こんにちは。
バイヤーのタナカです。
前回の記事では、パイオニアさんからもうすぐ発売される、DJ業界の未来を大きく左右する垂涎のハイスペック・ミキサー「DJM-2000」をご紹介しました。
前回の記事はこちら
みなさん同様に、タナカも非常に発売を心待ちにしています。
とはいえ、タナカはDJではなく、べーシストであります。
「DJM-2000」のすばらしい機能の数々に、ただただ圧倒されるばかりでした。
たいして触れもしないから、思いついたことといえば、「リアルタイムエフェクトをギターやベースにかければおもしろいことになるんじゃないかな」なんて程度。
タナカには完全に「猫に小判」でございます。
とどのつまり「DJM-2000」との初デートは、ひと目惚れの片想いに終わりました。
それが、かえってタナカの心に火を付けました!
あんなにも楽しいことができるのであれば、いつか「DJM-2000」を使えるようになってみたい‥‥。
そのためには、もっと簡単で手軽にはじめられるDJ機器がほしいのであります!
もっと単純で、なおかつプレイの仕組みがわかりやすい商品があったら‥‥
DJ生活をはじめるにはぴったりのパイオニア CDJ-350&DJM-350登場
おお!なんというグッドタイミング!
今回ご紹介するのは「パイオニア CDJ-350&DJM-350」です。
今年の3月にMUSIC MESSEにて発表されたこの商品。
DJプレイの仕組みが非常にわかりやすい機器として誕生しました。
当時は日本での発売予定がなく、もしかすると海外限定か‥‥と噂されていましたが、ようやく日本でも6月11日(金)にめでたく発売されました。
タナカと同じようにDJに、挑戦してみたいなという方におススメ!
それでは「CDJ-350」「DJM-350」の機能をご紹介しましょう。
特に気になる機能は、今回もまたパイオニアの方に動画でご説明していただきました。
自宅での練習に最適!CDJ-350のご紹介です!
まずターンテーブルにスポットを当てましょう!
ターンテーブルはレコードプレイヤーが進化したものです。
ただ音楽を再生するだけだった製品が、スクラッチなどのDJプレイに対応し、より楽器として完成されました。
現在発売されているCDJ-200とCDJ-400が生産完了のため、CDJ-350は、その2機種の後継として発売されます。
CDJ-350は、パイオニアから発売されているスクラッチ機能がついているCDJ機種の中では一番お求め安い価格で手に入る機種です。
注目!「AUTO BPM LOCK」機能とは‥‥
DJの基本といえば、ミックスですね。
ミックスというのは現在再生している曲と次に再生する曲をスムーズにつなぎ、音の切れ目をなくすことです。
このミックスを、初心者にも簡単にできるようにアシストしてくれるのが「AUTO BPM LOCK」機能です。
ボタンを押すだけで再生中の曲を、あらかじめ設定したマスターBPMに合わせることができます。
初心者でも2つの曲のテンポを瞬時に合わせられるので、簡単にミックスをすることができます。
それでは、実際にやってみましょう!
これは簡単ですね!
では、ここでディスプレイに注目!
曲の拍位置(ビート)と再生位置を表示する「BEAT表示」機能を搭載しているので、
音だけでなく、ビートの位置を目で確認することができるため、
まさに“音を見て触る”ような操作感で、スクラッチやLOOPパフォーマンスを楽しむことができます。
実際にどのように画面が動くのかご覧ください!
まさに“音を見て触る”という言葉がピッタリではないでしょうか?
再生できるのはCDだけではありません。
CD-R/RWに記録されているMP3、AAC、WAV、AIFFなどの音楽フォーマット以外にもUSBメモリーにも対応しています。
コンピュータとUSB接続すれば、MIDI対応のDJソフトウェアのコントローラーにもなるんです。
コンピュータ内の音楽ファイルを使ってDJプレイを楽しむことができます。
この機会にPCDJに挑戦してみるのもいいかもしれません。
シンプルな2ch設計ながら実は本格派!DJM-350のご紹介!
次にご紹介するのはDJミキサーです。
ミキサーとは、様々な音を入力することができバランスを手元で調節し、スピーカーへ出力することができるものです。
スタジオ、ライブハウスには必ずありますね。
DJミキサーは通常のミキサーとは違い、ターンテーブルの切り替えや音質変化などのDJプレイを手元で行いやすく改良されたミキサーです。
DJの力量を問われるのは、やはりミックス。
自分のミックスを客観的に聞くことって大事ですよね。
DJM-350では、特に録音機器を使わずUSBメモリーに直接録音することができます。
その場で確認することもできますし、PCやオーディオプレイヤーに保存しておくこともできます。
DJプレイの参考にしたり、ミックスデータを保存しておき次回のネタとして使用もOK!
では実際に録音してみましょう。
普通のイコライザーとは、ちょっと違う?アイソレーターとは!
DJミキサーに欠かせないのがイコライザー。
なぜ必要なのかというと使用する音源によって音質や音量が違うので同じ音質に整えるためです。
また曲をミックスさせた時に、同じ音域の音が重なりボリュームが大きくなってしまうことがよくあります。
そんな場合もイコライザーを活用することでスムーズなミックスが可能になります。
DJM-350に採用されているアイソレーターとは、イコライザーに近い機能ですが特性が違います。
仕組みを説明すると難しくなってしまうので簡単にまとめると、
イコライザーは音域をしぼった際、特定の音域を通りにくくするため音を完全に消すことはできませんが
アイソレーターは完全にカットすることができます。
実際に動画で音の変化を体感してみましょう。
音質をあえて変化させることでエフェクターのように使用することができたり、
曲の中のドラムやボーカルだけ消したりすることもできます。
DJプレイの幅を広げることができますね。
直感的に操作ができる4種類のエフェクト装備
その場の臨場感に合わせて効果的にエフェクトをかけると効果も抜群!
パイオニア製のDJミキサーの現行品には全てエフェクター機能が搭載されたことになりますね。
DJの世界でもエフェクトを使用したプレイは、標準になってきたということでしょうか。
操作は簡単!
エフェクトの種類を選んで、つまみを回すだけです。
その場の臨場感に合わせてエフェクトをかけると効果は抜群です。
体全体で大きくアクションをとりながら、指先でノブを回すだけ(笑)。
タナカの感想
「CDJ-350」「DJM-350」は、ただのエントリーモデルではありません。
初心者DJにとってわかりやすく、またDJプレイの仕組みが体感できるので、自然とレベルアップへ導いてくれる親切設計になっております。
ちょっとした心遣いが気持ちいい商品ですね。
気になる価格は‥‥
島村楽器では
CDJ-350 | ¥59,800(税込) |
---|---|
DJM-350 | ¥54,800(税込) |
CDJ-350&DJM-350セット (ヘッドホン、オーディオケーブル付き) |
¥189,200(税込) |
で好評発売中です。
興味のある方は、お近くの店舗にお問い合わせの上、まず店頭にてDJを体験してみてください!
これからやってくる熱い夏!今年はDJに挑戦してみてはいかがでしょうか?
島村楽器オンラインストアでも好評販売中です。
それでは、またHOTな情報をお届けできるように取材の旅へ出発いたします。
次回もお楽しみに!
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