島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

新製品ZOOM/ズームの「Q3HD」を見せていただきました!

こんにちは。バイヤーのタナカです。

だんだんと肌寒くなってきましたね〜。
気温もようやく下がり秋らしくなってきたなあという印象です。

以前このはてなダイアリーで紹介しました各メーカーの秋の新製品も続々と発売になりました。
早速店頭にてお試しいただいたお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?

ようやく秋の新製品ラッシュが一息ついたと思いきや、はやくも冬の新製品の情報の足音が・・・。

今回ご紹介する冬の2010年冬の新製品はこちら!

ZOOM Q3HD

2009年10月に発売された前機種「Q3」は、ハンディレコーダー史上初の音だけではなく動画も撮影可能な機種ということで非常に話題になりました。
そして2010年冬、「Q3」がさらなるパワーアップを遂げ、その上位機種「Q3HD」が発売になります。

発売前ではありますが特別に「Q3HD」の実機を見せていただきましたので、実際に触ってみたタナカの個人的な感想とともに「Q3HD」のパワーアップした機能をレビューします。

「Q3」と「Q3HD」を並べてみました!


左が「Q3」、右が「Q3HD」になります。
「Q3HD」はカラーリングがシルバーになりました。
なんだか高級感が漂う外観です。

よく見ると前機種では本体裏に搭載されていた内蔵スピーカーがフロントパネルに移動していますね。フロントに移動したことで再生時に音がよりはっきり聞こえるようになりました。

またカーソルキーのデザインも変化しております。
「Q3」はキーを押した時、「カチカチ」と音が鳴りスイッチを押すような感覚でしたが、「Q3HD」は音が一切鳴らずゆっくりしずむような感覚です。
ズームの中の人に理由を聞いてみるとこれはボタン操作時のスイッチ音が、録音されないようにするためだそうです。細かなところまで配慮されていますね〜。

横から見てみましょう!


縦・横の長さに大きな変化はないのですが、厚みが32mmから23mmに薄くなっておりコンパクトになっております。重量も130gから105gへ軽量化。
持ち運びをするのであれば、少しでも薄くて軽い方が良いですよね!

おっ!サイドパネルに気になる端子が搭載されていますね!

画像の下部分にある端子は「HDMI端子」。
地デジ化するにあたり、テレビを買い換えたという方には馴染み深い端子ではないでしょうか?

HDMIとは「High-Definition Multimedia Interface」の略。
デジタルビデオカメラやHDD-DVDレコーダーで録ったハイビジョン映像のクオリティを損ねることなく楽しむために不可欠なインターフェイスです。最近のデジタル家電、AV機器にはほぼ搭載されていますね。

Q3HDにHDMI端子が搭載されたことにより、クオリティそのままに撮影した動画をテレビで楽しむことができるようになりました。

それでは電源ON!


メニュー画面のデザインも一新されております。アイコン付きでよりわかりやすくなりました。
某携帯電話を彷彿とさせるようなデザインですが、タッチパネルではないのであしからず・・・。

それでは撮影してみましょう!

「Q3HD」は、その名の通り1920x1080のフルHD画質で撮影可能!
どれだけ画質が良くなったのかわかりやすくするために「Q3」と比較してみました。

それではこちらをご覧下さい!

島村楽器本社の前の道路を撮影してみました。
どうでしょうか?
一目で画質が良くなったのがわかりますよね。

まとめ

注目すべき点は、やはり画質。
さすがフルHD画質です。

もちろん前機種と同じように撮影した動画はYouTubeへアップロード可能。

画質が向上したことでよりこだわりの作品を作ることができるようになりました。

(10月20日 販売価格の修正を行いました。)
市場予測価格は26,000円(税込)前後。
発売は11月下旬を予定しております。

「Q3HD」は全国の島村楽器で予約受付中!
島村楽器は、みなさんのご来店を心よりお待ちしております。

それではまた次回!

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