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徹底比較! ギター用ストラップロックまとめ

こんにちは。つけ麺は「あつもり」派、長野K'sスクエア店 スタッフのニシナガです。
ここのところ、本当に寒くなってきましたね。そろそろ冬用の服装に衣替えしていかないといけないですね!
普段はエレキベースを弾いている私ですが、寒さが厳しくなると振動が持病の腰痛に響きます…とほほ…

私だけでなく、腰痛持ちのベーシストってけっこう多いと思いますよ!!
そんな方々向けのストラップも実は売っているのですが、今回はストラップが外れてしまわない様にする商品を比較しながら紹介したいと思います。

ストラップロックは主に2種類に分類されます

さて、ストラップロックと一言でいいましたが、大きく分けると2種類に分類されます。

  • 元々付いているエンドピンに取り付けるプラスチック製のタイプ
  • エンドピンごと交換するロックピンタイプ

プラスチック製ストラップロック

プラスチック製はこの様なタイプです。


こちらがJim Dunlop社から発売されているストラップロックです。販売価格は315円(1個)です。

便利な点としては

  • 元々ついているエンドピンの上からかぶせるタイプのため、取り付けが簡単
  • プラスティック製のため、安価である

と言ったところでしょうか。

安くて簡単!と良い点もありますが、プラスティック製ということもあり、激しいステージングでは割れてしまう可能性もありますので、ご注意を!

ロックピンタイプ

もう一つのストラップロックはいわゆる「ロックピン」と呼ばれるタイプです。
今現在島村楽器で取り扱っているロックピンタイプの商品を写真で掲載してみました。


左から

  • Jim Dunlop社製ロックピン(価格¥2,625〜¥3,150)
  • Schaller社製ロックピン(価格¥2,625〜¥3,885)
  • HENNESSEY社製ロックピン(価格¥1,800〜1,900)となっております。

どれもクリアパッケージでがっちりと包装されているので、この状態ではどれを選んだらよいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、その取り付け方などから各社のロックピンを比較してみることにします。
ご購入される際の参考にしてみてください!

Jim Dunlop編

まず最初に紹介するのはJim Dunlop社製ロックピンです。

この様なパーツ構成になっています。
ストラップへの取り付けは写真右側から3つのパーツを使って取り付けます。



実際に取り付けるとは写真のようなイメージになります。
ギターのエンドピンからの取り外しはロックピン上部にあるボタンを押しながら行います。
ストラップへの取付がネジ式ではないため、初めて取り付けるときには戸惑う方もいるかもしれませんが、慣れれば簡単です!
ただ。ストラップ取り付け部は少し広めにできていますので、厚手のストラップを取り付ける場合などは注意が必要です。
ストラップ側のパーツがあまり飛び出ていないのも好印象ですね!スタイリッシュです!

ブランド 型番 販売価格 コメント
Jim Dunlop SLS1031N ¥2,625 ストラップロック(ニッケル)
Jim Dunlop SLS1034G ¥3,150 ストラップロック(ゴールド)
Jim Dunlop SLS1033BK ¥3,150 ストラップロック(ブラック

Schaller(シャーラー)編

続きましては、私も大学時代に使用しておりました、Schaller社製ロックピンです。


こちらのロックピンもエンドピン部とストラップロック部に分かれています。
ストラップロック部を分解してみました。



先ほどのJim Dunlop社製の物とは違い、こちらはストラップをネジで挟みこむ様にして固定します。
取り付け方法のイラストがわかりやすいので、そちらを掲載致します。



こちらのイラストを参考にストラップを取り付けてみましょう!



おやっ!?今回用意したストラップでは穴が小さいみたいですね…
実は私が学生だったころにも同じような経験をした覚えがあります。
その時はストラップの穴を切って少し広げて取り付けました。


そんなこんなで取り付けるとこのようになります。

ギターのエンドピンからの取り外しはロックピン上部のボタンを引っ張りながら行います。
Jim Danlop社製の物とは外し方が異なります。
Schaller社製のポイントは、なんといっても取り外しの簡単さ!
引っ張りながら外すのが私には好印象でした。

ブランド 型番 販売価格 コメント
Schaller 446 ¥2,625 ストラップロック(クローム)
Schaller 447 ¥3,885 ストラップロック(ゴールド)
Schaller 1446 ¥3,360 ストラップロック(ブラック

HENNESSEY(ヘネシー)編

最後に紹介するのは今年、島村楽器が新規に取扱を開始したHENNESSEYです。
パーツは以下のような構成になっております。

他のロックピンと比べるとシンプルなパーツ構成になっていますね。
取り付けも非常にシンプルです。



全部で3ステップで取り付けが完了!!

では、実際にストラップを取り付けてみましょう。

このように、ストラップの穴に通して…

そこに上から取り付けネジを装着します。
今回はスムーズに穴が通りますね!
なんででしょう?

ストラップ取り付け部の広さがメーカーによって違うんですね!!
実際に写真で比較してみましょう!

こちらが各メーカーストラップ取り付け穴を並べた写真です。
左から

  • Jim Dunlop
  • Schaller
  • HENNESSEYの順番に並んでいます。

これだけだと分かりづらいかもしれませんね。
わかりやすくしてみます!!



これだとわかりやすいですね。

見た通り、HENNESSEYのストラップロックは他のメーカーと比べて取り付け部が細くなっているんです。
これはかなり取付が簡単ですよ!!
この取付の簡単さはかなりの高ポイントですよね!
ギターのエンドピンからの取り外しは、ロックピンを引っ張りながら行います。

私の学生時代にこのロックピンがあったら絶対コレにしてましたよ〜
簡単取り付け・簡単取り外し
これがポイントですね!

ちなみにこのHENNESSEY製ストラップロック、バリエーションも豊富なんです。

  • 材質はブラス製と軽量なアルミ製の2種類
  • カラーはブラス製が3色。アルミ製が6色

通常カラーはシルバー・ゴールド・ブラックの3色ですが、アルミ製には以下の3色もラインナップされています。

カラフルなストラップピンは女の子にもオススメですね。
ギターのカラーに合わせて選んでも良いかも…

比較を終えて

いかがでしたか?一言にストラップロックといっても、実際には様々な種類のストラップロックが発売されています。
どのストラップロックを選ぶにせよ、今回の内容を知っているだけで自分に合ったタイプを選べると思いますよ!!

もし、店頭で迷ってしまった際には、是非店頭のスタッフにご相談下さい!!みなさんのお力になりますよ!!
次回もみなさんの役に立つような記事を掲載しますね!

ニシナガでした。

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