島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

ルシアー駒木のギターよもやま話 その112「ツアー先から衝撃の連絡 その2 リペア」

皆さまこんにちは。
この年になってようやく若いころに日焼け止め使っておけば良かったと思うようになった、
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ルシアー駒木です。
紫外線、怖い怖い。

衝撃の連絡から全てが始まった前回

前回、ツアー先から「ネックにヒビが!」という緊急連絡を受け、島村チームの連係プレーで無事ギターチェンジとなりました、梢枝さんのメインギター。

折れたメインギターを確認してみたら、ヒビではなくシッカリ折れていた(変な言い方ですけど)、という前回のブログ。


今回はその続き、修理の様子をご覧いただきます。
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まずは状態確認から

まずはとりあえず、通常のネック折れのセオリー通りに、クランプで仮止めしてみます、、、が、
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うーん、上手くいきません。
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過去のブログでご覧いただいております通り、
ネック折れの多くは、ネックとヘッドの継ぎ目になる角度の付いた部分が折れます。

ところが、今回の折れ方はその定番パターンよりも折れの中心がヘッドから遠く、角度のない「グリップ部分」で折れています。
その上、その範囲が広く、指板近くまで割れています。

その為、クランプを締めると、ネックを潰すような感じで力が掛かり、割れの中心はよいのですが、それと引き換えに、クランプからは遠い指板に近いところに、木材のずれが出てしまう訳です。

さてどうする?

そこで今回は、割れの中心は押さえつけるようにクランプ固定しつつ、指板近くに割れの広がった周囲は、ネック中心に向かって締め付けるような固定をしてみました。
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今度は良さそうです。

油紙で工具や治具の固着を防ぎながら、接着です。
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翌日

クランプを外してみると、
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上手くいきましたね。

正直このまま塗装修正しても、ほぼ割れたことが分からないレベルで仕上がりそうです。
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ご自宅で演奏される事が中心のお客様所有であれば、修理予算によっては、そのまま割れ目の塗装補修だけで完成という形も良いと思います。

ですが、これは今後も過酷なツアーが待っている楽器。
振動がかかる輸送などで再発のリスクがあるのはもってのほかですし、であれば、むしろ修理前よりも丈夫に仕上げて返すのがプロの仕事。


当て木には質の良いマホガニーを選びました。
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折れの修理自体は過去何度か既出の内容なので、サラッと割愛します笑
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狙い通り完璧です。

機械で粗削りして、、、
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手作業で成型していきます。
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この作業、同業者コミュニティで話をすると、カンナや小刀を使う人が多いみたいですね。
私はノミが好きです。
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仕上げは手作りの小刀で
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周囲の塗料を剥がしながら仕上げていきます。
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ここから塗装に入ります

まずは下準備~下地の塗装を。

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写真だと簡単そうだな(笑)

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順調順調

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ルシ駒の悩み

着色前の磨きまで来たところで、悩みました、ルシ駒。
以前もご紹介しましたが、私はタッチアップが結構好き。

私の技術を以てすれば、こんな感じの
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ところからでも、

こんな感じにまで
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木目を書いて、修理した事自体を分からなく隠してしまう自信はあります。

が、今回はアーティストさんの楽器ですから、このネック折れも、ある意味過酷なツアーの証。勲章みたいなものですよね。
なら「直した事が分かる仕上げ」もそれはそれで意味があるなあ。。。と。
でもそのままはカッコ悪い。

なので、今回は、
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ボディと同色で塗る事にしました。

仕上げは見た目と、梢枝さんの弾き方に合った触り心地を兼ねる為、70%つや消しで。
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組み込み工程へ


前回ブログの冒頭部分で、
「その7月のライブにお邪魔した際に、実は追加でいくつかセッティングの希望がありまして、現場でよりもお預かりして工房で行った方が良い内容でしたので、すぐにパーツの手配などして、お預かりする準備をしておりました。」
と書いていたのですが、
その新たなパーツがここで登場!!

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どうですか?このマシンヘッド、メチャカッコ良くないですか??
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サドルやピンも、
ここ何回かのサポート👇


の時に梢枝さんとお話しできた内容を加味して、細かく仕上げていきます。

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完成です!
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皆さんに、日々かりさんの歌声と共にこのギターの音を体感して欲しい!

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日々かりさんは現在ツアー真っ最中!
HISTORYでの素晴らしい演奏を皆さん生で是非体感してみて下さい!
日々かりさんのライブスケジュールはこちら⇓
hibikari.com

皆さんヒストリーのアコースティック、興味あったら弾いてみてね!

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ルシアー駒木でした!

その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

ルシアー駒木のギターよもやま話 その111「ツアー先から衝撃の連絡」

みなさまこんにちは。

バナナを買うと、
シュガースポット出るまで待ちたい、でも待てずに今食べたい、待ちたい、食べたい、
の葛藤と毎回戦っている、

ルシアー駒木です。
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特に意図した事ではないのですが、最近身の回りのトピックスがアーティスト系や買い付けの話など「リペア以外の話題」になる事が多く、必然的にリペア作業をお見せする機会が減っておりました。

「ルシ駒さん、リペアの記事もまた読みたいです!」という嬉しいお言葉も届いてきまして、そうだな、また作業風景何か撮ろうかな、、、

なんて思っていたルシ駒。

そんな矢先に事件勃発!
早速ご覧頂きたいと思います。


ある夜の衝撃連絡

前回のブログでライブ活動が再開された様子をご覧頂き、未編集であの歌の上手さ!スゴ!!、と好評頂いておりました、
日々かりさん。

その7月のライブにお邪魔した際に、実は追加でいくつかセッティングの希望がありまして、現場でよりもお預かりして工房で行った方が良い内容でしたので、すぐにパーツの手配などして、お預かりする準備をしておりました。
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そんな7月30日の夜の事でした。
帰宅し子供と戯れていた私の元に、
衝撃のメッセージが梢枝さんから届きます。

ルシ駒さん、ネックにヒビが!!

(゚д゚)!
大変だああ


気が付いたらヒビが入っていた、との事。
その時点で緊急入院は必至です。
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ルシ駒はすぐにお伝えした訳ですよ。
「梢枝さん!をすぐ緩めて下さい。弾くのを止めて、サブギターのJamesを明日からのライブでは使って下さい!!」

しかしそこで菊Pさんから更なる衝撃のお言葉。

ルシ駒さん、今回荷物の都合で、James君は持ってきていないんです。。。

Σ(゚д゚lll)ガーン

とりあえずを張ってもチューニングとか安定しているんで、、、9月まではこのまま使うしか、、、

ううむ。
現状が張れている、と言う事は、ボッキリといっている訳ではなく、お二人からはおそらくクラックが入ってはいても一見軽傷に見える感じなのでしょう。

ですが、ギターのはチューニング状態で50キロ前後の張力がかかっています。梢枝さんのは少し細めですが、それでも45キロを軽く超えます。

このまま弾き続けたら、確実にとどめを刺すことに。。。どこかの会場で、演奏中にボキーン!と逝ってしまう可能性大です。

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そうなったら、その日のライブはそれ以降、梢枝さんも歌の内容に感情を乗せられなくなってしまうでしょうし、お客様もその後の演奏を純粋に楽しめなくなってしまいます。

何とかせねばなりません。

とはいえ、今(夜です)は何も出来ません。
とりあえず梢枝さんに「とにかく今はを緩めておいて下さい」とだけ伝え、翌日に出来る対応策を何パターンか考えながら眠りにつきました。

島村楽器の連携プレー

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翌日、私が朝イチで連絡したのは、開発を担当しているゴータロー氏。
今回折れたメインギター選定の様子をブログでご紹介した時に、納品時写真で
梢枝さんの隣に写っていた男です。
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ゴータロー、実はギターの知識はかなりのもの。Historyアコースティック開発の中心を担う凄い人なんです。

「ゴータローさん、梢枝さんのギター、ネック折れしちゃったみたいなんです。」
ここまで話すと、ゴータロー氏全てを察し、
「ルシ駒君、では直ぐに1本用意しましょう!」

流石です。
これで私が考えていた「他の対応パターン」は不要となりました。
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日々かりのお二人は東北ツアー中。
そこで、島村楽器の秋田店と連携を取り、秋田店で楽器の入れ替えをお願いしました。


その時の様子は、日々かりのお二人が動画に残して下さっています。
楽器入れ替えの様子は5分30秒くらいからですが、面白い動画なので是非最初から( ´艸`)
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「ルシ駒さん、無事受け取りました~」の連絡で、ようやくホットしたルシ駒でした。
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いよいよルシ駒の出番です


私の技術者としての仕事はここからです。
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翌日、秋田店から工房にメインギターが届きました。
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正面からは何も異状なく見えます、、、が内心ドキドキ
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恐る恐る見てみると、、、

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おおう。。。
(;^ω^)

ちゃんと確認してみよう。
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確かにぱっと見はヒビだけのようにも見えます。
ですが、結構広範囲に広がっていますね
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パーツやナットを外して、、、
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手で軽く力を加えてみると
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割と簡単に割れは広がりました。

全然「ヒビ」で済んでないですね(苦笑)
完全に折れています。

直ぐに緩めてもらって良かった。。。
このまま弾き続ける状況にならずに済んで良かった。


過去ブログでもネック折れは取り上げてきましたが、今回は広範囲ですし、横の方にもクラックが広がっています。

さて、どう直しましょうか!
いよいよ次回作業の様子をご覧いただきます!

皆さまこうご期待!!
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ルシアー駒木でした!

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ルシアー駒木のギターよもやま話 その110「エンタメも徐々に復活!」

みなさまこんにちは!
こんな時代になる前から、元々電車の中とか、
周りからSocial Distancingを確保されて生きてきた、
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ルシアー駒木です。失礼な話です。





収束したとはまだ言えない新型コロナウィルスですが、
とはいえ、様々な業種・分野で、それぞれの活動がそれぞれの形で再開されてきました。

しかしエンタメ界はまだまだ苦しい状況が続いています。
大きな会場で沢山のお客さんを集める形でのライブなどはどうしても難しいですからね。
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私がお世話になっているミュージシャンの方々も、皆さん予定されていた公演は軒並みキャンセル。
配信をはじめ、「今できる活動」で発信を続けておられます。

逆に、
ツアーが止まったからこそ、こんな⇓
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PornoGraffittiの晴一さん
Official髭男dismの大輔さん
そしてそして、本間昭光さんにはなんと今回ご出演までして頂き、
お三人にメインギターとして使って頂いているJIMMYWALLACEをお借りしての撮影!という動画が撮れたりもした訳です。
これはまさに「今だったからこそ」撮れた映像
ご本人様方は勿論、それぞれマネージャーさんにもいつもながらお世話になりました。


でも、やっぱり、早くライブ見たいですよね。
私も早く現場仕事に戻りたいです。
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そんな中、しっかりと感染予防対策をしながら、生演奏を再開させておられるのが、
年末のホールライブも大盛況だった、
日々かりめろさんです。
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7月18日、ライブの現場にお邪魔しましたので、その様子をご覧ください。

やってまいりました、グランテラス筑西
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中央の広場に大きなステージが見えてきました。
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スタッフさん達が準備の真っ最中!!
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日々かりの梢枝さんは、物販の準備をされていらっしゃいます。
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普段であれば、会場の端の方で楽器の調整をさせて頂くルシ駒ですが、この日は生憎の雨。
どうしたものかなと困っていたところ、日々かりのきくPさんから「日々かり号の中使って下さい」と有難いご提案が。
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中に入らせて頂いてびっくり!
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移動車 兼 機材車 兼 クローゼット 兼 ベッド と言う感じ!

早速中でメンテナンスさせて頂きました。
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日々かり号、外装も内装も、きくPさんの手作り。凄い人です。
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霧雨が降ったり止んだりの一日でしたが、技術者的には、雨の中でHistoryのギターがどう鳴るのか、状態の変化はどうか、、等、得られた情報は多く、かなり開発の参考になりました。
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演奏中の写真は、公式カメラマンとして撮影されていた酒井一弘氏のものです。
使用許可有難うございます。

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Historyのギターは曇り空でも良い色でした。
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演奏はいつも通り最高!

私は毎回ではないのですが、Historyのギターを使って頂いている記録として、スナップ程度ですが動画や写真を撮っています。
今回、ご本人様達からそれを公開しても良いですよとお話頂けましたので、是非皆さんご覧ください。

雨の音もそのままの一切未加工マイクも使わないスマホ一発撮りですので、動画としてのクオリティは良くないのですが、
逆に「それでこのレベルで聴こえるの?どんだけ上手いのよ!」と感じられるものになっているかと思います。
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そりゃ通りがかりの人も惹きつけられるってもんです。
だからこその、終演後は物販大行列(ちゃんと皆さん距離を保って並んでらっしゃいました)。
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出演者のみなさん、
会場スタッフ
音楽 | 筑西ミュージックアイランド
の皆さん、
関わる全ての人達で感染防止に努めていらっしゃったのが印象的な今回のライブ。

アリーナやホールツアーはまだ難しいかもしれませんが、徐々にエンタメ界も新しい形でのライブ演奏を模索して復活してきたのを感じられる、そんな現場でした。

皆さん、会場でルシ駒見掛けたら一声かけて下さいね!
Social Distancingを保った上で、是非お話しましょう!

ルシアー駒木でした。
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ルシアー駒木のギターよもやま話 その109「実は店頭リペアブース増えていました!」

皆さまこんにちは。

殆どのマスクはサイズが足りない
ルシアー駒木です。
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未だ世界中がその影響を受け続けているコロナウイルスの流行。
日本でも特に4~6月の間は様々な業種が営業自粛による休業となりました。
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島村楽器でも店舗ごとに期間は異なりましたが、営業を自粛していた訳です。

ここで発表。
実はその直前、3月1日から、島村楽器立川店に新しくリペアブースを設置、常駐リペアマンを配属しておりました。

3月頭にオープンし、整備が一通り済んで、お客様に来て頂ける体制が整ったら、そのタイミングで私のブログでも紹介しようかな、、、と思っていた矢先、コロナ自粛だった訳です。

先頃、店舗は感染防止対策を万全にした上で、無事営業を再開。
そしてそのタイミングで、ブースを店内で移設し、心機一転再スタートしました。
満を持して、紹介させて頂こうと思います。
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やってまいりました、立川駅。
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折角ですので、改札から皆さまをご案内しましょう。
改札を出たら、北口へ向かいます。
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そのまま北口のペデストリアンデッキへ。
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左斜め前に見えるエスカレーターを下ります。
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あとはそのまま道なりに行けば、1分とかからず、
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到着です。

エレベーターorエスカレーターで7階までお上がりください。

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綺麗で広い店内。

今回の目的地は、店の奥です。

ギターコーナーを抜けて行くと、、、
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奥の方で作業しているのが見えてきました。
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常駐のリペアマン、岡さんです!
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ブース脇にはお勧めのパーツ達が。
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岡さんお勧めのギターには、コメントも付いていました!
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岡さん、岡さんの今ならこれ!って1本、教えてよ
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「ルシ駒さん、今のお勧めはズバリこれですね!!」
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これルシ駒の買い付け品だね!
「そうです!これ鳴らした瞬間凄いの分かりますよね!」
そうそう。今正直ルシ駒的にはフェンダーは全部をお勧めしてないんだけど、これは個体として良かったんで買い付けたんだよ。
本音を言えば、これにJIMMY載せてしまいたい(笑)
「それ分かります!絶対合いますよね!」

今なら皆さん試奏可能ですよ!
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密を避ける為にも、
是非、岡さんに一報入れて頂いた上で、遊びにいらしてくださいね!

ルシアー駒木でした。
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父の日企画 #うたとどけ プロジェクト

皆さんこんにちは!マーケティング担当のシミズです!
今週末6月21日(日)は「父の日」ですが、皆さんお父さんへプレゼントなどご用意されましたか?
新型コロナウイルスの影響で、まだまだ遠方のご家族に会うことや、プレゼントをお渡しすることができない方も多いと思います。

もちろん心のこもったプレゼントを送るのも素晴らしいことですが、「楽器が弾ける」「弾き語りができる」という方は「演奏動画を贈る」というプレゼントはいかがでしょうか?

この記事では「どうやって撮ればといいの?」から「お父さんが喜ぶかもしれない選曲案」まで撮って贈る方法をご紹介!
題して「#うたとどけ」プロジェクトです!

島村楽器うたとどけ

「母の日」のご提案

非常事態宣言が発令され、外出自粛が呼び掛けられた5月、島村楽器ではTwitter上でこんなご提案をしました。

あわせて、弾き語りが好きなスタッフによる独自の「母の日向け選曲」もお届けしました。

Swimy,による「#うたとどけ」動画

「どうにかこのプロジェクトを広められないだろうか?」
と考えたシミズ。普段HISTORYRYOGAをご愛用頂いているSwimy,のお二人にご連絡を取ってみたところ、「ぜひやってみたいです!」とありがたいお返事が!母の日当日、Takumiさんからの感動的なエピソードを添えて、山崎まさよしの「One more time one more chance」のカバーをアップしてくれました。


HISTORYのアコギも気持ち良く鳴ってくれていて嬉しい限りです!

Swimy,流 動画制作術

ご連絡した翌日には上記動画を撮ってくれたSwimy,のお二人。嬉しさと共に「どう撮ってるんだろう?」という疑問が胸に。父の日に向けて引き続き #うたとどけ を提案すべく、お二人に「いつもどうやって撮ってるんですか?」と率直に聞いたところ、「動画の作り方を紹介する動画上げますね〜」とさらにありがたいご提案が。しかも、簡単バージョンと機材を使った本格バージョン、2パターンも作ってくれました!

スマホで簡単バージョン

機材使用バージョン

一眼レフカメラ&編集ソフト使用はある程度慣れが必要かと思いますが、クオリティを追求したい方はぜひトライしてみてください!

「そこまではちょっと」という方でも、ぜひスマホで試してみてください。近年スマホのカメラ&マイクはかなり進化しているので、しっかりした映像が撮れますよ!(ちなみにLINEやショートメールなどで送れる動画にはそれぞれ長さやファイルサイズに制限があるのでご注意を!ファイルサイズが大きくなってしまった場合はGigaFile便などのファイル転送サービスをご利用ください!)

"父の日動画"にも期待

Swimy,のお二人に「せっかくなので父の日もぜひ!」とお願いしたところ、またしたためてくださったようです。今週末にSwimy,のTwitterアカウントで公開予定だそうなので、ぜひTwitterもフォローしてみてください!


(家で撮って編集したはずなのにティーザー動画のレベルが高い!)

「父の日」向け弾き語り選曲案

今回はアコギでの演奏を想定した選曲案をご紹介します。アコギさえあればフットワーク軽く演奏&収録できるのが弾き語りの良いところ。Swimy,の動画にもあったようにスマホであれば動画も比較的簡単に撮れます。
母の日同様、弾き語りが好きな島村楽器スタッフに以下の基準で選定してもらいました。

  • 難易度低めなコード進行
  • 贈ったらお父さんが喜ぶかもしれない曲

音源が聴けるYouTubeと、コード譜が確認できるufretのリンクをまとめましたので「やってみようかな?」と思った方はぜひご覧ください。

FUNKY MONKEY BABYS 「ヒーロー」

頑張るお父さんへ向けたど直球ソングです。
youtu.be
www.ufret.jp

バンドピース1037 ヒーロー/FUNKY MONKEY BABYS / フェアリー - 島村楽器 楽譜便

福山雅治「道標」

感謝の気持ちが真摯に描かれた名曲です。
www.youtube.com
www.ufret.jp

Kiroro「生きてこそ」

ご両親へ産んでくれたことの感謝、そして生きることの可能性を描いた唄です。
www.youtube.com
www.ufret.jp

Aimer「思い出は綺麗で」

お父さんとの思い出を歌った感動の一曲。ノスタルジックなアニメーションで描かれたMVも必見です。
www.youtube.com
www.ufret.jp

DREAMS COME TRUE「あなたのように」

「頼もしい父」への感謝と憧れが書かれています。
www.youtube.com
www.ufret.jp

ちなみにYouTubeにオフィシャル動画は見つけられませんでしたが、井上陽水・奥田民生の「ありがとう」も良い曲。お父さんにも響くかもしれません。

歌詞の内容をそのまま面と向かって言葉で伝えるのは照れくさくても、「メロディーに乗せることで伝えられる」のが歌の良いところですよね〜。例え父の日には間に合わなくても「お父さんあの曲好きだったから、お父さんの誕生日までに練習して披露しよう」なんてパターンも良いと思います!

もし「せっかく撮ったし皆んなにもシェアしてみよう」と思ったときにはSNSで #父の日 #うたとどけ のハッシュタグを付けてぜひ投稿してみてください。それでは皆さん良い父の日を!

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