皆様はじめまして、こんにちは!
商品開発課のマキノです。
今回は島村楽器オリジナルブランド「RAPHAEL(ラファエル)」から発売された、アップライトピアノの新モデルをご紹介いたします。
RAPHAEL(ラファエル)ピアノとは?
長年に渡るピアノ販売を通し、多くのお客様よりいただいたご要望にお応えして自社開発をしたこだわりのピアノがラファエルです。
ラファエルピアノが追い求めるのは、素材そのものの良さをひき出した「ピアノ本来の音色」と妥協のない品質です。その実現のために、世界各国の素材メーカーに協力を得て厳選された材を使用し1台1台丁寧に作られています。
一見普通に見えるRUJ132ですが・・・実はいろいろスゴイんです!
まず、一番重要なピアノの命ともいわれる「響板」には、バイオリンやクラシックギターのボディにも使われているヨーロピアン・スプルース単板という木材を使用しています。これにより木目の美しさだけではなく豊かで美しい音色を奏でることができるんですね。
また、これまではグランドピアノや高級ピアノにしか採用されていなかった「アグラフ」という構造も採用しています。アグラフは、粒の揃った音色を奏でる効果があります。
そして、ハンマーにはドイツ・レンナー社製を、弦には鈴木ミュージックワイヤーを使用するなど(どちらもピアノの世界では名門といわれています)・・・ひと言でいうとグランドピアノの”好いとこ取り”をしたアップライトピアノがRUJ132なのです。
はい、それではRUJ132の画期的な3つのポイントをご紹介いたします。
まずは、SSS(スライド・ソフト・システム)です。
通常アップライトピアノの場合、「ソフトペダル」と呼ばれる”左ペダル”ですが、RUJ132ではグランドピアノと同じ動きと効果を持つ「シフトペダル」となっています。
これによりアップライトピアノでもグランドピアノと同様な演奏表現を楽しむ事ができるのです・・・このSSS(スライド・シフト・システム)はかなり驚きのポイントです!
ちなみに・・・シフトペダルを使う事を「ウナコルダ」といいますが、このウナコルダは繊細な表現が要求されるピアノ演奏において非常に重要な要素なのです。
実際の動作を映像でご覧ください。
次に、可変式サウンドエスケープについて。
アップライトピアノは、構造上どうしても音がこもりがちになります。それを解消する機能としてサウンドエスケープが付いているものが数多くありますが、細かい調整はできませんでした。
RUJ132では、プラス機能として、サウンドエスケープの左右部分を別々に開放することができる仕様になっています。
この機能を使う事で部屋の環境に合わせた音響を自由に作る事ができるので、ピアノ演奏の楽しみ方も増えますよね。
こちらも映像で動きをご覧ください。
そして最後は、スコアサポートです。
アコースティックピアノには、譜面をサポートする仕組みがなく、楽譜の置き方には多くのプレーヤーが苦労しています。
電子ピアノにはあるのに何故???というわけでもありませんが、RUJ132はアコースティックピアノとして、初めてスコアサポートを搭載してしまいました。
このスコアサポートには、演奏中の譜面のズレやメクレを防止したり、大切に使いたい楽譜や借り物の楽譜などを曲げずに使用できるという大きなメリットがあります。
もちろん、使用しない場合は譜面立てに収納できます。
映像でご紹介いたします。
・・・皆様、いかがでしたか?
ラファエルRUJ132には、このように画期的な素材・設計・機能をあわせ持ったハイクオリティなアップライトピアノです!
百聞は一見に如かず。。。です。ぜひぜひ、一度島村楽器の店舗にてお気軽にお試し下さい!
RUJ132の展示店舗は順次、弊社のホームページ「ピアノコンシェルジュ」よりご覧いただけます。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。