(オーバードライブ) / Skreddy Pedals Ernie(ファズ) / Erectro-Harmonix BIGMUFF Pi Russia(ファズ) / ANALOG.MAN CLONE CHORUS(コーラス) / strymon TIMELINE(ディレイ) / BOSS RV-5(リバーブ) / KORG DT-10(チューナー) / Guyatone AC-105(パワーサプライ)
Cable / Free The Tone CU-416・SL-8 / Providence

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【接続順】
Guitar → MXR MC-404 WAH → Tone Bakery Creme Brulee → Bearfoot HoneBee OD → Shun Nokina Design Redemptionist → Skreddy Pedals Ernie → Erectro-Harmonix BIGMUFF Pi → ANALOG.MAN CLONE CHORUS → strymon TIMELINE → BOSS RV-5 → KORG DT-10 → AMP

ここまで4名のボードを見てきましたが、みなさん個性が光ってますね~。同じペダルでも、音色も使い方もそれぞれ!
オフショットもどんどん出していきます!
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まだまだマニアックなボードが登場しますよ~!!では、見ていきましょう!!

斉藤さん

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第5回に初ボードで参加していただいた斉藤さんです。前回に比べボードのサイズも内容もガラリと変わっていました!
コストパフォーマンスとその圧倒的なサウンドで話題のLeqtiqueのペダルを中心としたサウンドシステムを組み上げていました。歪み系はスイッチャーでコントロールされ、空間系ペダルはループには入れず瞬時に使えるようにするなど、工夫されていました。
LeqtiqueやBIGMUFFの太いサウンドを考慮してBELDENのパッチケーブルを使うなど、サウンドもバッチリでした!
PS-6をピッチベンド用にしたり、ファズフェイザーを組み合わせて轟音のジェットサウンドを作ったりと、サウンドバリエーションはかなりのもの。踏みかえ時の足技も必見です!


【仕様機材】
BOSS PS-6(ピッチシフター) / BOSS DD-3(ディレイ) / BOSS PH-2(フェイザー) / Leqtique Maestoso(オーバードライブ) / Leqtique Redemptionist(オーバードライブ) / Leqtique 9/9(ディストーション) / Leqtique Caeruleum Lightdrive High Definition(オーバードライブ/ブースター) / Electro-Harmonix nano BIGMUFF Pi(ファズ) / One Control Chamaeleo Tail Loop MKII(プログラマブルスイッチャー) / One Control Pedal Board Junction Box(ジャンクションボックス) / Noah's ark AC/DC-1(パワーサプライ) / KORG PB-01(チューナー)
Cable / Montreux Arena Ace / Free The Tone CU-416/SL-8

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【接続順】
Guitar → BOSS PS-6 → One Control Chamaeleo Tail Loop MKII[Loop1:Leqtique Maestoso / Loop2:Leqtique Redemptionist / Loop3:Leqtique 9/9 / Loop4:Electro-Harmonix nano BIGMUFF Pi / Loop5:Leqtique Caeruleum Lightdrive High Definition] → BOSS DD-3 → BOSS PH-2 → AMP


今泉さん

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続きまして、今回初参加の今泉さんです!ご友人の吉川さんと一緒に参加していただき、今回参加するためにボードを組んできたとの事で、担当の渡邉はとても感動しております!
そのボードはというと…。一見コンパクトなボードですが、話題のミニサイズペダルが所狭しと並んでおります。
そしてスイッチャーまで入っていると言うのだから、驚きを隠せません。他の参加者の方も、その軽量さに驚いていました。(笑) パッチケーブルはCAJで自作、デジタルとアナログでパワーサプライを分けるなど、ノイズ対策もバッチリでした。パワーサプライを表から見えないようにしているところも、コダワリのポイントですね! 普段はエレキはあまり触らないそうで、使い方もあまり分からないと言っていましたが、万能に使えるボードに仕上がっていると思います!


【使用機材】
CAJ IN and OUT(ジャンクションボックス) / CAJ AC/DC Station3(パワーサプライ) / tc electronic PolyTune mini(チューナー) / tc electronic Spark Mini Booster(ブースター) / tc electronic Corona Mini Chorus(コーラス) / tc electronic Flashback Mini Delay(ディレイ) / Ibanez TS-Mini(オーバードライブ) / Xotic SL Drive(ディストーション) / Xotic SP Comp(コンプレッサー) / Maxon GE-601(イコライザー) / Providence PEC-04(プログラマブルスイッチャー)
Cable / CAJ Original

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【接続順】
Guitar → CAJ IN and OUT → tc electronic PolyTune mini → tc electronic Spark Mini Booster → Providence PEC-04[(Loop1:Ibanez TS mini / Loop2:Xotic SL Drive / Loop3:Xotic SP Comp → tc electronic Corona Mini Chorus) → Maxon GE-601 → (Loop4:tc electronic Flashback Mini Delay)] → CAJ IN and OUT → AMP


吉川さん

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最後にご紹介してもらったのは、初参加の吉川さんです。今泉さんと一緒に遠方からお越しいただき誠にありがとうございます!!さてさて吉川さんですが、EJ愛に満ちたエフェクター類をお持ちいただきました!分かりますかね、この四角いやつ…。そう!テープエコーです!!歴史に名を残すトップギタリスト達を魅了してやまない、本物のテープエコー。この中で実際にテープが回っております。ボードのコンセプトがEric Johnsonのシステムを簡易的に再現したモノとの事で、MEMORY MANやTUBE OVERDRIVER、クリーンと歪みでアンプを使いわけるなど、かなりの再現度…。今回は自作のファズを見せていただきましたが、通常はEric Johnson FUZZ FACEを使われているそうです。音の方はというと…テープエコーを通したことにより、温かみや太さが出てきていて、とてもいい音でした!


【仕様機材】
BOSS TU-2(チューナー) / CAJ MLS-2(ラインセレクター) / Chandler TUBE DRIVER(オーバードライブ) / Original FUZZ(ファズ) / Electro-Harmonix DELUXE MEMORY MAN(ディレイ) / tc electronic Stereo CHORUS+(コーラス) / Fulltone Tube Tape Echo(テープエコー) / FURMAN SS-6B(パワーサプライ)
Cable / Original

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【接続順】
Guitar → BOSS TU-2 → CAJ MLS-2[OUT A → Chandler TUBE DRIVER → Original FUZZ → Electro-Harmonix DELUXE MEMORY MAN → Marshall系AMP][OUT B → Fulltone Tube Tape Echo → tc electronic Stereo CHORUS+ → Fender系AMP]

さてさて、ここまで合計7名のボードを見てきましたが、みなさんそれぞれ個性が爆発してますね!(笑)
同じエフェクターや同じケーブルを使っても、そのシステムは千差万別。さながら秘密基地のようでした!(使わせていただきました)

また今回はおまけということで、我々スタッフのエフェクターものせちゃいます!
詳しい解説はスペースの都合で省略しますが、気になった方には直接教えちゃいます(笑)

それではどうぞ!!

番外編

スタッフ渡邉

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アピールポイントはなんといってもLeqtique Caeruleum Lightdrive High Definition!
全体の解像度を上げてくれ、トランジスタでもチューブアンプの音圧感が出せ、ペダルのキャラクターを変えずに音を前に出してくれるので気に入っています!!!自作ペダルも見てね!



スタッフ小湊

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新しく導入したもので一番こだわって選んだのがCREWS MANIAC SOUNDのSWITCHBACK STATION!パワーサプライとジャンクションボックスを兼ねた便利な逸品!バッファー内臓なので、信号ロスが少なく各エフェクターともその音質をしっかり保てたと思います!各エフェクターともしっかり使いこなせるようになるのが今後の課題です(笑)



スタッフ本気じゃん…というツッコミは受け付けておりません!(笑)
ここには書きませんが、組み込みのポイントやコダワリを熱く語っておりますので、動画をチェックしてみてください!

今回は7名+2名のボードをご紹介させていただきました!ご参加いただいたみなさん、ありがとうございます!!

エフェクターボード交流会」は参加者の方を募集しています!
エフェクターボードはまだ組んでいないけど…。など初心者の方も大歓迎です。
参加者の皆さんで情報交換をしていきましょう!

オフショット

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第6回エフェクターボード交流会開催しました!Part.2 - 島村楽器 成田ボンベルタ店 シマブロ

スタッフ含め9名の方をご紹介というかなりボリューム満点なエフェクトボードのまとめ記事でした!
それぞれのこだわりエフェクトボードをまとめて見ることができる貴重な機会だったと思います!
う〜んマニアックで素人には何が何だかさっぱり!!でしたが、参加者のみなさん、スタッフのエフェクトボードと曲作りへの熱い想いはものすごく伝わってきました!
今後さらにこのイベントが盛り上がって広がりを見せていくのではないかと思います!
引き続きイベントの情報はシマブロをチェックしてくださいね!

それではまた次回!

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