こんにちは。Webサイト担当のオクダです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー
今回はイオンモール高崎店と、けやきウォーク前橋店がレポートしてくれている山口和也さんギターセミナーの様子をお届けします!
山口和也さんは、2002年プロ活動を開始、ブルースギターインストアルバム『Mojo Tribe』発表。ギター&ベース教則本やギター誌講座の執筆活動、アーティストサポートのほか、楽器メーカーのアドバイザーとして製品開発に携わり、クリニック等、国内外で活動中のギタリストです!
更に詳しくはオフィシャルサイトをご覧下さい!
それでは、2本続けてセミナーの様子をご覧下さい!
9/6山口和也ギターセミナーイベントレポート!! - 島村楽器 イオンモール高崎店 シマブロ【イオンモール高崎店】9/6山口和也ギターセミナーイベントレポート!!
9月6日、高崎店にて山口和也さんのセミナーイベントが開催されました!
今回のセミナーでは、演奏での基本的なテクニック、音作り、コードの押さえ方などをメインにセミナーを行い、後半は参加者の方1人1人質問をしていきました。
皆様愛用のギターをお持ち頂き、山口さんのレッスンを熱心に受けていました。
まず最初に山口さんよりスライド、ハンマリング、チョーキングなどを使ったデモ演奏からスタート!圧巻の演奏で参加者全員を惹きつけました。
そしてまずはどこでもできる指のトレーニングの説明。私も一緒にやっていましたがなかなか難しかったです........(汗)
そして今度は実際にギターを使ってのトレーニング!すらすら出来る人もいれば少し戸惑ってしまう方も、、。簡単な譜面でも押さえる指が決まってたりするだけで難易度はあがりましたね。
質問時間ですが今回は作曲についての質問がほとんどでした。どうやったらメロディーが思い浮かぶのか、似たようなコードを使ってしまい似たような曲ばかり出来てしまうけど、どんなコードを使えばいいのかなど、、、。
参加者の悩みを一つ一つ山口さんが解決してくれました!
今回も和やかに、無事に終える事ができました。山口和也さん、ご来場頂いた皆様ありがとうございました!
これからも楽しいイベントを開催していきますので宜しくお願いします!
9月7日山口和也さん初級ジャズギターセミナー開催しました! - 島村楽器 けやきウォーク前橋店 シマブロ【けやきウォーク前橋店】9月7日山口和也さん初級ジャズギターセミナー開催しました!
アダルトなサウンドが響き渡る!山口和也さんによる前橋店ジャズセミナーレポート!
こんにちは!店長堀井です!前橋店で9月7日に行なわれたジャズギターセミナーのレポートをさせていただきます!講師はあの山口和也さんです!山口和也さん「入り」です!
早速リハから行ないます。オケとギターの音のバランスをとります!ギターはいつものアレ!世界のギターファクトリー、フジゲン製のヴァリ、、ヴァルチュ、、、、(ゴホンッ)
、、、、フジゲンのVIRTUOSO FLです!!!かっこいい!!
いよいよ本番!・・・の前に!
そもそも「ジャズ」って何やるの!?という方のために、少し説明をさせていただくと、ジャズセッションおいてギターの場合は主に「テーマ(キメ)」「バッキング」「ソロ」の3つの役割をこなさなければいけません。
- 「テーマ」
- その曲のキメの部分なので全員が合せて演奏する部分です。誰がやっても「テーマ」は演奏されているのでAutamn Leaves(枯葉)やThe Chicken、Girls From Ipanema(イパネマの娘)などなど、皆様が曲名を聞いたら口ずさむ(であろう)部分を指します!
- 「バッキング」
- 伴奏です。自分以外のセッションメンバーがソロをとっているときにはひたすらバッキングを行ないます。曲ごとに(ほぼ)決められているので、ジャズギターをやる際にはまず「バッキング」から行なうとどこへ行ってもセッションはできるようになります!
- 「ソロ」
- 文字通りアドリブで、メインテーマを終えた後、自分以外のセッションメンバーがバッキングに徹している上で自由に演奏することを言います。、、、これが一番奥が深い!!
そして本日はこの「バッキング」と「ソロ」に焦点を当てセミナーが行なわれました!
まずは山口さんのデモプレイ!
オケに合せたジャズプレイで会場の空気が変わります。いわゆる「早弾き」や「ライトハンド」、「スウィープ」などがバンバン出てくることは無く、あくまでも複雑で甘美なジャズの響きが見ている方を魅了します。
(大事な部分、、、写真を撮り忘れました、、皆様すみません!!)バッキングの要、コードヴォイシング!!
さぁセミナーの本番です!まずはコードのヴォイシングから!今回は「ルート」「3度」「7度」を使った3声ヴォイシングをメインに進んでいきます!指を3本しか使わないのでFとかBなどの「普通のコード」よりも簡単!!
ジャズの代表コード「Maj7」→「7th」→「m7」→「m7(♭5)」→「dim7」を6弦にルートを持ってくるパターンと5弦にルートを持ってくるパターンで行ないます!
ここでコードによるバッキングパターンを参加者の方にやっていただきました!顔が超真剣です!
ジャズのベースラインもギターで行なう!
ここで次なる「ソロ」へ行く前に、コードとソロの橋渡し、ベースラインを学びます!右手親指の腹を使ってピッキング、手のひらでミュートをかけて「ボンボン」鳴らすと、、、あぁ!!JAZZだこれ!!コードのルートを小節の頭に置いてクロマチック(半音階ずつ進む)でうねうね歩くように弾きます!「ウォーキングベース」のフレージングです!
そしていよいよ「ソロ」のためのスケールです!
出ました「マイナーペンタトニック」やはりロックでもブルースでも、そしてジャズでも出てくるんですよ!ソロを弾く上では避けては通れないマストスケールですね!
と、ここでJAZZの面白みは「緊張」と「緩和」にある、と山口さん。一見複雑に見えるジャズの理論は全てこの「緊張」と「緩和」に基づくものなんだそうです!なるほど!そして、ロックやブルースは、ピッキングのニュアンスやチョーキング、音の歪ませ方、はたまた顔(!)でこの緊張と緩和を作り出すのですが、JAZZはアンサンブルやコードの響きでこの「緊張感」を作り出すんだそうです!なるほどなるほど!!
山口さんのバッキングにマイナーペンタフレーズを使ったアドリブセッションの時間です!、、、が!!なんと山口さんより「チョーキングとビブラート禁止令」が出されました!この時参加頂いた方はがっつりロック、むしろメタラー!ついついクセでチョーキング&ビブラートが出てしまいます!、、ですよね!!
先ほども触れたようにジャズのアプローチは、チョーキングやビブラートではなく、あくまで「響きによる緊張感」で行ないますので、スライドを駆使し、スケールアウト気味なサウンドを出しながら緊張感を演出するために禁止令が出されたのでした!いやぁ~難しい!
コードトーンによるソロアプローチ
マイナーペンタ一発によるソロからの脱却!コードを感じさせるソロプレイです!ここからグッと覚えることが増えていきます。でもできることも増えていくと思うとワクワクしますね!
続いてオルタード・スケール
更に、オルタード(ずらした)・スケールを学び、さらに緊張感のあるトーンを学んでいきます。
ここでは、ジャズを既にやっていらっしゃる参加者の方に登場して頂きました。かなりジャズしています!!すごぃ、、。すかさず山口さんも「オクターブ入れてみて!」と無茶振り、、、しかし!やってのけている!!更に凄い!!!
写真はありませんが、、、実は私も指名を受け参加させて頂いたのですが、、、お聞かせできるものではありませんでした、、。練習します!
どちらも内容の濃いイベントだったようです!
イオンモール高崎店、けやきウォーク前橋店では今後も様々なイベントが開催されますのでぜひシマブロをチェックしてみて下さいね!
それではまた次回!