島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

ルシアー駒木のギターよもやま話 その80「みんな今回入荷のJIMMY、気になってるでしょ!」

みなさんこんにちは。

飛行機移動の度に凄まじい肩こりに悩まされている、ルシアー駒木です。
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良い解決方法知っている方いらっしゃったら、教えて下さい。
磁気ネックレスって効きます??

さて、前回ブログ、

皆さん『ペトルーシ#1』にはさすがに驚かれたようで、色々な方から「凄いですね!」「読みましたよ!」と声をかけて頂きました。
(エリックジョンソンとの対面羨ましい!の声も 笑)

そこで今回と次回で、注目の楽器をご紹介!

まず今回は、もう私のブログではおなじみになりました、Mr.JimmyWallace!
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Jimmyとは何だかんだで結構長い付き合いになってきました。
普段から私の子供の様子を気に掛けるメッセージをくれたり、子供用のシャツをプレゼントしてくれたりと、ビジネスを超えたつながりを持たせてもらっています。

私の英語は中学生なので、買い付けに限らず、ビジネスの内容で英語でのやり取りになった時は、自分で「問題なくこの内容は理解出来ている」と思えていても、細かな間違いがトラブルになってしまわない様に、敢えて英語が得意なスタッフに完全に任せる場面も多々あります。

少し前にJimmyから結構難しい内容のメールが来た時に、いつも通りに他スタッフに任せたところ、彼から「俺は会社とじゃなくて”お前”と取引してるんだ。お前が返信しろよ!」という怒りのメッセージが届きまして、、、嬉しかったですね。

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とても親ししてくれているJIMMYですが、とっても凄い人。
GIBSONのデザイナーが、JIMMY所有の59年製 Les Paul と ES-335をひな形にして『Jimmy Wallace Les Paul』が製作されたのはもはや伝説です。
その『Jimmy Wallace Les Paul』を買い付けてきた事もありましたっけ。
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元々「プレイヤー」として音楽と関わってきた人。
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一流の演奏者として、本物のビンテージギターを実際に使ってきた訳です。
だからこそ、彼にしか創れない楽器がそこにあります。

今回も会場では最初に彼のところに向かったのですが、Jimmyのブースに行ってみると、中に入れないようにブロックされています。
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おや?まだブース準備できてなのかな?なんて考えてながら、彼に挨拶すると、、、「お前たちとの取引が全て終了したら、他の奴も入れるようにするから。それまで誰も入れないからゆっくり選べばいいよ。」と驚きの一言。
ありがたい。。。おかげで、落ち着いて選定させて頂きました。
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では一気に参りましょう!
まずはセミアコ!すみません。このブログ掲載時、すでに売約済です(笑)
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TLもまずはフロントPAFのモデルに加えて、
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毎回即売してしまうホローモデル!
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このSTも激烈!!
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みて下さいよ!このネック!!
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LPタイプも人気のカラーから、
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こんな特殊なカラー、
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バック面のセンス抜群なやつ
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人とは違うのが良いあなた!
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見惚れちゃう!
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たまらんですね。
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ジュニアも良いですねえ
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ヘッドのデザインもカッコいい!!!
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アンプもまた今回のみの仕様で
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キャビも専用設計
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更にサウンド違いでもう1機種
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こいつも専用キャビ
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この黒上下も、すみません、すでに掲載時売約です。
本当に早い者勝ちですね。

どうですか??
実はもう数本あるのですが、それはまた今度の機会に。

どれも即売間違いなしです!
早い者勝ち!!
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ルシアー駒木でした!

その他の「ルシアー駒木のギターよもやま話」を読みたい場合はこちら!

九州ビッグバンド 第1回合同練習レポート!【ユアステだより2018 Part2】

こんにちは!音教企画課のタカセです。

真夏のビッグイベント「YOUR STAGE」ご出演者の、普段のレッスンでの様子や、本番までの頑張っている姿をたくさんの方にお伝えしたい!と始めたこのユアステだより。


Part1では、ご出演者が実際に使われている楽譜や、担当インストラクターとのレッスンでの写真、本番に向けての現在のお気持ち(インタビュー)などをご紹介させていただきました。

今回は、5月13日に行われた「九州大編成 ビッグバンド」の第1回目合同練習の様子を、担当のサックスインストラクターカワシマのレポートを交えてご紹介いたします。

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2018年春 マイスター茂木のヨーロッパ買付日記 その4 <イタリア編-4>

皆さま、ぼんじょるの!
マイスター茂木(もてき)です。
クレモナ郊外にあるマエストロの自宅へ車で連れて行ってもらいました、沿道の畑は見渡す限り雪!雪!雪!
こんなに大雪が降ったのはこ珍しいそうです。

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タディオリさんの自宅兼工房は、クレモナ中心街から車でおよそ20分。いつもお迎えにきて下さります♪
という訳で、本日最後の訪問は、当社が日本で専属販売契約を締結をしております、マエストロ・タディオリ氏の工房&自宅にお邪魔です。
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15年来のお付き合いのあるタディオリさんは、今や世界的にも有名な製作家として、数々の古い名器モデルを生み出し続けています。
今回は、私から特別な注文としてオーダーを出した、2挺のヴァイオリンの仕上がりを見に行きます。とても楽しみです!!
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さっそく、工房で待っていたのはこの2本!!

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Guarneri del Gesu 1743年"Il Cannone"のコピー(左)と、製作途中のNicolo Amati 1656 "King Louis XIV"のコピーモデル(右)

ガルネリ「カノン」と、製作途中のニコロ・アマティの装飾楽器です。
早く弾いてみたい衝動を抑えて、マエストロの説明をメモしてゆきます。
タディオリさんは、いつも同じものを製作コピーしている訳ではありません。毎年ちょっとした改良や修正&工夫を加え、実は毎年違った風合いや音の彩りがあるんです。(そう、ワインのように!)
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このガルネリ・カノンモデルは、本物のカノンを管理し研究しているジェノバの製作家:アルベルト・ジョルダーノの詳細なデータ(厚みや膨らみも)を基に、コラボレーションして製作されたスペシャル・バージョンです。


2016年 アルベルト・ジョルダーノ工房訪問記

2017年 アルベルト・ジョルダーノ工房訪問記

ご覧ください、この風格!
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ペグボックス裏の紋章スタンプまで再現。
オールド楽器のような外観とシルバトーンの音色は新作楽器とは到底信じられません!!
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紛れもなく、マエストロ・タディオリの代名詞的作品。

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「僕の作品は、オーナーさんに沢山弾き倒してもらって、沢山触って汚して頂いて、それでようやく完成するんだ!」と熱く語るタディオリ氏。

この「Il Cannone」の実際のサウンドは、ヴァイオリニスト:井阪美恵さんのご協力によって動画撮影されています!是非!ご覧下さい♪
www.youtube.com

ヴァイオリニスト:井阪美恵 オフィシャルHP
www.mieisaka.com
※Maurizio Tadioli氏の本作「Il Cannone」は、本ブログ掲載前にご成約済みとなりました。予めご了承くださいませ。
尚、次回入荷のご予約も承っております。(11月の「2019楽器フェア」頃を予定しています。)詳細はお気軽にお問い合わせください。


さて・・・、もう1本のスペシャルな楽器は、もう、ホントに、ホントに、凄いんです。

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途方もなく時間のかかる作業。(バイオリン2、3本分製作に匹敵する作業量です!)
フランス王の注文でニコロ・アマティが製作した装飾バイオリン。
この装飾は、単にペイントしているのではなく、何と、木を削って、掘って、墨を入れているんです。
その手間たるや・・・、私は同じ技術者として心からの敬意を表します。(もうクレモナに足を向けては眠れません!)


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裏板メイプル材は、長年の秘蔵っ子であったストックを使用。Grazieマエストロ!
なんでもオリジナルには象嵌細工と共に、緑や赤のガラス(らしきもの、、正確には不明)が埋め込まれているとか、、これも見事に再現されます。
未だに解明されていない「神秘のベール」に包まれたその製作法に迫るマエストロ・タディオリ。あなたは、本当に只者ではありません。
ここからは、さらに製作が進んだ時の写真、そして製作完成後の写真を一部公開しちゃいます!
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見てください、この見事なメープルの杢と象嵌細工!!!!Bravo!!!!!
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アメリカ:ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館群のひとつ「国立アメリカ歴史博物館(英名The National Museum of American History)」に展示されております、Nicolo Amati(ニコロ・アマティ)が1656年に残したヴァイオリン 、"King Louis XIV"。
ダブル・パフリングと、フランス王族と関係の深い紋章『フルール・ド・リス(fleur-de-lys)』を表裏に装飾し、ルイ王朝へ献上したと考えられているこの歴史的名器を、タディオリ氏によるハンドメイドで完全再現しました。
是非、ご期待下さい!

それでは、今日はこの辺で。
Ciao!!

今回買い付けた楽器は、楽器フェスタでお披露目します

今回マイスター茂木が買い付けを行った楽器は、5月〜7月各地(横浜みなとみらい・大阪・札幌・仙台・イオンレイクタウン・名古屋・佐久平・広島・奈良・南船橋)の島村楽器で開催される、島村楽器楽器フェスタにて展示・お試しいただくことが出来ます。
順次情報を公開致しますので、楽器フェスタページもあわせてご覧ください。

www.shimamura.co.jp

2018年春 マイスター茂木のヨーロッパ買付日記 その3 <イタリア編-3>

皆さま、ぼんじょるの!!
マイスター茂木(もてき)です。
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次のアポイントは、いまクレモナで最も注目株、ヴァレリオ・フェロンです。
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彼の工房は街の中心部にあり、そのためクレモナを訪れる世界中の音楽家が頻繁に出来りしながらフェロンに音質、弾き心地に関して情報交換をするという、製作家にとっては理想的な環境が生まれ数々の名器が生まれています。

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6月6日は楽器の日!全国の拠点で様々なイベントを開催いたします!

みなさまこんにちは。
販促担当のコヤナギです。

いきなりですが6月6日って、何の記念日かご存知ですか?
『梅の日』、『ロールケーキの日』、『ワイパーの日』、『かえるの日』、『ひつじの日』、さらには『兄の日』なんていうのも・・・!
実にいろんな記念日があるんですねぇ(´▽`)

でも、でも!
これだけはぜひ覚えてください!
6月6日は『楽器の日』でもあるんです!
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なんで「6月6日」は楽器の日なの?

全国楽器協会が運営する『楽器の日公式サイト』には以下のように説明されています。

「楽器の日」は、1970年に全国楽器協会により制定されました。
「芸事の稽古は、6歳の6月6日から始めるのが良い」というならわしに由来し、
また、指で折って数を数えると、ちょうど6の時に小指が立つことから、
「子が立つ」縁起のよい日とされています。

なるほど!子供の成長を見守る親心が込められているんですね~(´艸`*)

そんな楽器の日ですが、今年はなんと全国の各楽器店が一丸となって楽器の楽しさを伝えていくイベントやキャンペーンを予定しております!

楽器と一緒に写真を撮ってプレゼントゲット!「楽器の日2018 SNSプレゼントキャンペーン」

期間中に楽器と一緒に写真を撮ってInstagramまたはTwitterで投稿すると抽選で素敵な賞品がもらえる企画がございます!
ぜひ島村楽器のお店に行って憧れの楽器と写真を撮りませんか?
投稿の詳細は楽器の日2018公式サイトでご確認くださいっ('◇')ゞ

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憧れの楽器を持って写真を撮りましょう!

全国の島村楽器でいろんなイベントを開催します!

もちろん全国の島村楽器でも『楽器の日』イベントをたくさん開催いたします!
ぜひお近くのお店に遊びにきてくださいね(^_^)/

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