皆さまこんにちは!
パイナップルを食べると他の人より先にベロが痛くなる
ルシアー駒木です。
今年も行ってまいりました!
Guitarlingtonの呼び名でお馴染みArlington Guitar Show
そして、周辺地域でのギター買い付け!
多くの素晴らしい楽器たちに出会ってきましたが、他にも面白い事が色々ありましたので、今回はそのあたりもご覧頂こうと思います。
あ、その前に、春の買い付け楽器のローズ材系がまだブログに登場していない事にお気づきの方もいらっしゃるかと思います。
「お楽しみに!」みたいな感じで春のブログが終わってそのままですもんね。
SITESが年明けに改正されて以降、我々を含む日本の業者は皆探り探りこの規制に対応してきたのですが、春買付はまだ日本に届いていません。
結論として、現地買付のローズやブビンガ等規制対象に関しては、今後常に半年遅れで日本に届くイメージでいる必要がありそうです。
この辺りは色々裏話もあるのですが、オフレコも多いのでルシ駒トークショーでお話しますね。
さて、
追い風の影響を受けて予定よりもかなり早く到着しました。
ブログ読者の皆さまにも、もう御馴染み
Dallas/Fort Worth International Airport
初日はいつも通り外部での買い付けに出かけました。
Dallasらしい良い天気!
いつものようにギター探索していきましたが、今回は工房を見せて頂く機会にも恵まれました。
皆さん見事な腕前。
丸2日ほど外部の買い付けと、現地楽器流通の情報収集をしまして、、、
いよいよ搬入日!
一年ぶりのコンベンションセンターです。
素晴らしい快晴と、Globe Life Park in Arlington(左 レンジャーズのスタジアム)、そしてAT&T Stadium(右 カウボーイズのスタジアム)が我々を迎えてくれています。
早速場内へ
まだ皆さん準備中で場内スカスカです。
そしてとりあえずこの人との仕事を済ませねばなりませんね。
JIMMY!!
今回も良い仕事が出来ました。「お前こそ日本のディストリビューターだ!」と言ってくれているJIMMY。
忙しくても私達には時間を必ず作ってくれます。
この一緒に写っているアンプ、気になりませんか?
詳細は後ほど。
一通り彼との取引を終えた時に、あるお誘いを頂きました。「今晩ライブをやるからおいでよ」と。これは行かない訳には行きませんね。
会場を後にし、向かった先はこちら。
Texas Musicians Museum!
ん?ミュージアム???
と思いながら中に入ってみると、
見事な野外ステージが!
このアンプのチョイスがまたニクイですよね。
流石JIMMY。
ステージ脇にあるこちらで
そのまま夕食を選んで、
JIMMYのバンドであるThe Stratoblastersの演奏を聴きながらの食事となりました。贅沢な時間です。
それにしてもいつもながら彼の音は素晴らしいです。日本人アマチュアギタリストや日本の楽器店員の多くが実は触れていない「チューブアンプの音量をしっかり上げた時の音」です。やっぱりアンプの音量を上げないと出ない音ってのがありますからね。
私がカメラを向けているのに気が付くと
ナイスショット!この写真は彼も気に入ってくれたのか、彼自身のSNSでも使ってくれています
雰囲気伝わるかな、、、
そしてそして、、、この動画&写真で彼が弾いているこの超カッコいいギター、、、
、、
はい!
この写真の撮り方をしてるって事は、、、
そうです、翌日すぐに譲ってもらいましたよ!
(↑演奏翌日の写真です)
こりゃ完全に早い者勝ち!!!
ルシ駒に直接(もしくは馴染みの店員経由とかで)ご一報を!!!(本当に早い者勝ちにします。私の耳に最初に買いたいという声が届いた方へ!)
さてさて、時間を搬入日夜に戻しまして、、、
私が彼の演奏写真を撮って席に戻ると、相棒のナカムラがいません。あれ?と思っていたら、なんとミュージアム内(もちろんすでに閉館している時間です)を見せてもらっていたとの事!!
流石の英語ペラペイラナカムラです。
そして私も案内をして頂きました。
これがすごかった!!!!!
ダラスの音楽の歴史がそこにありました。
ミュージアムなのであまり具体的に細かくお見せするのは避けますが、サラッとお見せするだけでも、目が飛び出るほど凄いです。
ジョニーウィンターが着ていた衣装や
説明不要のELVIS、
レイヴォーン、といったアーティストの資料のみならず、
実際に使われていた音符を打つタイプライターなどの貴重な道具、
数々のゴールド・プラチナレコード、
本当に貴重な「ダラスの音楽の歴史そのもの」を見る事が出来ました。
古くはThe Big Bopperから始まり、DIMEやEric Johnson、Roy OrbisonからJanis Joplin、SLY等々、まだまだ数えきれない希少な資料がズラリ。
併設されたカフェスペースもまた凄かったです。
数えきれないほど来ているダラスですが、これまでで一番驚きそして感動した時間だったかもしれません。
そして、何がすごいって、、、このmuseum、州や郡で管理しているのかと思いきや(この内容ならそれが普通ですよね)、なんと運営されているのはとあるご夫婦個人運営!
Thomas Kreasonさんと奥様。
夜の閉館時間中に案内して下さって有難うございます!!
いかがでしたか?
JIMMYとのつながりがまさかのmuseum見学につながった前編。
後編は会場内をご案内します!
ルシアー駒木でした!