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2011 買付旅行記その8 バイオリンの聖地クレモナへ

こんにちは!川崎ルフロン店アドバイザーの石井です。「2011 買付旅行記」と題して、ヨーロッパでの買付けの模様や旅先での様子をお伝えしています。

フランスでの買付を終え、次はイタリア=クレモナへ移動しました。

ミラノ駅から電車で1時間半ほど東にいったところにクレモナはあります。アマティ・ストラディバリ・ガルネリファミリーといった巨匠たちが、ここクレモナでバイオリンを製作していたのが300年ほど前。それから一度は衰退し、再び19世紀終わりにフランスから伝統を「逆輸入」してモダンイタリーという新たな伝統が生まれ、現在もバイオリン製作において重要な拠点となっています。国立のバイオリン製作学校(映画「耳をすませば」で聖司君が留学した学校です)や、ストラディバリセンター(最近出来たようです)が設けられ、市を上げて弦楽器を盛り上げています。

その最たるものが毎年10月の第一週あたりに、おそらく世界最大と思われるバイオリン類の弦楽器見本市「Mondo musica(モンドムジカ)」の開催です。ここには世界中から製作家やディーラー、部材や小物などのメーカーが集まってきます。私たちもこの見本市で新しい製作家に出会ったり、最新の情報を仕入れたりして皆様にご提供できるように、開催期間中は初日からとにかく時間ある限りまわって行きます。

今回はモンドムジカ開催の前日にクレモナ入りしました。

クレモナ ストラディバリの生家

クレモナ ストラディバリの生家)

到着は夕方だったので、少しだけ町を観光。町中の商店・飲食店にはいたる所にバイオリンのオブジェが並んでいます(モンドムジカの開催期間だからかもしれませんが・・・)クレモナはいわゆる「田舎町」の部類に入るのですが、町の雰囲気は洒落ていてとても素敵な町です。パリやミラノと違って騒音がなく、人のざわめきはありますがとても落ち着いています。町の人たちもとても優しい人ばかり。

ちょうどこの時期、モンドムジカとは別にストラディバリの展示会が開催されているようでした。

クレモナ 展示会

クレモナ 展示会)

そういえば去年も同時期にカルロ=ベルコンツィの展示会をやっていてとても賑わっていましたが、今年もきっと反響があるのでしょう。今回は時間がなくて行けませんでした。

連日の洋食でやや疲れ気味だったこともあり、この日は行きつけの中華料理屋に。ここの「スーラータン」を食べることは、もはや買付工程になくてはならないフェーズとなっています。この酸っぱい感じが旅の疲れを癒してくれるのです。

クレモナの名物スーラータン

クレモナの名物スーラータン

明日からのモンドムジカでの買付の作戦会議をしてこの日は終わりました。

2011 買付旅行記その9に続く・・・

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