島村楽器公式ブログ

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クラシックギター「レイモンド」開発の旅 - 完結編

こんにちは、商品開発課ブログ担当のゴータローです。
ぽつぽつとお送りさせていただいているこのブログ。
あまり楽器の話が無いような気もしますが…
なにはともあれ、スペイン完結篇です。

前回までの記事はこちら


レイモンドって?

考えてみたら、レイモンド というギターについて
ほとんど何も触れていないことに気づきました。
で、少しばかりご紹介を。

1968年にスタートしたレイモンド社。
スペインはバレンシアでの出来事です。
このブランドの大きな特徴の一つとして
“スペインの伝統的なギターづくり”と“革新的なアイディアに基づく技術”
の融合があります。
例えば、こんなブレーシングパターン。

レイモンド・スペシャル・コンサート・ブレーシング
と名付けられています(長い!)
伝統的なパターンとは大きく異なりますが
非常に豊かで遠達性に優れた良い音色を生み出します。

ギターという楽器が今日のように メジャーな存在になるうえで
アンドレア・セゴビア氏の影響が非常に大きいものだったそうです。
反面、彼の成し得た物の大きさが
新しい次元への躍進を妨げているのかもしれません。
そういった中、レイモンドのギターは
伝統に根ざした物の本質的な良さ と
新しく良い物を生み出すことの大切さ が
非常にバランス良く融合して作られた楽器だと思っています。
よろしければ、島村楽器のWEBサイト、レイモンドコーナーも
併せてお楽しみください!!

パタタス

さてさて。
そんなこんなで最終回を迎えたスペイン篇。
最後に、スペインで食べたご飯を紹介しようかと。
スペインと言えば パエリヤ。
もちろん ゴータロー と ひでおさん も食べました。
おいしいです。
町中のレストランがサイゼリヤってな感じです。
でも、今回のスペインでカンドーしたのがこれ。


じゃじゃん。

いもです。
何の変哲もなさそうなのですが・・・
コレがおいしい!!
「これ、スペイン語でなんて言うの??」
って聞きましたら。
「パタタス」
ですって。

いも → ポテト → パタタス。

ぱたたす!!
なんかかわいらしい響きで、気に入っちゃいました。
思わずカメラを取り出して一枚パチリ。
みなさん、スペインいったらパタタスですよ!!


ってなところで、3回に分けてお送りした
スペイン篇も無事終了。
ところでこの記事、本当に商品開発課の記事なんでしょうか?
関係各方面から疑問が沸いている今日この頃。

で。
次回は行きますよぉ~
新製品のご紹介です。
ふ、ふ、ふ・・・
ゴータローだってね。
やればできるんですよぉ!!(謎

ってなところで今日はこの辺で。
じゃ、また!

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