島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

2012年 秋 弦楽器買い付け旅行記 その10

Bonjour!

島村楽器 ビビット南船橋店 楽器アドバイザーの糸山です。

ヨーロッパ滞在も6日目、恋しくなってとうとう我々は暖簾を潜ってしまいました。

Parisのうどん屋さんです(笑)

サンドリーヌ・ラファン氏(Sandrine Raffin)の工房を訪れました。サンドリーヌは世界最高の弓鑑定家J.F.ラファン氏の娘。現在は、彼女がParis一番の弓工房を取り仕切っています。

ここで、「鳥肌もの」の新作ヴァイオリン弓に出会います。

それがこちらです!

Sandrine Raffin, 2012 Paris

女流製作家:サンドリーヌ・ラファンが手がけた、伝統と革新が融合したアーティスティック・モデル。1本限りの限定品です。フロッグには、あのSwarovskiのジュエリーが埋め込まれています。コシが強くて粘りのある極上のフェルナンブーコ材を使用。サンドリーヌ本人も認める「見た目以上にパワフル」なスティックです。また、上半分が角弓、下半分が丸弓となったデザインは美しいトルテヘッドとも相まって、エレガントでフェミニンな逸品に仕上がっています。これは正にアートとも呼べる作品ではないでしょうか!?

こんな素晴らしい弓を、私たちの訪問に合わせて準備してくれたサンドリーヌに感謝です!その他、良質なオールドフレンチ弓数本とラファンのコンツェルタンテモデルなどを選定し、大変満足のいく買い付けとなりました。Merci!!

さて、Paris滞在は最終日です。

次は1日がかりで最終目的地イタリア・クレモナへと移動します。

写真と本文はほんの少しだけしか関係がございません(笑)

それでは、次回はクレモナよりお届けいたします!

Au revoir!

2012 秋 買付旅行記 関連エントリー

© Shimamura Music All rights reserved.