こんにちは。Webサイト担当のオクダです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー
今回は松本パルコ店花井さんがレポートしてくれている「T's Guitars工房探訪」の様子をお届け致します!
長野県塩尻市にある「T's Guitars」の工房の中を隅々までお伝えしてくれています!
皆さんこんにちは!毎年「初の花粉症発症」にビクビクしながら春を迎えている店長花井です。どうやら今年も大丈夫そうです。
それはさておき、本題です。最近ギター工房ネタが多い松本店のシマブロですが、またまた工房探訪シリーズをお送りします。
今回はT's Guitarsさん。
松本市のお隣り塩尻市に拠点を構え多くのハイエンドモデルを世に送り出している少数精鋭のギター工房です。
2月に開催した「信州ギター祭り」以降、ますます地元愛が高まりつつある松本出身の花井ですが、自宅から車で30分圏内の所に多くの工房や工場が点在しているこの環境に、今さらながら「恵まれているなぁ」としみじみ。すみません、前置きが長くなりましたね、では早速工房の様子をレポート致します。
松本パルコ店から車で約30分。T's Gutiarsさんに到着です。
オフィスの壁にはウクレレからアコースティックギターまでのラインアップがズラリ。
米国Buzz Feiten社公認ショップの証。
早速、松本店の店頭に並ぶギターに関して打ち合わせ。ご紹介が遅れましたが、メガネの方がT's Guitars代表の高橋さんです。
ひと通りモデルの詳細打ち合わせが終わり、工房内の見学に。
こちらはウクレレのネック。T's Guitarsさんといえばウクレレも有名ですね。
手作業でボディのペーパーがけ。作業台には穴が開いており、ここから木屑を吸引しています。効率的な作業台ですね。
ウクレレが吊り下げられたこちらの部屋は・・・
こちらは各モデルを製作する際に使用するテンプレート。かなりの数がありました。
T's Guitarsさんの木材倉庫です。温度湿度管理もバッチリ!
こちらはボディ材。
お客様の中には「重さ」を重要視される方もいらっしゃるとの事で、木材にはそれぞれの重量も記されています。
指板材の山。ローズは勿論のこと、ハカランダもちらほらと・・・。
いよいよ「松本店オーダー」の材を選定。
高橋さんが私の我がままを聞きつつ選び出してくれています。
私が一目惚れしたメイプル材!残念ながら今回は諸事情により使用を断念・・・。悔やまれます。
そして最終的にセレクトしたトップ材がこちら!
整った中にもワイルドさを兼ね備えた素晴らしい杢目です!
この木材をトップに使い、Arc-STDの製作がスタート!
今回は「24フレット」「ノントレモロ」「オープンピックアップ」、そして「ソリッドボディ」という仕様です。ボディカラーは赤系をチョイス。先に製作が進んでいるArc-STDは「22フレット」「ウィルキンソンブリッジ」「カバードピックアップ」「チェンバーボディ」、そしてカラーは青系。という事で、異なるキャラクターのArc-STD2本が店頭に並ぶ予定です。
こちらはシマブロで随時情報を更新していきますので、お楽しみに!
ここから先は私の趣味的要素が強くなりますが、木材を選定している間に出会った素晴らしい材たちをご紹介しますね。
こちらは高橋さん秘蔵のキルテッドメイプル。
角度を変えた時の表情の変化がもの凄かったです!
いかがでしたか? いまご紹介した木材を使ってオーダーしたい!という方は是非ともお問い合わせ下さい!とか言いながら私自身がオーダーしている可能性もあったりしますが・・・。
T's Guitars工房探訪 Vol.1 - 島村楽器 松本パルコ店 シマブロ
普段、なかなか見ることの出来ない工房の中の様子、いかがだったしょうか。
花井さんの興奮がこちらまで伝わってきました!
こだわりのギターが松本パルコ店に並ぶ日が楽しみですね!
それではまた次回!