島村楽器公式ブログ

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世界最速レビュー!学研の新刊 大人の科学「ミニエレキギター」を組み立ててみました。

こんにちは。Webサイト担当のトグチです。
これまで「テルミンmini」や「レコード盤録再蓄音機」など、音楽好きの大人心を十二分にくすぐるふろく付きムック本を発売してきた学研「大人の科学マガジン」。12月17日に発売される新刊のふろくはなんと「ミニエレキギター」です。発売にさきがけて、学研さんより新刊を入手し、トグチの右腕であるオザワに組み立ててもらいました!

ここから先は、オザワに書いてもらいましょう。
それではどうぞ!!

はじめまして、オザワです!

学研さんが「大人の科学マガジン ミニエレキギター」の発売に合わせ、サンプルを送ってくださいました。さっそく組み立て、その様子をレビューしたいと思います!
学研(id:otonanokagaku)さん、ご協力いただきありがとうございます!

組み立ててみよう


オザワは、ギターを弾いたことはあっても、作ったり、組み立てた経験なんてありません。。。
一体、どのような作業が待っているんでしょうか。

部品はこんな感じ

すべてのパーツを広げてみました。(下の段にあるセロハンテープ、ドライバー、電池、輪ゴムはこちらで用意したものです。)

…すごい。
ピックアップのパーツとなるコイルや、ブリッジ、ジャックなど、「ミニ」と言えども、細かいパーツまでしっかりと再現されています!
パーツのほとんどがプラスチック製であることから、ものすごく軽いギターになるのではと思いましたが、ネック(指で押さえて音程を決める棹の部分)を持ってみると、中におもりが入っているようで、予想を裏切るずっしりとした重量感があり、たとえるならば缶コーヒーと同じくらいの重さがありました。
さらに驚いたことに、学研マークのピック(弦をはじく道具)までついています!

組み立てに使う道具

ミニエレキを組み立てるには以下のようなものが必要です。

  • ドライバー(JIS企画のNo.1のドライバー)
  • はさみ
  • 輪ゴム2,3本
  • セロハンテープ
  • 単三のアルカリまたはマンガン電池2本
  • 心意気

注意点としては、電池の規格は指定を守ることです。充電池だと電圧が低くて動作しないことがあるのと、オキシライド電池は逆に電圧が高くて回路が壊れてしまう可能性があるそうです。

いよいよ組み立て

チューニング(調律)ユニットを組み立てる

一般的なギターの場合、音合わせのチューニングはギターのヘッドに取り付けられたペグと呼ばれるものを回して行ないますが、このミニエレキギターはヘッド側ではなく、ボディー側でチューニングする構造になっています。
まずはボディーに、弦を通すチューニングシャフトと、チューニングするためのペグを取り付けます。

ネックを取り付ける

次にネックとボディをつなぎ合わせます。

説明書には「ボディーから(ネジ止めの)ナットが少し出っ張りますが、問題ありません」と書いてありますが…本当に出っ張っています(笑)

弦を取り付ける

まずは弦止めシャフトに弦を順番に通し、ネックとボディーの接合部分辺りに引っ掛けます。


次にチューニングユニットの穴にそれぞれの弦を通し、ネックの先端にある溝に弦を通してネックの裏へ。


弦をネックの裏側に取り付けたネジで固定したら、ブリッジを取り付けます。


ネックの裏側に取り付けたネジで弦を固定する場合は、ネジを緩く締めてしまうと、弦がたわんでしまい上手くチューニングできなかったので、しっかり締めた方がよいと思います。
また、まとまっている弦をほどく際に、弦がかなり絡まっている場合があります。無理やり引っ張ってほどこうとすると弦が折れてしまうので注意しましょう。

スピーカー、ジャック(ラインアウト端子)を組み立てる

ミニエレキギターに内蔵される、スピーカー、ジャック部分を組み立てていきます。
まずは、基盤に音量を調整するためのボリュームダイヤルを取り付けます。


次にスピーカーを取り付け、さらにジャックと呼ばれるラインアウト端子を取り付けます。

最後に、先ほどボリュームダイヤルを取り付けた電源の基板を、ボディーカバーに取り付けます。

コードが邪魔をしてボディーカバーに取り付けられない場合があるので、ドライバーの先などを使って、開いたスペースに収納すると、すっきり取り付けられます。
今回の組み立てでは、このコードを収納する作業が一番の難関でした。

ピックアップ(弦の振動を音に変える部品)を組み立てる

ピックアップも自作できるんです!ギターを持っている人でもピックアップがどのような構造になっているのかまで知っている人、またはその中身を見たことがあるという人はそれほど多くはありません。自分で組み立ててみるとすごく分かりやすいですね。
まずは、ピックアップの上板と下板を合体、ピックアップ下板の穴にコイル線を通し、セロハンテープで固定します。
固定したら、コイル線を巻きつけていきます。


コイル線をまとめ、コイル線にリード線を取り付けます。
ここまでの作業で以下の様になります。このピックアップ、裏から見るとドラゴンクエストに出てくる、モンスターの顔の様にも見えますね・・・。


最後に、巻きつけたコイル線を輪ゴムとセロハンテープで補強し、ピックアップの中に磁石を入れシールを貼ります。


ピックアップをボディーに取り付けたら、この作業は完成です。だんだんエレキギターらしくなってきましたね。

各パーツを組み立てる

ボディーにリード線とアース線を接続します。


次に、ネックカバーを取り付けます。ボディー側の2本のネジはストラップリングを取り付けるためのものなので、この段階では取り付けないようにします。


スピーカー、ボリュームダイヤル、基板などが収納されているボディーカバーをボディに装着します。


ストラップリングを取り付けます。

完成!

完成です!こんなに真剣に何かを組み立てたのは、昔作ったガンプラ(ザク2)以来でした・・・。
それほど組み立て作業に慣れていない私でも、特に大きな問題も無く製作することができました。オザワの場合、全作業時間は約2時間でした。

MG 1/100 MS-06J ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)

MG 1/100 MS-06J ザクII Ver.2.0 (機動戦士ガンダム)


完成後のスピーカー部分はこんな感じです。はたしてどんな音が出るのでしょうか・・・。


ジャックは本物のギターと同様、シールドをさして、アンプやチューナーにつなぐことができます。

本物のギターと比較

ミニエレキの大きさが分からない方のために、本物のギターと比較してみました。
大体3分の1くらいの大きさでしょうか。

ちなみに、今回比較に使用したギターは、島村楽器オリジナルの「CoolZ」というギターです。イージーカラーオーダーシステムという特別オーダーを使って、好みのボディカラーとピックガードを選んで作ってもらったギターなんですよ!
先日、このCoolZをプレゼントしてしまおう!というキャンペーンが行われました。その様子はこちら。

最後にカスタマイズ!


オリジナリティを出すために、オザワは、はてなブックマークのシールを貼ってカスタマイズしてみました(笑)みなさんからのブックマークをお待ちしております!
・・・というのは冗談で、自分のお気に入りのステッカーを貼ったり、スプレーで色を塗ったりしても面白いんじゃないかと思います。
クリスマスやお正月に、友達や恋人、お子様と一緒に自分たちだけのミニエレキギターを作ってみてはいかがでしょうか?

次回予告

完成したは良いものの、音出しはまだなので、音を出したくてうずうずしています・・・。
次回は、チューニングしたり、実際に音を出してみたいと思いますので、お楽しみに!

大人の科学マガジン Vol.26(ミニエレキギター) (Gakken Mook)

大人の科学マガジン Vol.26(ミニエレキギター) (Gakken Mook)


大人の科学マガジンvol.26 ミニエレキギター」は12月17日より、3,675円(税込)で発売されます

島村楽器でも12月17日より発売予定です。

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