こんにちは。Webサイト担当のオクダです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー
今回はイオンモール佐賀大和店で開催された、宮脇俊郎さんのギターセミナーの様子をお届け致します!
5月19日、宮脇俊郎ギターセミナーを開催いたしました。
今回は初級アドリブセミナーということでしたが、非常に意識の高い参加者のみなさんのご協力もあり、密度の高いセミナーになったと思います!
宮脇さんも飛行機の時間ギリギリまでありがとうございました!
参加いただいた方の復習用、参加いただいていない方には雰囲気が伝わるよう、セミナーの内容を箇条書きで抜粋しておきます。
ペンタトニックスケールについて
- なぜドレミじゃなくて、ペンタを使うのか
- ペンタは5音のスケール⇒1オクターブを5でわけると適当でも音楽になりやすい
- 沖縄音階や演歌も、5音の音楽
- ペンタは人の声の発想(ブルースマンの歌っていた音階)
- 歌は歌詞があるから変化がつけやすい。ギターには歌詞はないから、どうやって変化をつける?
変化をつける
- 音色(トーン)を変える。強弱をつけて表現する
- ペンタは津軽じょんがらと同じ音。じょんがらでなくブルースを弾くためには?
- ブルーノートを混ぜる
- ブルーノートはうな重の山椒(かけすぎると大変)
- クオーターチョーキングの微妙さ(顔も)
- ギターのうまさとは?無限大にニュアンスがある
唸れ!
- どうしたらうまくなるか?唸る!
- 口で言いながら弾けるのがゴール
- スライドでブルーノートを通る『象さんポジション』
- 上手い人とはいつも同じように手が動く人ではなく、その日の音を聴いて同じ音に調整できること
- クォーターチョーキング クラシックにない音
- あいつむかつくんだけどそれが良い、という中間の音楽、ブルース
- メジャーマイナーで表現できない
質問コーナー
- 指弾きを混ぜる⇒ピックは薬指の裏にしまう
- ピックを持ったまま中指で
- 『進化論的に猿が木から落ちないような』フォーム
- 50のおっちゃんにわかってるね、と言われるようなポイント
独学のコツ
- 自分よりうまい人の演奏を聞くこと
メトロノーム
- 人のリズムは揺らぎやすいという前提
- ギターは乗っかる楽器なので、合わせる癖をつけた方がいい
- リズム練習『ながさき はかた』⇒『はかた ながさき』
- 書いて分ける⇒次第に正常なイントネーションに
- フレーズとリズムの分離ができるようになる
- メトロノームに合っていることが判断できるようになる
コピーはやった方がいいか?
- 100%やった方がいい。継続して。自分の中にないものを吸収する必要性
フォームについて
- 指を広げると指先は立つ
- 腱鞘炎対策 『俺の左手イングヴェイ』
- 手の甲は固定されているが、腱は自由
延長戦
- コードトーンを弾く
- 1オクターブ⇒2オクターブ
- 合っている音だけ弾き続けてみる
- グッとくる音を足す
- コードアルペジオを理解する
- ロックやブルースはシャウトでエネルギー、パワー感を出す
- ジャズは響きで出す
- 着地感を演出
- 日本語をしゃべる意識はしないが確信はあるというのと同じ領域
- 指板上の音を把握する
- 鍵盤で確認する
- 無意識でできない楽器を使う⇒アコギ弾き語りができる曲はピアノでできるようにする
以上です!
抜粋ですが、当日のセミナーが蘇ってきましたでしょうか?
え、参加してないからよくわからないって?そこは、やはり参加していただいた方の特権かと思います!
また企画しますので、次回はぜひともご参加ください!
宮脇さんのブログでも佐賀セミナーをご紹介いただいています!
こちらもあわせてご覧ください!
セミナーの内容が箇条書きで抜粋されていて、『象さんポジション』『はかた ながさき』『俺の左手イングヴェイ』など、気になる単語がいくつも出てきました!
更に役立つ情報も満載で大満足の内容だったのではないでしょうか!
因みに、「みやすのこ」とはスノコのようなエフェクトボードで、こちらで紹介しています。
そして!「ギターセミナーに参加してみたい!」と思った方必見!
今後も島村楽器各店で宮脇さんをお迎えして様々なイベントを行いますのでぜひチェックしてみて下さい!
それではまた次回!