島村楽器公式ブログ

全国展開している総合楽器店のスタッフが、音楽や楽器の楽しさや、楽器店にまつわるお話をお伝えします。

第1回チェロフェスタ開催!展示チェロ詳細レポート イタリア編 其の1

皆さんこんにちは!島村楽器グランフロント大阪店店長、楽器アドバイザーの古西です。
今回皆様にお届けしたいのはこちら!!「第1回チェロフェスタ2017inグランフロント大阪」を開催致します!期間は2月10日(金)から12日(日)まで。西日本では最大級のチェロ展示会です!
f:id:shimamura-music:20170121113739j:plain

チェロ総数50本、弓総数30本、西日本最大級の品揃え、入門モデルからヨーロッパで直接買い付けてきた選りすぐりのチェロまで幅広いランナップとなります。

国内仕入れから欧州直輸入まで、今回のフェスタでご紹介する楽器たちは、島村楽器バイオリンマイスター茂木顕や、当店店長古西をはじめとする楽器買付チームが厳選。欧州の製作家、ディーラーから直接買い付けた選りすぐりの逸品たちも多数ご紹介いたします。防音室でじっくりとお試しいただけます。

チェロフェスタ展示チェロ Maria Schudtz - Italy Cremonaのご紹介

f:id:shimamura-music:20170121114752j:plain
f:id:shimamura-music:20170121115008j:plain
まず最初にご紹介するのは、2016年の秋にイタリアに買い付けに行った際にマリアシュッツのチェロを手に入れることができましたのでご紹介いたします。
訪れたのはアンドレアシュッツの工房です。お目当てはチェロとワークショップバイオリンです。
訪れた際にガッダのチェロが置いてあり一同興味津々でしたが少しお高めであり泣く泣く断念し、他のチェロを物色しているとあるではありませんか!素晴らしいチェロが!私はまずいろんなチェロを弾く中で目を引いたのが、マリアシュッツのチェロです。
f:id:shimamura-music:20170121115443j:plain
f:id:shimamura-music:20170121115607j:plain
マエストロで兄のアンドレアシュッツに検品もしてもらい、いざ試奏です。
f:id:shimamura-music:20170121121315j:plain
f:id:shimamura-music:20170121121757j:plain
(私コントラバス専門の為弓の持ち方はご了承ください・・・。)
このチェロはバイオリンと同様にmade in Italyとしては数年弾き込まれたかのような丸みのある音色であり、落ち着いた品のある音質とパワフルな音量感を兼ね備えた逸品です。イタリアでお探しの方是非一度お試しいただきたいチェロです。価格は¥216,000(税込み)となります。
f:id:shimamura-music:20170121122021j:plain
f:id:shimamura-music:20170121122441j:plain
f:id:shimamura-music:20170121122541j:plain
兄であるアンドレア・シュッツから学び、伝統的な技法を十分に習得した上で、兄とは違った魅力を持つバイオリンを製作し続けるマリア。彼女の作品は、彼女ならではの音が出来あがっています。兄アンドレアが使う特別な材料を使用。クラスを超えた鳴りと、独特の柔らかくもパワフルな音色が魅力です。
グランフロント大阪チェロフェスタの詳細はこちらです。
第2回チェロフェア2018開催! INグランフロント大阪店 2018年2月10日(土)~18日(日) - グランフロント大阪店(梅田駅 最寄) 店舗情報-島村楽器

南船橋店店でもチェロフェスタ開催!2月3日~5日の3日間です!
次回はディエゴプラザのご紹介です!

世界で1台のみ!朱い龍を纏ったBadCatブラックキャット楽器フェアモデル

みなさんこんにちは、島村楽器アーティスト・オリジナルブランド担当のキタです!

早速こちらの画像をご覧ください!
https://info.shimamura.co.jp/showroom/blog/img/uploads/2016/11/33546cbeaa4773fb42f7a4df247c4511.jpg

凄いインパクトがありますよね〜


実はこちら、昨年の楽器フェア2016で披露されたBadCatのブラックキャット楽器フェアモデルなんです。
BadCatの代表モデルであるブラックキャット30Rをベースにしながら、島村楽器が楽器フェアのために企画した、世界で1台しか存在しないカスタム仕様のギターアンプです。
今回は、このアンプについて詳しくご紹介します。

外装について

https://info.shimamura.co.jp/showroom/blog/img/uploads/2016/11/3368d714194f89848c735e7f18bd0c06.jpg

通常、ブラックキャットには黒いトーレックスが外装として使われていますが、島村楽器ではこのアンプのために京都の西陣織メーカーより朱い龍をあしらった生地を調達。
米国カリフォルニア州のBadCat工房へ送り、特例としてこの生地をアンプの外装素材に採用してもらいました。

グリル

https://info.shimamura.co.jp/showroom/blog/img/uploads/2016/11/b545e479e26a2766a519575e109097ea.jpg

外装に合わせて、グリルは通常仕様のダークゴールドよりも明るいライトゴールドを選択。また、コントロールノブも通常仕様のブラックではなく、クリームカラーの物を使用しています。

天面・背面

https://info.shimamura.co.jp/showroom/blog/img/uploads/2016/11/7edca2b100fbda4dfce5c6108f64a684.jpg

天面のハンドルも、通常のブラックレザーからオレンジレザーへ変更。

https://info.shimamura.co.jp/showroom/blog/img/uploads/2016/11/06ff4c8f8594d1df104c2cf40f484517.jpg

もちろん、背面まで全て同じ素材で巻かれています。


https://info.shimamura.co.jp/showroom/blog/img/uploads/2016/11/8fb944ca770ba3a3a99871873c88adb1.jpg

スペック上はセレッション製のBadCat特注スピーカーはじめ、ポイントトゥポイントワイヤリング、クラスA回路など、レギュラーラインナップのブラックキャットと同じパーツ・テクノロジーを採用。
プリアンプチューブ「12AX7」を使うCh1では甘く上質なミッドレンジを再現し、「EF86」を経由するCh2では透明感のあるクリーンサウンドからスムーズで音抜けの良いオーバードライブまで、極上のサウンドを創り出します。

通常仕様のブラックキャット・スペックはこちら

世界で1台のアンプ。気になった方は是非ご相談ください!

さらに、この楽器フェアモデルに限り、運搬に便利なハードケース(通常別売・税抜44,800円)も付属。
ご試奏をご希望の際は、お近くの島村楽器店舗へお問い合わせ下さい。

BadCat ブラックキャット楽器フェアモデル

https://info.shimamura.co.jp/showroom/blog/img/uploads/2016/12/11084bb7435042a0300b28c789dcdc97.jpg

販売価格(税込み) ¥538,920

島村楽器公式ブログ BadCat関連記事はこちら




名古屋ギターショールームについて

名古屋ギターショールーム島村楽器の扱うハイエンドギターブランドのショールームとなっております。
もちろん、全商品お試し頂くことができますので各ブランドのテイストを存分にご堪能下さい。
また、各ブランドの「詳細」や「商品について」のご説明をご希望のお客様につきましてはご希望日、ご希望の時間に、専任のスタッフが店舗にてご案内をさせて頂きますのでお気軽にご連絡をください。

神戸三宮店【11月6日ビッグバンド初舞台レポート!@モトマチイーストジャズピクニック2016】

こんにちは。Webサイト担当のトグチです。
全国の島村楽器 各店舗が配信している、店舗情報・イベントブログの記事の中から、おすすめの記事をご紹介するこのコーナー
今回は神戸三宮店の澁谷(シブタニ)さんが、お店で結成したビックバンドの初舞台についてレポートした記事をご紹介します。
神戸三宮店では「大人の部活動」としてビッグバンド「KOBE BIG BAND JAZZ CLUB」を今年の夏結成し、練習に励んでいたそうです。
それでは早速ご覧ください!

こちらの記事は、島村楽器店舗ページで掲載している情報の中から、おすすめの記事をそのまま掲載しています。既に開催し終了しているフェア・イベント、販売が終了している商品情報の場合がございますので、ご注意ください。

続きを読む

第2回Kelly SIMONZ 超絶ギターコンテスト結果発表!

みなさんこんにちは!Webサイト担当のニシナガです。
2016年10月~11月にかけて開催した「第2回Kelly SIMONZ 超絶ギターコンテスト」の結果発表が先日行われました!

今回はコンテストの内容を紹介しながら、受賞者のみなさんのギタープレイもご紹介したいと思います!

第2回「Kelly SIMONZ 超絶ギターコンテスト」って?

f:id:shimamura-music:20170112170427p:plain
ケリー・サイモン氏が音楽コラボアプリ「nana」上に提供する課題曲をもとに、再現度・表現力・テクニックなどを競うコンテストです。

nana」は投稿された楽曲の上に自分の歌や演奏を「コラボ」を楽しめるスマートフォン用アプリで、たくさんのユーザーがいるんです。

第1回は2016年の2月に開催され、ケリーさんの人気楽曲「Future Destination」を課題曲として、参加者のみなさんに腕を競っていただきました。

www.youtube.com

info.shimamura.co.jp

今回の第2回では、このコンテストのために書き下ろされた新曲に挑戦していただきました!

www.youtube.com

第1回と第2回では楽曲の感じがガラっと変わり、第1回に挑戦したギタリストの方の再挑戦も多数見受けられました。

たくさんのご応募ありがとうございました~!

第2回超絶ギターコンテストの受賞者はこちら!

グランプリ

今回グランプリに輝いたのは「kojikoji」さんでした。
kojikojiさんの演奏はこちらから試聴いただけます。

ケリーさんからのコメント

おめでとうございます!!僕がグランプリに選出させて頂いた理由としてこの楽曲(メロディ)をとても大切にしてくれているという部分が、プレイの丁寧さによく現れているという事が、まず何よりの理由になります。勿論皆さん気持ちは同じでしょうが、同じようにプレイするというのは大前提として「自分ではないプレイヤーの癖をつかむ事」が大切であり、実はとても難しい事なのです。kojikojiさんのプレイには僕が意図しているテクニックの細部までを表現しようとする気持ちがとても感じられ、まさに僕がプレイするかのように聴こえます。こは制作した人間にとって何より嬉しい事ですし、非常に難しい事であると思い今回グランプリに選ばせて頂きました。

優秀賞!

優秀賞は2名選出されました。

1人目の優秀賞は「れっくん」さん
れっくんさんの演奏はこちらから試聴いただけます。


ケリーさんからのコメント

正直、今回のグランプリのkojikojiさんと正直悩まされたのがれっくんさんでした。今回の課題曲は「表現力」を重視したものであって、その表現というのはひとそれぞれ合っていいものだと思います。ただしあくまでコンテストの課題曲という基準があるのでその「再現性」というものに拘り、結果的に加点する方法で決定するのが難しかったというのが本音ですが、れっくんさんのトーンは非常に甘く、とても僕好みでした。プレイも非常に説得力があり、滑らかでサックスのイメージも感じる事が出来ます。コンテストという基準がなければ、この演奏は非常にれっくんさんの個性が感じられてとても良かったと思いますので、また次回のコンテストにも挑戦して頂きたいと思います。

2人目の優秀賞は「Jun Takahata」さん
Jun Takahataさんの演奏はこちらから試聴いただけます。


ケリーさんからのコメント

Junさんは実は前回に続き2度目の最終選考進出でした。入賞おめでとうございます。どんな楽曲でも常に上位に食い込んでくるという事はやはりプレイの基本がしっかりしていて安定感があり、聴き手に余裕を感じさせることが出来ています。しかしながら、優秀賞になったのはやはりもう一段上のステージがあるという事です。安定感の上にスリル感を出せるようなメリハリというかアクセントをグランプリの方などにはよりしっかりと感じる事が出来、非常に小さい差かもしれませんがこういうコンテストにはとても重要な差になるという事を今回改めて認識して頂き次回のコンテストでは是非グランプリを目指して頑張って頂きたいと思います。

受賞者のみなさんの演奏を聴いてみると、プレイはもちろん、サウンドメイクもそれぞれ異なっていて同じ楽曲ですが違いがあって面白かったです!

受賞者のみなさんおめでとうございます!!

今回のコンテスト、ケリーさんから見てどうだったの?

今回の応募作品を審査していただいた、ケリーさんからもコメントをいただきました!

ケリーさんからの総評

今回の課題曲は前回よりも多くの人がそれなりに弾けるという事もあり選考基準がどうしてもシビアになってしましましたが、それだけ皆さんのレベルが高いという事、そして個性がよりはっきり出た結果となりました。
個性がある事自体は素晴しい事なのでコンテストでなければ問題ありませんが、あくまでこれは僕の演奏が基準で行われているものなので、やはりそこに拘りをもって頂けた方の演奏を基準とさせていただきました。
結局演奏の技術というより最終的にはそれぞれの好みに委ねられるのが音楽だと僕は思っているので、それぞれに好みはあると思いますが僕自身プレイ面とサウンド面などのトータルバランスを重視しておりますので、また次回の開催があれば是非、よりそういった部分に力を入れて取り組んで頂ければと思います。参加して頂いた皆さまどうも有り難うございました。

ケリーさん、ご応募いただいたみなさん、本当にありがとうございます!

実は今でもチャレンジできる!?

  • えー!そんなコンテストやってたのー?
  • 面白そうだからやってみたい!

という方のためにも、実はまだ超絶ギターコンテストの課題曲にはチャレンジできるんです!
第1回、第2回超絶ギターコンテストのページには、課題曲の音源はもちろん、ギターなし音源や楽曲の譜面(TAB譜)もありますのでぜひチャレンジしてみてくださいね~!

Kelly SIMONZ 超絶ギターコンテスト 特設サイトへ


第2回Kelly SIMONZ 超絶ギターコンテスト 特設サイトへ

今後もみなさんに楽しんでいただけるようなイベントを企画していきますので、開催する際にはぜひご紹介させてくださいね!
ギタリスト以外の方に向けたイベントも開催できるかも!?

それではまたお会いしましょう!
Webサイト担当のニシナガでした~

世界最大級の楽器の祭典「NAMM Show 2017」を今年も現地よりレポートします!

f:id:shimamura-music:20170111122942p:plain
今年もこの季節がやってまいりました!世界最大級の楽器の祭典「NAMM Show 2017」(NAMM 2017)が1月19日〜22日に開催されます!(現地時間)

世界中の楽器ファンが注目するNAMMショー2017。新製品情報を中心に、現地の取材スタッフからのレポートと織り交ぜながらご紹介します!!
あっと驚く新製品速報から製品レビュー、「こんなの見たことない!」という楽器の紹介まで、盛りだくさんでお送りしてきますのでお楽しみに!

NAMM Showとは?

f:id:shimamura-music:20160107173910j:plain
1年のはじまりの月、1月に毎年アメリカ カリフォルニア州 アナハイムで開催されているNAMM Showは、招待を受けた楽器ディーラー、メーカー、アーティスト、プレス関係者など(土日は一般客も含めた全ての人)が入場できるプレミアムなイベントです!
また様々な楽器メーカーNAMM Showで新製品を発表することでも有名で、非常に注目度の高いイベントです。

NAMM2017開催前、開催中に発表された新製品情報&現地速報はこちらをチェック!

NAMM Show 2017で発表になった新製品や気になるアイテムを現地のブース写真を交えてご紹介。

今年のNAMM2017は「ギタセレ」(ギター関連情報)「デジランド」(デジタル楽器関連)「MyDRUMS」(ドラム関連)という3つの専門サイトにて掲載していきます。
※記事で紹介されている商品は国内発売が未確定のものも含まれます。予めご了承下さい。

現地スタッフが更新するTwitterアカウントはこちら




© Shimamura Music All rights reserved.