島村楽器公式ブログ

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南国生まれの不思議な楽器!! スティールパンの紹介

こんにちは。音楽企画課のロクタンダです。

早いもので8月ももう終わりですが、皆さんはこの夏をどう過ごされましたか。
8月の終わりといえば「24時間テレビ」。毎年恒例のこの番組を、例年ご家族で見ている方も多いのではないでしょうか。
さて、今年の24時間テレビでは、ちょっと興味深いコーナーが企画されています。なんと「スティールパン」の特集があるそうです。
皆さんはスティールパンという楽器はご存知でしょうか。

せっかくの機会なので、ここでスティールパンについて、説明をしてみたいと思います!

スティールパンとは

「20世紀最後のアコースティック楽器」としてひそかに注目を集めている“スティールパン(スチールドラム)”。
スティールパンは、ドラム缶からできている音階のある打楽器で、カリブ海に浮かぶ「トリニダード&トバゴ共和国」で、20世紀半ばに生まれました。

音階といってもピアノのようにドレミが順番にあるのではなく、バラバラに並んでいるのが特徴で、そのおかげで倍音がキレイに響き、ドラム缶とは思えないとてもクリアで透き通った音がします。
その音色は、「世界で一番、人の心を癒す音」とも言われているほどです。

スティールパンの音階図


丸が小さくなるほど高い音が出ます(手書きですいません)。

最近ではCMなどでも多く使用されているので、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
スティールパンの本場、トリニダード&トバゴでは、100人編成のスティールパン・バンドが多くあり、毎年「パノラマ」といわれる迫力満点のコンテストも開催されています。

思わず踊りだしたくなるような軽快な曲から、しっとりとした曲まで幅広く演奏でき、聴いている人、演奏している人みんなが笑顔になれる不思議な楽器。それがスティールパンなのです。

ミュージックサロン池袋で、スティールパンコース新規開講します!!

そんな南国生まれのスティールパンを、日本でも、もっとたくさんの方に知っていただきたい!触れていただきたい!という想いから、島村楽器では9月よりミュージックサロン池袋にてスティールパンコースを新規開講いたします。
どなたでもキレイな音を出すことができるので、初めての方でも安心です。

スティールパンミニコンサートも開催します!!

そして、「スティールパンってどんな音?」という方のために、9月13日(日)16時30分よりミュージックサロン池袋フロアにて、講師によるスティールパン・ミニコンサートを開催致します。演奏終了後には即日体験レッスンもございます!なお、当プログラムは他のイベント終了後の開演になりますので、開演時間が若干前後する可能性があることをご了承ください。

ミュージックサロン池袋のご案内

音楽を楽しみたい!という方にはぴったりのスティールパンを一緒に楽しみましょう!!

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