島村楽器公式ブログ

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ルシアー駒木のギターよもやま話 その5「ルシアー駒木ギターのふるさとへ」

みなさんこんにちは!!
5度目の登場、ルシアー駒木(コマキ)です!!
ルシアー駒木、”ギターの故郷”スペインの朝焼けを眺めています。

綺麗だ・・・
スペインの空は、私の心を映す鏡のようです。


え?
何故スペインにいるのか、ですか??

実は、スペインでとても大切な仕事があるのです。
それをご理解いただくために、まずはこちらをご覧いただきましょう。
みなさんは、スペイン製の本格クラシックギター、RAIMUNDO(レイモンド)をご存知ですか??

全てがオススメのRAIMUNDOギターですが、その中でもこちらは特に一押しの一本、
「マスタークラフトシリーズ 180S」です!!

トップ材に、厳選された極上スプルース材を使用していることはもちろん、
ボディー材として最高とされる希少材ブラジリアンローズウッドを採用。

更にレイモンドのこだわりである「スペシャル・コンサートブレーシング」を採用し、
最高の素材に伝統の技術を注いだという、ルシアー駒木もよだれの出るモデルです。

スペインの職人軍団「RAIMUNDO GUITARS」が製作するこの素晴らしいギターたちを日本にいるみなさんの手元にお届けするために、
島村楽器では私のような技術者が、定期的に製作現場に足を運んでいるのです。
その現場では、日本に送り出すための楽器1本1本の検品を行うことにはじまり、
ときにはスペインの技術者と技術交流を深めるなどして、互いの『匠』を磨き合っているのです。

という事で、長い前置きになりましたが、
今回の記事はスペインからお届けしています!!



早速みなさんに、「RAIMUNDO GUITARS」をお見せしましょう。

ここでは木材を乾燥させています。

荒加工した木材をこのように通気が良い状態に積み上げ長い年月をかけて乾燥させています。


スペインは「ギター」という楽器が生まれた国。
現在では、世界の多くのギター製作現場で機械化が進んでいますすが、
ここ「RAIMUNDO GUITARS」ではではいまだ伝統の工法が伝えられています。

こちらの職人さんはお若い方ですが、完全な手作業で見事な仕事を行なっています。


まさに「職人技」。
サウンドの肝「ブレーシング」の位置決めをしています。


こちらは出来上がってきた楽器たちです。
まさに芸術品。


こちらのギターは、スペイン製クラシックの独特の生音をそのままに、アンプで鳴らすことを可能にした
「エレクトリック ガット シリーズ」ですね。


いかがですか?
RAIMUNDOは「弾けばスペインの風が吹く」ギター!!

是非お近くの島村楽器でスペインの風を浴びてください。

なお、島村楽器では、RAIMUNDOギターはもちろん、その他アコースティックギターエレキギターエレキベースの点検・修理に窓口対応できるブースを備えた店舗が御座います。
私の活動拠点であるリペア工房とも常に連携を取っております。
次回はそんな島村楽器自慢の「店舗常駐リペアスタッフ」を紹介するつもりです。
お楽しみに!!

それでは、今回は後姿もスペインから(笑)。ルシアー駒木でした!

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