50人の熱きオーナーに捧げるTidewaterの誕生物語。第一弾。
こんにちは、開発担当のヨシザーです。
HISTORYから渡辺香津美シグネイチャーモデル「Tidewater（タイドウォーター）」が発売となりました。
企画開始から発売に至るまで本当にたくさんのエピソードがありますが、このブログでは数回にわたりその誕生秘話の数々をお話していきます。
HISTORY Tidewaterとは？
2014年11月23日にHISTORYブランドから全国50本限定で発売されたエレキギター。
日本を代表するジャズギタリスト渡辺香津美さんに企画段階から開発にご協力いただいた、細部までにこだわり満載の「渡辺香津美シグネイチャーモデル」です。
Tidewater Archives ヒストリー HISTORY -島村楽器
渡辺香津美プロフィール
◆渡辺香津美◆
1979年に坂本龍一をはじめ国内トッププレイヤーと結成した伝説のバンド＜KYLYN＞や、YMOワールドツアーへの参加でその実力を世界に知らしめた。
以来、マーカスミラー、オマーハキム、デビットサンボーン、マイケルブレッカーのほか、世界の名だたるプレイヤーとの競演の数々で、今日に至るまで常に日本を代表するジャズギタリストとして音楽シーンを牽引している。
TOP | 渡辺香津美 [KazumiWatanabe] Official Site
大盛り上がりだった楽器フェア2014＆Tidewaterデビュー
渡辺香津美シグネイチャーモデル” HISTORY Tidewater”は、楽器フェア2014を発売日として準備をすすめて「11/21楽器フェア先行発売」、「11/23全国の島村楽器にて一斉発売」としました。
楽器フェア2014は今年から東京ビッグサイトに会場を変更、交通アクセスの改善もあってか11月21～23日の3日間合計でのべ4万人を越えるものすごい来場数。
国内外の有名ブランドの展示、そして著名アーティストの来場など、話題に事欠かないホットなイベントでしたが、その中でも目玉は誰が何と言おうと「あの渡辺香津美が楽器フェアに登場」だったと思います！
Tidewater展示ブース
ポスター、認定証、各スペックの説明は勿論、「こだわりの専用ハードケース」までレイアウト。
2015-01-08 追記
今回の楽器フェアでは、付属の専用ケースも展示させて頂きました。
Tidewaterイメージの「青」、金文字の「KWロゴ」はもちろん、香津美さんスタッフのご協力で生まれた「ダブルショルダー」等、こだわりまくりのギターケースです。
さて、ギターケースといえば「MOBO」のジャケットですね！
伝説の名盤にあやかり、香津美さんにはイメージショットの追加撮影をお願いしました。
蝶ネクタイはご本人に持参いただき、影の方向や手の角度も完璧に再現。
※合成写真ではありません！
お蔭様で大変好評！大勢の方にご来場いただきTidewaterの試奏をして頂きました。
全体的にはこのようなレイアウトです。
なんとご本人がブースにご来店！
デモンストレーション演奏（グリーンステージにて）
グリーンステージには200名もの観客が集まり、事務局も総出で人員整理にあたるなど、まさにお祭り状態！香津美さんの人気の高さをあらためて感じました。
当日のセットメニュー
- Q&A-1 Tidewaterの感想
- M1：Mo'Bop
- Q&A-2 「サークル・フレッティング・システム」の効果について※
- M2：Unicorn (ソロでフリーイントロ付き)
- M3：Manhattan Flu Dance (ソロでフリーイントロ付き)
HISTORYではおなじみの「サークル・フレッティング・システム」は、このモデルにも採用しています。
渡辺香津美さんも本格的に使ったのはこのモデルが始めてということで、プレイヤー視点での感想は大変参考になりますね。
その後・・・
なんと今回の楽器フェア2014で話題になっていた「YMO楽器展」のステージでもTidewaterを弾いて頂いたそうです！！
超人気ブースにつき混雑もハンパなく、また当初は「トークだけ」ということでしたので、私は展示ブースに戻ってしまいました。そのため添付画像も無く痛恨の極みです・・・。
次回予告
皆さんが気になっている「渡辺香津美さんによる全数チェック」について、松本駐在のヒストリー専属ギターエンジニア戸松からのレポートを紹介します。
お楽しみに。
↓こちらの記事です！
