島村楽器公式ブログ

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2009楽器フェア新製品フォトレポート(ヤマハ編)

こんにちは。デジタル担当のノグチです。
2年に一度の楽器業界イベント「楽器フェア」が、2009年11月5日(木)から8日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催されました。
毎回「○○社から××という新製品が出るらしい」という噂が飛び交うことでも有名な国内最大の楽器イベント。デジタル担当である私にとっても絶対に見逃すことができないイベントであります。
そのようなことから今回は、同フェアで発表になったデジタル楽器関連の製品にクローズアップしつつ、フォトレポートをお送りしていきたいと思います。


初日10:00の開場とともに入場しました。入場口ではオープニング演奏が行なわれ、入場者のワクワク感を引き立ててくれました。



そしてまずはヤマハブースへ行ってみましょう。

ヤマハ テノリオン TNR-O


ヤマハWebショップのみで購入可能な、音声とLEDライトを組み合わせた新コンセプトの電子楽器「TENORI-ON(テノリオン)」(モデル名:TNR-W)を多数、展示されていました。



しばらくすると、プレス発表を終えたばかりのスタンダードタイプの「TENORI-ON(テノリオン)」(モデル名:TNR-O)も追加展示されました。先行発売モデルの「TNR-W」とは異なるホワイトボディ。「TNR-W」では両面に配置されていたLEDも、この「TNR-O」では演奏面のみに配置する仕様へと変更されました。より手軽に、そしてリーズナブルに「TENORI-ON(テノリオン)」を楽しむことができるようになりました。



先行発売モデルとの差別化からか、「TNR-W」で採用されている白色LEDは、「TNR-O」ではオレンジ色に変更。カジュアルな印象を持ちつつ、デザイン性を高めています。



展示ブース前ではデモンストレーターによる「TENORI-ON(テノリオン)」の演奏が披露され、多数のギャラリーが集まりました。注目度の高さからか、熱心に説明に聞き入る入場者の姿も印象的でした。先行発売モデルの「TNR-W」は、これまでヤマハWebショップのみでの販売でしたが、この「TNR-O」の登場により、どちらも12月1日から楽器店を中心に全国で発売されることとなります。島村楽器での「TNR-O」の店頭価格は69,800円(税込)を予定しています。
また、バイヤー担当のミツイがズームのQ3を使って、この「TNR-O」を撮影してみましたのでご覧ください。

www.youtube.com

ヤマハ DTX-MULTI12


そして、次の新製品はエレクトロニックパーカッションパッド 「DTX-MULTI 12」です。
これまでヤマハ電子ドラムDTXシリーズの技術を応用し、さまざまな演奏方法に対応する12個のパッド(打面)と高品位音源を内蔵し、プロフェッショナルユースにも対応した電子パーカッション/ドラムパッドです。



別売のパッドを接続できるトリガー接続端子5つとフットスイッチ、ハイハットコントローラー接続端子を各1つ装備しています。



ハイハットコントローラーとキックパッドを接続してコンパクトドラムセットとして使用できるほか、フットスイッチを踏んでドラムキットやフレーズパターンを切り替えたり、フットコントローラーで音量やエフェクト値をリアルタイムにコントロールしたり、ドラムトリガーを接続してアコースティックドラムの演奏をトリガー信号に変換して演奏したりと、ニーズに応じた使い方が可能です。



色々な組み合わせが楽しめるのも、アコースティックドラムと電子ドラムの両方を、開発しているヤマハならではの製品だと思います。
こちらは2009年11月25日(水)より発売。島村楽器の店頭価格は74,800円(税込)を予定しています。
こちらも、バイヤー担当のミツイがズームのQ3を使って、この 「DTX-MULTI 12」を撮影してみましたので、ご覧ください。

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今回、ヤマハから発表になったデジタル楽器では、この2機種がこの年末年始商戦に花を添える新製品になりそうです。
店頭に並ぶ日が待ち遠しいですね。みなさん、お楽しみに!!

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