皆さん、こんにちは。
代官山音楽院 運営事務局のタカクラです。
前回、「なぜ島村楽器のブログで、代官山音楽院なのか?」ということについてお話しさせていただきました。今回はさらにほり下げて、島村楽器の設立した代官山音楽院の中身にせまってみたいと思います。
冒頭から蛇足ですが…、ブログタイトルが「音楽・楽器業界で働こう!」なので、最初から、
- 「音楽・楽器業界とは?」
- 「どんな職種・仕事の形があるのか?」
- 「その仕事につくにはどんなことが必要なのか?」
- 「そのために代官山音楽院ができること!」
と進んでもよかったのですが、そのようにしてしまうと、音楽院の話ににたどり着く前にあまりに時間がかかってしまいそうなので、今回はあえてその逆をたどらせていただくことにしました。
できるだけわかりやすく解説していきたいと思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思います!
代官山音楽院の8つの学科
さて、前回、代官山音楽院は8つの学科で構成されているとお話ししました。
その学科名を具体的にご紹介したいと思います。
学科名はこちらです!
- 作曲アレンジ科
- シンガーソングライター科
- ミュージックアプリデザイン科
- 音響エンジニア科
- ギタークラフト&リペア科
- ピアノ調律科
- 管楽器リペア科
- バイオリンクラフト&リペア科
どうでしょうか!?
…でも、これだけではイメージも湧きませんね。
もう少しくわしく見ていきましょう。
と、その前に…、
代官山音楽院は、音楽学校ではない!?
よく言われるのですが、実は代官山音楽院は「音楽院」という名前はついているものの実は、音楽学校ではありません…というとそれはそれで少し語弊があるかもしれませんが、純粋な意味での皆さんがよく知っている音楽専門学校や音楽大学のようなところとはやはり少し違います。
では、どう違うのでしょうか!?
代官山音楽院は演奏家を強力にサポートする
学科名を見直した方は、もしかしたらピンときたかもしれませんが、代官山音楽院は「演奏を楽しむ人たちをサポートしたい!」という島村楽器の熱い思いによって設立された学校なので、そこで日々展開される講義も「いかに演奏を楽しむ人たちをサポートするか!」というテーマに重点がおかれています。
具体的に一つ例を挙げると…、
日々、学校の吹奏楽部で演奏を楽しみたい!という人がいたとします(きっと皆さんのまわりにも1人や2人や3人や…いるでしょう)。
その人はもしかすると演奏家を目指すかもしれません。演奏家を目指す人の多くは、音楽専門学校や音楽大学などに進学するかもしれません。
そして、その人たちは自分の楽器をもっていたり、あるいは楽器を借りていたりすると思われますが、もしもその楽器が壊れていて演奏できない!ということだったらどうでしょう。
とても残念なことですね。
そこで、その壊れた楽器をピカピカに直して、演奏できるようにしてくれる人が必要になってくるわけです。
一般には管楽器リペアマンと呼ばれたりします。
その管楽器リペアマンを育てる学校が代官山音楽院なのです!
管楽器リペアマンは一例ですが、そのような仕事が実は様々なカタチで音楽業界にはあるんです。
管楽器リペア科の講義。講義を受けるときの眼差しは真剣そのもの
もちろん、こうした演奏家のサポートをメインとする学科にも演奏練習はありますが、演奏家になることを目指すわけではありません。実際には演奏ができるリペアマンの方も多いので、仕事の一部に演奏が入ることもありますが、基本的にはもっと広い意味で演奏家を支え、音楽のそばで仕事がしたい!と思う人のための学校とも言えるかもしれません。
次回予告
さて、今回は第2回目ということで「代官山音楽院は演奏家をサポートする」というところまで辿り着きましたが、いかがでしたでしょうか?
次回、代官山音楽院のもう一つの側面「新しいミュージックシーンを創造する」に焦点をあてて、さらにほり下げていきます!
代官山音楽院について
代官山音楽院は、島村楽器株式会社が音楽に携わるプロフェッショナルの育成を目的として設立した学校です。
当音楽院では、豊富な専門知識・高いスキルの習得はもちろん、社会性も持ち合わせた音楽職業人の育成を目指し、様々な制度やカリキュラムを用意し、受講生の皆様の要望にお応え致します。